2016年10月8日の勉強会のご報告

2016年10月8日(土)14:00~16:00、勉強会がありました。
今回は8名集まりました。

いつもは前回の振り返りをすると、すっかり忘れていても、
あ~そうだったと思い出せることもあるのですが、
こと前回は拡大勉強会2日目の夜ということもあって疲れていたのか、
さっぱり思い出せませんでした。

集中して1日じっくりというのもいいけど、短時間で毎月っていうのも、
それはそれでいいなと改めて思いました。
3日間かけて、あんなにゆっくりほぐした体も、ほぼ元通りカチコチに。
日々色んなことがあって疲れますもんね、と。
時々でも自分の体に目を向ける時間が持てるのはいいなと思いました。

テキストの5巻の続きでは、テキストを読んで思ったことを話ました。
違いがあるのは分かっているはずなのに、価値観の違いに驚いたり腹が立ったり。
テキストに書かれている、2つの真実を同時に確かに知ることが可能です、ということを、「ちゃんとしてよ」「…ちゃんとしてるよ」の言い合いの時のように、お互いの目線がすれ違った時に、“確かに知る”のは難しいな、とか。

楽しかったです。

【次回予定】

日時:2016年11月19日(土)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館S102
参加費無料。初めての方のご参加も大歓迎です。

以下、本日お配りした内容のご紹介です。
***********************
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2016年10月8日(土)14:00-16:00 場所:東京大学医学部3号館S102

1.チェックイン(14:00~14:20)
•    呼んで欲しい名前
•    何に動かされてここに来ましたか?

2.前回9月の振り返り(14:20~14:40)
前回:「衝突」続き 対応と反応の違い(5巻 p.12-13)

3.静かな時間を味わう や 太極拳(14:40~15:00) 
• 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
• 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。
• ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。自分の心の声に耳を傾ける。室内でもどこでも。
• できれば、身体を感じ、身体の声を聴いてみられるような?
~休憩~

4.第6章「衝突」対応と反応の違い (15:10~15:45)(5巻 p.12-13)
コヴィー(1989)は、“自由”として、この対応のことを論じます。言い換えると、自分の世界観に基づいて反応する代わりに、川村さんは、その経験を違った風に解釈することに心を開き、そして、反応するのではなく、対応するためのスペースを作ります。野中さんが彼の娘についての情報を提供したあと(これが手に入れる部分です)、川村さんは、新たな見方が出来るようになりました。でも、彼は、違ったことをする前に、他の可能性に対して心を開く必要があったのです。

別の例をやってみましょう。対話について、世界観について、一緒に何かを作り出すことについてよく考えてみてください。

衝突2
向田さんと鈴木さんは、ルームメイトで、初めから、家のことは二人で分担することに同意していました。一ヶ月ほどして、向田さんは、鈴木さんが料理を作ったあとに汚れたお皿が流しに置きっ放しになっていることに気付きます。しばらくの間、彼女は気にせず、自分の分と一緒に洗い物をしていました。しばらくして、彼の食器が流しにあるだけでなく、カウンターやレンジの上にごみが散らかっていることにも気が付きました。彼女はむっとし始めます。彼女が鈴木さんに約束について言うと、鈴木さんは、「ええ、僕の分はやっているよ・・・」

1.向田さんが「反応」するとしたらどんなことになるかもしれないでしょうか?
2.向田さんは、「対応」するとしたらどんなことになるかもしれないでしょうか?

相手の真実に心底、心を開く時間をとるとき、二つの真実を同時に、確かに“知る”ことが可能です。これは強力な視点です。

5.勉強会の感想(15:45~16:00)
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

【今後の予定】
次回:2016年11月19日(土)15:00-17:00
(12月18日(日)10:00-12:00(そのあと忘年焼き大会?))
*****************