今回は16名もの参加があり、今までで一番たくさんの机を並べての勉強会となりました。
何に動かされてここへきたか?は、毎月来てるから、新しい発見があるから、次の一歩を踏み出したい、ここに来てほっとした、IPSが自分にいいから、視野を広げたい、あたたかい気持ちになれる、など、それぞれでした。
今日のお題は「境界線と限度を設定すること:責任の共有をどのように維持しますか?」です。(3巻_p.25)
~前略~何が私たちをピアとしているのでしょうか?関係が相互的であり、お互いに学び成長することを目的としていることです。だから「ピアサポートでは、自宅の電話番号は絶対教えません」と言うようなことをいうと、そもそも私たちをピアとしていることと、実際には矛盾していることになります。一方、もし私たちが個人的に限度を設けることが得意ではない場合、やりすぎてしまう誘惑に負けてしまうかもしれません。言葉を変えると、電話番号を決して教えないことは、友達との間ではやらないことだし、いつでも電話番号を教えることもまた、うまくいきません。
- 自分の中のルールは必要だと思ってる。
- どんなことだったとしても、カミングアウトできるかどうかなんじゃないか。
- 2者間ではできることでも、3者以上が関わるとなると難しい。
- お給料を払ってないから勤務時間でない時間には連絡しないようにしている。
- 電話番号を教えてはいけない、という決まりは、この時間に電話をかけられたら困ります、と話をせずに、禁止されているので、と簡単に言うためというのもありそう。
- 自分の中でグルグルして、イライラが高まって相手にそれをぶつけちゃったらと思うとグルグルしちゃいそう。
後半は、4人くらいずつにわかれてロールプレイです。
- 自分はこの話はしたくない、と感じたとしてもそれを相手に伝えるのはこわい、難しいと思った。
- 自分がその人が触れられたくないことを聞いてしまったかもしれない、と思ったら、触れられたくないと思ったらそう伝えてほしいと思った。
- 自分の触れられたくない話をされた時、はいってくる感覚のようなものを感じた、境界線というのはピッとひけるものではなくて、変動しているものだと感じた。
- 自分はこれはいやだと思ってもそれをそのまま伝えるのは怖い気持ちがあった、自分はいい人でいたいんだなと思った。
- お金の貸し借りのロールプレイをして、とてもさわやかな愛のある貸し借りの話だった。お金の貸し借りはだまされるものだ、とこれまで思っていたのとは違う会話があった。
- 批判しない空間で居心地が良かった。
最初はドキドキしましたが、ご参加の皆さんのあたたかい雰囲気で、とても居心地よく話ができ、楽しい会でした。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。また今後もお話できる機会を楽しみにしております。
【次回の勉強会】
日時:2014年5月17日(土)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館 S102
地図:http://bit.ly/hVR5pV
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