4月11日(日)13:00-14:30にIPS東京勉強会がZOOMで開催されました。
日曜午後の開催です。今回もさまざまな地域からのご参加をありがとうございました。この日は20名のご参加がありました。
この日の勉強会も、引き続き7巻で、電話でのピアサポート(ウォームライン)がテーマです。皆さんの電話でのピアサポートの経験についてと、ワークブックの例に対していろいろな感想が出ました。
今日は、「あなたのボタン(反応のスイッチ)を押す電話」です。
皆さんの共有してくださったお考えを順不同で:
- 自分が電話をかけた側で、受けてくれた人を圧倒してしまったとわかったら、申し訳ないことをしてしまったと思いそう。
- 電話を受ける側だったとしたら、電話をかけてきてくれた人が個々を気に入ってくれていると聞いたら、ちゃんとしなきゃと思うだろう。だから、相手の話を聞いて圧倒されてちゃうと言えないかもしれない。でも、自分を抑えてまで、相手のことをなんとかしなくちゃって思ったりする関係性はピアとは言えないかもしれない。
- ピアだからわかってくれるのではという期待は怖い。以前はそう言われて嬉しい気持ちがしていたけれど、今思うとそれについてごめんなさいという気持ちになる。そういうところから正直になりたい。
- 大多数に向けて、いつでも電話してくださいって言うというのは、相手の何かを解決できるかもしれないと無意識に自負してしまっているとしたら怖いことかもしれない。
- ピアサポートは自分には荷が重いと思ってきたが、今度加算がつくことになったし、あなたもやらないか、と言われたりしている。真剣に考える時がきたのかな。
- ピアサポートに、自分の責任感だけで入り込んじゃうのではなくて、豊かな関係性をきめ細かく耕していきたい。土台を固めていきたい。
- この電話のやりとりを聞いて、自分がかけた側で、こう言われたらびっくりするだろうな。ピアサポートの電話だということを、かける側も知っておくというのは大事だろうな。
- 電話を受ける側も、自分のできることとできないことがあることをわかっていて、自分でブレーキをかける対応をしたのはすごいなと思った。
- 相手に自分の気持ちも伝えつつ、ほかの人に電話を変わったりもあるかも。
- この勉強会で、自分の気持ちもすごく大事で、正直出あることも大事で、それを相手に傷つけないように伝えたり、相手の気持ちも受け取ったりできるといいなと思うようになった。
- その方にとって「ピアサポート」という言葉の持つ意味が違うときに、関係性が断たれたような…とか一方的なものに感じてしまうのかもと思う。
- こういう言葉に自分は圧倒されちゃうんだって言われると、悪いことしちゃったって思うこともあるだろうけれど、自分の気持ちを話したいだけで、本当は細部の客観的事実とかが大切なわけではなかったって気付いたりすることもあるかも。ほんとうに話したかったのはもっと違うことだったとかもあるかも。
- 誠意をもって、相談を受けたり。誠意を持って自分の思いを言えば。ピアサポーターって自分も当事者だから、自分も問題を抱えているし、自分の問題を見つける場でもある、と思った。
- 頭をずらすとか、椅子をずらすみたいなのが電話ではできにくい気がしていて、余裕がない。余裕がないと役割をおりられない。自分は発展途上じゃなくて、自分はできてるって思っちゃうところがある。相手との関係を作っていくんだよなーと思った。
- ピアサポートということで、こたえられないといけないのかなと思っていたり、こたえられるのが当然と思って電話かけてくる人が多いのかなと思ってたんだけど、自分の気持ちを伝えることによって、できないこともあるってことがあってもいいんだなということを感じた。こたえられるにこしたことはないけれど、無責任なことは言わなくていい。
- 相談の中で、一緒に困ってくれるだけでいいんですよ、って。言われたことがある。それは大変だね、ってところから。それだけでいい。どちらにとっても助けになるようなやり方で、話すことが大切だ、と書いてあるので、助けてあげるとかじゃなくて、お互いがよりよくなるために。どちらも当事者だということが、良い意味だと思う。何も考えずに、人の話に静かに耳を傾ける時間。
みなさま、いろんなお考え・つぶやきを共有してくださってありがとうございました。
次回:2021年 5月8日(土)17時-
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