2023年3月4日(土)のIPS勉強会(ZOOM)のご報告

2023年3月4日(土)13:30-15:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。この日は14人の参加者でした。

前回「違いをもたらすもの(クライシスは成長の機会)」の振り返りと、その人がエキスパートであり、関係を築くのはクライシスの時には限らない、などについて、自由に話し合いました。

  • クライシスの時にどんなことがよさそうか:ダメな時、友達とラインする。相手になってくれて癒される。会話することもいいことなんだけど、自分の今の状態をアウトプットするだけで、具合がよくなったり、気持ちが楽になったりする。
  • 相手との関係性の中で、「支援者もつらいんだよということを共有していく」居心地の悪さをテーブルの上に出す、不確定な状況に寛容になる、と前回話したけれど、大変だろうな、痛いだろうなと相手に思わせたことで恐縮してしまう人もいるんだなと思った。昔カウンセリングの技術を習ったときに、カウンセラーが泣いてはだめだ。相談者が泣けなくなるから。って習ったことを思い出した。聴く側の人間がつらいという気持ちをテーブルの上に出してしまうと、話す側がつらくなってしまうことも出てくるのかなぁ。
  • あまり表情豊か(それは大変そうだったね、、、とか)に話を聞いてしまうと、話している人が、聞いている相手に負担をかけてしまっている、と思ってしまうので、聞いているけれど表情はあまり動かさないというような話を聞いたことがある
  • ピアサポートのピアは聴く係ではない。カウンセリングとかはある決まった時間枠で高いお金を払って話をする、というような側面があると思うけれど、ピアサポートは一方的に何かをするというのではないのでは。
  • 精神障害になったときは、大丈夫大丈夫っていう変な扱いを受けてたんだけど、身体の痛みがある今は、「痛いね」って扱われて、身体の痛みはどうだという話しか言われない。相手との接着剤が痛みでしかない。好きなこととか楽しいことでつながれたらいい。
  • 困りごととか病気とか障害でつながってしまうともったいない。医師との話を楽しみにしている友人。具合がよくなっちゃったら医師と話す機会がなくなっちゃうから、、と言っていた。
  • ピアは話を聞く係ではない。という言葉を聞いて、いろんな人の話を聞いてパンクしている今の形は相互的じゃなくて一方的になってるなぁと思った。それと、「ピアサポーターの活用」っていう文言を見て、活用、、、、と思うのと、話を聞く係じゃないよというのが結びついて。便利屋じゃないと思った。どうやったら相互的な関係になれるのか。つらい気持ちや怒りをぶつけられるのって、ドッジボールが顔に当たって鼻血出してるみたいな。このままだと真正面からボールが当たり続けるような状況になっちゃうのでは。
  • ピアサポートの場で、聞いてあげなくちゃ、受け止めてあげなくちゃって思って聞いてた時に、相手の怒りがヒートアップして「殺しちゃうかもしれない」って言ったのを聞いて、こわいと思ったけれど、それくらいつらかったんですね。ということしか言えなかった。でもそのあとでほかの人から、相手に怖いって伝えてよかったんじゃない?と言われた。何か伝えることで新しく生まれてくることもあるかもと思った。ただいるだけも大切だけど、その一方で、こちらの思ったことも伝えてみるとかも大切なんだなと思い出した。
  • 何かの役割を担っていると、自分のことをおろそかにしちゃったり、同僚に弱いことを見せることができなかったり。
  • 相手の気持ちを聞いてみる。こわいと言ってもどういうところが怖いのかは一人一人みんな違う。聞くことが大事かなと思う。
  • 「関係を築く」という言葉が使われている。段階がある感じを受けた
  • 関係を築くのはクライシスの時には限らないということについて。あるピアサポートの会。最初はつらいことを出し合うけど、全然違う楽しい話で盛り上がることもあって、以前は司会をしていて焦って、話を会のテーマに戻そうとしてしまったりしていた。考えてみると、なんでもないときにおかしかった話や楽しかった話をしている人は関係が続いていて、すごくつらいときだけワーッと話にきて、という人は続かない。
  • 病を契機としていたとしても、病気とかクライシスで結びつくことを乗り越えて、つかの間の命をお互いに生きている者同士がふれあっていく。
  • 今日の話を聞いていて、自分は相手のことを、その人自身がエキスパートであり、その人と関係を築くことを楽しみにするという視点が自分にはもっと必要だったんだろうなと感じた。この場を乗り切らないといけないと思ってしまうとその人の困っていることや苦しみに目が向いてしまってなんとかしようと思ってしまう。
  • 具合悪い同士で苦しみを分かち合うのは最初は良いのだけれど、どちらかが良くなっていくと、その関係性が崩れてしまったり、最悪の場合お互いを憎んでしまうことも。
  • ちょっとした話ができるような、曖昧な関係を自然に作れたらいいのかな。お互いに同じ湯につかってあたたかくなるような。
  • 同じ湯につかる、すごくイメージがわいた。あたたかさを一緒に体験して、でもそのお湯はあなたとじゃないと体験できないとかじゃなくて、そのあと一人でも別の人とでも体験しに行ったりもできるとか。
  • ナチュラ ルに、自然体でいて、相手に接する事が大切だと思う、そうでないと、相手の感情に流される自分になってしまったり。相手に接する上では、自分自身の感情は、鏡のように澄み切った湖面の様に。
  • 自分もある意味で強くならないと。自分がしっかり地に足をついて、地球をふみしめていないと、相手の大きな感情の塊がぶつかってきたときに、それに耐えられない。
  • 就労支援のIPSと、意図的なピアサポートのIPSを、就労のIPSと、関係性のIPSって呼び分けたりします、って見たことがある。本当に関係性のことなんだなぁって感じた。
  • 自分もある意味で強くならないと。自分がしっかり地に足をついて、地球をふみしめていないと、相手の大きな感情の塊がぶつかってきたときに、それに耐えられない。
  • 就労支援のIPSと、意図的なピアサポートのIPSを、就労のIPSと、関係性のIPSって呼び分けたりします、って見たことがある。本当に関係性のことなんだなぁって感じた。
  • 職場で相手の話を聞く時間を20分とか30分とかしか取れないと思っていたけれど、時間ではないかもしれない。20-30分だったとしても、可能性ってかぎりなくあるなと思えた。
  • 「私たちは、この関係を可能な限り予防的なことにしたいと思っています。」だけわからなかったけど、クライシスじゃないときに関係を築けていければ、関係が壊れてしまったり途切れてしまうことの予防的なこととして機能するのかもしれない。

いろんな人のご自身の体験に基づいた思いや考えが差し出されていて、本当に一つ一つのお話をじっくり味わった時間でした。ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。

【次回以降の勉強会予定】

4月:4月2日(日)10:30~ ZOOM 参加費無料、申し込み不要です。

5月以降、対面開催をまた復活させたいと考えています。頻度はわかりませんが、対面の回とZOOMの回をそれぞれ設けていきたいと考えています。

東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

ゆっきぃのひとりごと:ピアサポートでしていることは治療ではない、一方的な関係ではない、だけど、役割を担うと、何かをしなければいけないという気持ちになる。そんなあたりが、ピアサポートスタッフとして働くときに、あるいは一人の人間として、人間同士の関係を築きたいと考えるときに思い出したり意識したりできるといいのかなぁ、と考えました。また、今日お聞きしたドッジボールが顔にあたるとか、お湯につかるとかのたとえば、身体感覚としてイメージがわきやすくて、ああ、その感じ!という通じ合う感覚、分かり合う感覚を、比喩を通じても感じました。ありがとうございました。

3/4の勉強会資料内容です。

IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2023年3月4日(土)13:30-15:00 場所:ZOOM
1.はじまりの確認(チェックイン)
① 呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.前回までの振り返り(前回は2023年2月5日)
前回:ピアとしてクライシスワークをする・面談するときに(7巻 p.27~)
4)違いをもたらすものを一緒に考える(クライシスは成長の機会)
 誰の経験もそれぞれ異なります
 何かがうまくいって、あなたがとても驚いたときのことを覚えていますか?
 何か新しいことを試して、新しい結果を得た自分自身のストーリーを話してください
 クライシスハウス(クライシスの時に過ごそうと考えている場)でどんなことが今より困難かもしれないか聞いてみる(渦中にいるときよりも話しやすい)
 どのようなことならば試してみてもよいと思っているか聞くこともできる。自分が試してみてうまく行ったことを話すことも。
3.クライシスでピアサポートを活用する・面談するときに(7巻 p.27~ )
↓今月考えてみたい例↓
5)その人のことを受け止め、つながりを作り、その人自身がエキスパートであり、今後も関係を築くことを楽しみにしていることを伝える
関係を築くのはクライシスのときにはかぎらないことを伝える。
私たちは、この関係を可能な限り予防的なことにしたいと思っています。
4.勉強会の感想
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

    2023年2月5日(日)のIPS勉強会(ZOOM)のご報告

    2023年2月5日(日)10:30-12:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。1月はお休みだったので、2023年は初めての勉強会です。この日は16人の参加者でした。

    前回の振り返りの後、「違いをもたらすもの(クライシスは成長の機会)」についてです。

    • ちょっと雑談をすること すごくうまくいくこともある、それだけで気分がよくなることもある
    • あんまり人につらいって言わない、我慢をしてしまうので身体に出てくる。頭痛、じんましん、嫌なことがあるって気づいていなくてかゆみが出てきて、何がつらいんだろう、って気づく。頭痛、吐き気などの身体症状が出てきたときに、まわりから言ってもらえるとよい
    • 自分はこうするよ、と言うことで相手が誘導されてしまったらどうしよう。と考えてしまう。
    • 自傷とか自分を傷つけることについて
      • 罪悪感にとらわれて食事を食べられなくなったり髪を抜いてしまったりすることがある
      • やめさせようとしても難しい。見守る
      • 抱きしめればいい、みたいなわかりやすいストーリーに落とし込まないでほしい
      • 自分が相談できない人、周りの人が困っていることもある
      • 経験を差し出す 刃物で切ったら相手がつらそうだ、まわりの人の負担になると思って、定規で切るようになった。なんでその行為をしたくなるのか聞いて、と思っていた。
      • 依存症は心の穴を埋める行為
      • すっと楽になる
      • 変えたくなる気持ちを話すことができたら
      • トラウマに関わっている人が孤立していく
      • ストーリーを共有することがよさそう
      • 言語化することで、多少なりとも整理される、それがほかの人に通じるということがあることで安心感が増すこともあるかな
      • これはつらいとか葛藤があるという気持ちを伝えてもよいのでは
      • お互いの感情を共有するというのは、クライシスになったときにいい方法かな
      • 私の感情も言うよということを聞く側も事前に言っておくといいかなと(聞く係じゃなかったの?と思ってしまう人も)
    • 医療機関で言語が専門用語ばっかり
    • 何も(資格を)持っていないときはいっぱい話してもらえていた
    • 音が聞こえることを「幻聴」だと言えば年金がもらえると自分でも知らず知らず学んでたり
    • 専門用語って人を楽にさせる。常識とかも人を楽にさせる。その枠にあれば楽になる。だけど、それだと人は救われない。
    • 問題解決じゃない方法で向かっていく
    • いかにその人の感情を共有できるか、を考えさせられた
    • 語られていないストーリーを偏見をもたずに聞けるか。妄想とか幻覚とかで語られない世界を作り上げてみたい
    • ストーリーを共有するということが大事だなと思った。
    • この人はこういうところが困るよねって言われがちだけど、困ることはあるけれど、それなりに理由があること、ちゃんと言えるようになりたい。困っている人とそのまわりで振り回されている人って対立になりがち
    • 支援するってまじめに考えると、IPS的な考え方に行くと思うのだが、業務をこなす、みたいになっていって、つつがなく施設を運用する、みたいになっていくと、支援がどこかへ行ってしまう。
    • 利用者もそれを自覚するとよりよい関係を結べる。利用しているとき、なんとかしてよ、どうにかしてよ、がんばらなくていいんでしょ、どうにかしてよ、って最初は思ってた。でも今考えてみれば、一緒にどうしたらいいか、考えてほしかった。一緒につらくなってほしかったし、一緒に困ってほしい。「支援者に迷惑をかけてる」って考えるんじゃなくて、支援者と一緒に考えていければよかったな。
    • 自分を傷つける状態がマックスだったときに、話すのをずっと待ってくれていた。ただ、そこにいて座ってくれていた。いつでも話しかけるのを待ってくれた。相手も居心地が悪かったと思う、「あなたは話しかけるなオーラがあのころすごかった」って言われるから。ストーリーを共有するまでも時間がかかる。来た時に変わらずあいさつをしてくれたことがうれしかったり。365日挨拶をしてくれたからやっと話ができた。
    • ストーリーを話すまでも時間がかかることも見過ごされがち。就労移行とか、2年とか期間が決まっているかもしれないけれど、それまでにかかる時間が見過ごされがち。その人との時間をどう立ち止まれるのかな、と。時間をかけることも大事。時間ってかかる。年単位。
    • 事前にクライシスのことを考えることにどれくらい意味があるのかと考えていたら、調子がよいときに、調子が悪い自分をイメージできる。自分という存在が良くなったり悪くなったり、という自分の一貫性がある。それがないと、その場の気分でまったく人間が変わってしまう

    みなさんとお話しして、この日もたくさん考えたり感じたり、気づいたりすることができました。ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。

    【次回以降の勉強会予定】
    3月:3/4(土)13:30~  ZOOM
    参加費無料、申し込み不要です。

    東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

    ゆっきぃのひとりごと:あの時はこんな風に思ってたけれど今だったらこんな風に感じる、とか、そんなことを言ったり聞いたりできることがとてもありがたいです。ありがとうございました。

    2/5の勉強会資料内容です。

    IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
    日時:2023年2月5日(日)10:30-12:00 場所:ZOOM

    1.はじまりの確認(チェックイン)
    呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?

    2.前回までの振り返り
    前回:ピアとしてクライシスワークをする・面談するときに(7巻 p.25~)
    3) どちらもが知っておくと役にたつこと(クライシスハウスを利用する前に)
    「誰にでも困難な経験はあります。私たちは、困難な経験についてあなたの言葉で理解したいと思っています」病気の用語にとらわれるのではなく、その人自身の言葉で表現することの手助けをします。
    あまり病気の言葉を使わずに、しかし、ゲストの使う言葉に敬意を示しつつ、あなた自身のストーリーを共有してください。「私に関して、友達の何人かが、このようなことを言い、私はこう考えました」というストーリーを話す。
    “距離を置いて”考えることが出来るように手助けします。

    .クライシスでピアサポートを活用する・面談するときに(7巻 p.27~ )
    ↓今月考えてみたい例↓
    4)違いをもたらすものを一緒に考える(クライシスは成長の機会)
     誰の経験もそれぞれ異なります
     何かがうまくいって、あなたがとても驚いたときのことを覚えていますか?
     何か新しいことを試して、新しい結果を得た自分自身のストーリーを話してください
     クライシスハウス(クライシスの時に過ごそうと考えている場)でどんなことが今より困難かもしれないか聞いてみる(渦中にいるときよりも話しやすい)
     どのようなことならば試してみてもよいと思っているか聞くこともできる。自分が試してみてうまく行ったことを話すことも。

    4.勉強会の感想
    今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

    IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

    2023年2月5日(日)のIPS勉強会(ZOOM)のご報告

     2023年2月5日(日)10:30-12:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。1月はお休みだったので、2023年は初めての勉強会です。この日は16人の参加者でした。

    記録は後日また公開させていただくとして、次回の日程だけ書いておきます。

    【次回以降の勉強会予定】
    3月:3/4(土)13:30~ ZOOM
    参加費無料、申し込み不要です。

    2022年12月24日(土)のIPS勉強会(ZOOM)のご報告

    2022年12月24日(土)15:00-16:30に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。この日は17人での勉強会でした。

    はじまりの確認のあと、前回の振り返りです。前回は、「相互の癒しの重要性」についてでした。

    • 相手のあるがままを受け入れることが大事と思いつつ、つい家族だとなおしたくなる
    • どちらにとってもうまくいく必要がある。双方向性。一方的ではないということを大事にしたいと思っているのになかなかできない。
    • 相手のあるがままを受け入れる:それ!って感じ。相手のありかた、意見や、それに対して自分の考えやあり方があって。相手のありかたが自分と違うときに、そうじゃないよ、ってどうしても相手を変えたくなっちゃう。
    • 医療職が自分のことを話さない。自分ばっかり聞かれているような気がして。仲の良いスタッフだと相手も自分のことを話してくれる。

    などの話をしながら振り返りました。そして、今日は、「どちらもが知っておくと役に立つこと」についてです。感想なども含めて部分的に部ご紹介。

    • 話していて、自分自身の当事者としての経験を俯瞰できた感じがあった。相手って私の経験をこう受け止めるんだ、って、あれ、自分の経験ってこんなちっぽけなものだったんだ、って思った。視点が変わっておもしろく感じたり
    • 相手がオープンに自分の経験をはなしてくれるから自分も言おう、みたいに思うことある。
    • はー。とか思ってても、同じような経験をしている人とだと、笑い話になることある。
    • ピアサポーターをさせてもらっていて、リカバリーストーリーを話す機会がある。今となっては、あれは妄想っていうのかなって思う時に、その当時、その状態におちいってた当時はそれを「妄想」とは思っていなくて、それを現実と思っていたりしたので、相手の話も、「妄想」とか言わずに表現したいなと思った。
    • ピアサポーターの人が自分もこんな苦しくなったことがあるんですよと話したとき、経験を差し出したんじゃなくて、自己アピールに聞こえたことがあった。
    • 話を聴いてもらいたいだけのときに、話を持ってかれたような、自分の持ちネタを人に使われるような。自分のこと話したいのに、っていうことあるなと思って聞いていた。
    • 「病気の用語にとらわれるのではなく」。1人の人として見たいと思っていても、偏見が入っていたかもしれない。周りの人が、この人はいつもこうだからね、って聞いていると、それに飲まれてしまう。
    • 自分のことを病気の言葉で語ってしまいそうになる。病院に行くと、1人の患者として病気の言葉でしゃべってしまって、その癖が残っちゃうと、自分にも偏見をもってしまう。相手にも偏見をもってしまう。そこにとらわれずに自分の言葉、相手の言葉を大事にしていけたら。
    • 精神保健の用語を使って語ることにわたしは慣れてしまっている。
    • 有償ボランティアみたいな感じでピアサポートしてた。ちゃんとした給料をもらっちゃうと、ちゃんとやらないと、とか、ちゃんと話を聴いてあげないと、とか間違っちゃいけない、とか思っちゃいそうな気がして、ゆるい感じでやってたのを思い出した。

    みなさんのお話や感じたことをお聞きする中で、ワークブックに書いてあることの内容を超えた深さで今日もたくさん考えたり感じたりすることができました。ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。

    【次回以降の勉強会予定】
    1月:おやすみ
    2月:2/5(日)10:30~ ZOOM ZOOM
    参加費無料、申し込み不要です。

    東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

    ゆっきぃのひとりごと:「あまり病気の言葉を使わずに、相手の使う言葉に敬意を示しつつ、あなた自身のストーリーを共有してください」ということが、実際にこの勉強会に参加されている方たちがしてくれていることだなーと感じました。みな、それぞれの人の言葉に敬意を示しつつ、ご自身のストーリーを共有してくださってるんだなーと。言葉で説明が難しくても、その場ですごく伝わってくるものとかがあって、こんな時間を過ごせることに心から感謝です。今年もおせわになりました。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いを申し上げます。

    12/24の勉強会資料内容です。

    IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
    日時:2022年12月24日(土)15:00-16:30 場所:ZOOM

    1.はじまりの確認(チェックイン)
    呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?

    2.前回までの振り返り
    前回:カメラについてご相談 &ピアとしてクライシスワークをする(7巻 p.25~)
    2. 関係性と相互の癒しの重要性(クライシスハウスを利用する状態の前に話し合う)
    どちらにとってもうまくいく(どちらかが無理をするのではなく)必要があります。
    双方向の関係が、過去にいかに助けになったかを見出し、ときに、「援助」の関係がいかに私たちの力を奪い去ったかを探索する。
    相手の人に、相互的な癒しの関係を描いてもらう。
    クライシスハウス利用中と同じように関係を築きます。(ピアサポーターであるあなたは、)相手の人の使う言葉に注意を払い、相手がどのようなストーリーを語り、どのようなストーリーで通じ合えそうかに注意を払います。これは、どちらにとっても“ひらめきを得る”ような会話であるべきです。

    3.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.22~ ピアとしてクライシスワークをする)
    ↓今月考えてみたい例↓
    3.どちらもが知っておくと役にたつこと(クライシスハウスを利用する前に)
    「誰にでも困難な経験はあります。私たちは、困難な経験について、あなたの言葉で理解したいと思っています」病気の用語にとらわれるのではなく、その人自身の言葉で表現することの手助けをします。
    あまり病気の言葉を使わずに、しかし、ゲストの使う言葉に敬意を示しつつ、あなた自身のストーリーを共有してください。「私に関して、友達の何人かが、このようなことを言い、私はこう考えました」というストーリーを話す。
    “距離を置いて”考えることが出来るように手助けします。

    4.違いをもたらすものを一緒に考える(クライシスは成長の機会)
    誰の経験もそれぞれ異なります。何かがうまくいって、あなたがとても驚いたときのことを覚えていますか?何か新しいことを試して、新しい結果を得た自分自身のストーリーを話してください。

    4.勉強会の感想
    今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

    IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。


    2022年11月19日(土)のIPS勉強会(ZOOM)のご報告 (2)お題と次回

     -勉強会ご報告(1) からの続きです-

    チェックインとカメラオンオフについて思うことに続いて、前回の振り返りと、今日のお題です。

    このところ、クライシスハウスを使う状況になる前に話し合うとき(このことを「インタビュー」とワークブックでは表現しています)のことがテーマとなっています。

    前回は、

    1.クライシスハウスは何であり、何ではないのかを説明する。

    • 治療に関することではない
    • 病気だとはみなされない
    • 何かを学ぼうとしている大人の人としてみなされる

    今回は

    2.関係性と相互の癒しの重要性(クライシスハウスを利用する状態の前に話し合う)

    • どちらにとってもうまくいく(どちらかが無理をするのではなく)必要があります。
    • 双方向の関係が、過去にいかに助けになったかを見出し、ときに、「援助」の関係がいかに私たちの力を奪い去ったかを探索する。
    • 相手の人に、相互的な癒しの関係を描いてもらう。
    がお題です。
    これらについて参加者の思ったこと・感じたことなど、挙げられたことの順不同なメモです↓
    • 大人の人として:力を持っている人として ということだと感じた
    • 誰かのアセスメント(評価とか何が問題ですか、みたいな)をしながら相手と話すことは、「話を聞く」とは違いそう。双方向かそうじゃないか。一方的なことが起こりやすい
    • 自分の利用していた医療施設の所属の医療専門職ではない人(職人さん)。その人とはOTとかソーシャルワーカーさんとは違う関係が築けていた。どのように違うか言葉にできないけれど、それがピアサポートの関係だと感じる
    • 自分が落ち込んでいた時に、健常者の友達から、こもってるなら一緒に飲もうよって言われて一緒に飲んだ。自分は専門職じゃないから専門的なことはわからない。話を聞くことはできる。その代わり、自分の話を聞いてほしい。と言われて、その友達の仕事や家庭内のことも聞いてあげた。お互いに自分の話をしてお互いにすっきりしたことが思い起こされた
    • 過去にピアサポートの関係で勇気が出たし、救われたという経験をしたから、学びの場に参加するようになっていたのに、仕事をするようになったら、ちゃんとしなきゃってがんじがらめになっていた。無理をしてしまってお互いに疲れてしまうような関係が普通になってしまっていたなとはっとさせられた
    • 当事者かどうかよりも、その人が自分の話をしてくれるか。どんな背景を持っているか、人間らしさやふと笑える瞬間、その人らしさがあったりするのが好き
    • 多様性に凝縮されている。無駄な時間や雑談が自分にとって大事。リカバリーってすぐできるもんじゃない。生き延びるまでの時間の過ごし方とか、いきいきとなっていく時間の過ごし方とか
    • 専門職の支援の話、こうすることでその人(支援の対象者)が楽になるというストーリーのもと、話が続いていくのだけれど、、、。自分がたどりついたのがIPS。IPSの世界観にいると、自分が癒されていくのを経験した
    • 一方的な関係って、人の力を奪ってしまう。お互い様だよね、というところが大事かなと
    • 友達からの連絡がほしいとのメッセージに気づくのが遅くなって。しまった!と思って、自分が(都合があまりよくないのに)我慢しなくちゃいけないかなと思ったけれど、そんなことではない、いつまでも自分が悪かったなって思う必要もない、って救われたような気がした
    上記のテーマと引き続き、いろいろな感想です
    • 年より向けのIPSがあるとよいな。みんな若い人ばかりに見える。でも居心地の悪さは感じない、なぜ発言しないんだみたいな圧力もないし
    • リアルで同じ空気の中にいて、ため息とかが聴こえるようなことが大事だなと思ってたんだけど、遠方の人とも同じ場にいられるオンラインの良さもすごく感じてる
    • カメラオンオフの話をできてよかった。誰かを従わせたりしたいわけではなくて、ルールを決めたいわけでもなくて、ただ、こんな思いを感じているというそれぞれの思いが共有されるだけで、安心感が全然違う
    • 支援者の人って、、、と思ってしまったこともあったけれど、支援職の人も、一つのパターンにしばられた声かけとか関わりしかできなかったり、上司から求められたり評価につながったりしちゃってる背景もあるのだろう。そういうことに関心のある人たちと行動を変えていきたい。IPSとか対話に興味を持っている人たちとの出会いが、いろんな変化につながってる
    • 自分がさみしかったんだと気づいた。IPSでみんなとつながれる経験をした中で癒されていくことを感じた
    • 主治医との関係も、最初は全然癒しじゃなかった、癒しになるまで時間がかかる。そもそも自分が癒しの時間をもててるかなと考えていた
    • メンタル弱くてもいいじゃんって思えたのがよかった。しんどいんだけど、みんなでいられて幸せだなと

    皆さま、今日も心にしみました。さまざまな状況の中ご参加くださり本当にありがとうございました。

    【次回以降の勉強会予定】
    12月:12/24(土)15:00-16:30 ZOOM
    参加費無料、申し込み不要です。

    東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

    ゆっきぃのひとりごと:今日はZOOMのビデオ(カメラ)をつけるつけないについて、話ができてとても良かったなと思いました。つけている人もつけていない人も、いろいろな思いや事情があって、つけるとかつけないとかの人数比(?)とかは同じでも、そんな風に見えるんだな、とかそ、そんな事情があるんだなとわかることで、その場で一緒にいる心持が全然違うなと感じました。おそらくこれが、IPSでいうところの「世界観」だなと感じました。IPSの研修会で、明日の仕事を休む、とか、いつも遅れてくる人、毎晩電話をかけてくる人の例で、その人との対話のロールプレイなどがあるのですが、IPSに触れ始めた最初の頃は、なんとかして来させようとか、枠や決まりを作ろうという発想の(いわゆる支援の関係みたいな)会話に向かいがちだったのですが、相手の世界観と自分の世界観をテーブルの上に出し合うだけでいいんだな、とだんだん気づいていったことが思い出されました。今回も、全員カメラを付けてほしいとかそういうことではなくて、いろんな思いがあって、それをお互いに知るだけで関係性が変わるという、そんな瞬間を体感しました。

    11/19の勉強会資料内容です↓。

    IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
    日時:2022年11月19日(土)15:30-17:00 場所:ZOOM
    1.カメラについてご相談 & はじまりの確認(チェックイン)
    呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?  ③カメラをつけること、うつることについて思うこと

    2.前回までの振り返り  ピアとしてクライシスワークをする:インタビューのとき(7巻 p.25~)
    1.クライシスハウスは何であり、何ではないのかを説明する。
    • 治療に関することではない
    • 病気だとはみなされない
    • 何かを学ぼうとしている大人の人としてみなされる
    ピアサポーターとして、自分がクライシスを成長の機会として使った体験談を共有出来るかもしれません。

    3.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.22~ ピアとしてクライシスワークをする)
    ピアサポートの原理は何があろうと変わりません。もし、どちらかにとってうまくいってないとすれば、それはうまくいっていないのです!しかしながら、クライシスハウスの状況では、より強烈で、もっとボタン(反応のスイッチ)が押されるかもしれないという点を考えたいと思います。
    ↓4月・5月・6月にやったこと↓
    困難な状況に寛容になること:自分が反応していることに気づきやすくなり、何が自分の反応で、何がそうでないのかを見分けることを意味します。
    その場にいること:(判断・審判をせずに)今現在の状況に集中していること。あなたの評価や思い込みをたくさん持ち込むのではなく、その状況に、十分に心を開くつもりでいることです。
    あなたが信じていることを見失わず、同時に、新しい見方を試すこと:どうしたら複数の真実を手にすることを出来るようになるでしょう?同じことを、あなたが同じように経験していないからといって、それが真実でないというわけではない、ということを忘れないで下さい。
    “立ち去る”ことと、飲み込まれることのバランスをとること:その経験の中に入り込みすぎて、ある種、“消えてしまう”ことがあります。あるいは、とても些細なことが気になって、姿を消してしまうことも。この二つのバランスをとることで、どこまで行くと行き過ぎかを交渉することが出来ます。

    ↓今月考えてみたい例↓
    関係性と相互の癒しの重要性(クライシスハウスを利用する状態の前に話し合う)
    どちらにとってもうまくいく(どちらかが無理をするのではなく)必要があります。
    双方向の関係が、過去にいかに助けになったかを見出し、ときに、「援助」の関係がいかに私たちの力を奪い去ったかを探索する。
    相手の人に、相互的な癒しの関係を描いてもらう。
    クライシスハウス利用中と同じように関係を築きます。(ピアサポーターであるあなたは、)相手の人の使う言葉に注意を払い、相手がどのようなストーリーを語り、どのようなストーリーで通じ合えそうかに注意を払います。これは、どちらにとっても“ひらめきを得る”ような会話であるべきです。

    4.勉強会の感想
    今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

    5.今後の予定のご相談 ZOOMで12/24(土)15:00―

    IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。




    2022年11月19日(土)のIPS勉強会(ZOOM)のご報告 (1)カメラのオンオフ

    2022年11月19日(土)15:30-17:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。この日は16人での勉強会でした。

    この日は、はじまりの確認(チェックイン)のときに、呼ばれたい名前や何に動かされてここに来たかに加え、カメラオン、カメラオフでの参加についてみなさんの気持ちやお考えについてもお話していただく形ではじめました。

    このIPS東京勉強会は、ZOOMで開催するときには、カメラオフマイクオフでも、なんでも、ご自身のご事情にあわせてご参加ください、とこれまでお伝えしてきました。それは、体調が悪くてもその場にいたい、インターネット回線の負荷を減らしたい、接続機器の問題など、どのようなご事情のある方でもご参加いただける場だったらいいなと思ってのことでした。ですが、IPSの勉強会では内面の話や関係性の話などのさまざまな話が出ることもあり、知らない人で、顔の見えない人の参加している場では自分の気持ちを話すことに安心できないと感じることもあるかと思い、そんなあたりもご参加の皆さんはどんな風に感じているのかをお聞きできたらと考えました。

    • 自分はいらしている皆さんのお顔を見ながら話せるとうれしい
    • このIPSの場はいろんな人が参加していて、カメラがオンになることでさまざまな人が参加していることがわかってよい
    • カメラがうつると親近感がわく
    • 会によっては、部外者がまぎれこんでいるというようなことのないよう、必ず顔を出して、本名記載しての参加をお願いしているところもあるらしいが、IPSには自分はそのような警戒は特にない
    • 顔もわからず発言もせずに参加している人がいて、陰から見られているというような気持がしたことがあった
    • 自分は自分がカメラでうつること自体は嫌ではないのだけれど、パソコンの関係で、カメラをオンにするとラグが起きたりZOOMから落ちてしまうので、カメラオフで参加している
    • 今日の自分は疲れた顔をしていて、疲れた顔が見られるのは恥ずかしいという思いもある
    • ZOOMの会とかで顔を出すのが普通だと思っていたけれど、それが苦手だという人もいるんだなという新たな気付きを得た
    • 自分は人が怖いことがあって。IPSの勉強会、参加し始めた頃はカメラオフで参加していた。もしもカメラオンでお願いしますって言われていたら参加できていなかったと思う。でもみんなの顔が見れるとうれしいなというのがある
    • カメラオンにできないのは気持ちの面で出せないと思っていたけれど、機械の関係で出せないこともあるんだなと気づきがあった
    • カメラにうつること、少し緊張している、得意ではない
    • 前回まで、カメラをオンにしようとしてもうつらなくて、周りの人はうつしているのに自分だけうつさないということで、相手が感情を害しちゃうのではという思いがあった。自分の場合は、パソコンの使い方がわからなかったので、家族に使い方を教わって、それで今日はうつすことができた。
    • 今日は作業中で部屋の中もぐしゃぐしゃで、でも聞いていたい。今日は画面を切ります
    • 今日は静かに参加します
    • 画面を見ていると、人の表情を読もうとしてしまってグルグルしちゃうので画面から離れて声で話そうと思ったりしています
    • うつしてほしいという要請があっても、画面を落とすことがある。申し訳ないなという気持ちもあるけれど、その場にいられない瞬間がある
    • 自分の容姿に自信がなくて、見せることに対する恐怖があったりする
    • 画面を凝視してしまう癖もあって視力が下がるくらいまで集中しちゃうこともある
    • このIPSの場は強制される場ではなくて楽だなと思う反面、姿をかくした状態じゃないと話せないというのは自分の問題のような気がして、そういう背景を話さないまま画面をオフにしていることの後ろめたさもあったので、自分のことを知ってもらうという意味でも、このような話をできる機会があってよかった
    • 以前別の会で、画面オフで発言もなく何のコメントもなく過ごされた方がいて、それも参加の仕方の一つだと思う一方で、その会の後になって、何か偵察みたいに参加しに来た人だったらこわいなという思いが急に出てきた。顔を出さずにZOOMに参加している人がいるとこわいという気持ちが反応してしまう時期があった。でもIPSの集まりの場で、たとえ顔を出さずに参加している人がいても、ここの誰かとつながりのある人なんだなとわかると安心できる
    • 事情が言えると楽になるし、理由を言わなくても、過ごせるのもいいかなと。画面オフにしながら申し訳なく過ごしている人もいると思っていたので意見交換するのはうれしかった
    • IPSは安心して顔出しができる
    • 聴覚過敏があって、話す人によって音量を調整しながら参加している。音量調整をずっとしているのとか恥ずかしい
    などなど、さまざまな思っていることがその場で共有されました。

    (毎回記事が長くなっちゃって我ながら読みにくいので、分割してみようと思います)
    勉強会報告(2)に続きます。

    IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。


    2022年10月8日(土)9日(日)の東京IPS拡大勉強会のご報告

    2022年10月8日(土)-9日(日)にIPS拡大勉強会(2日間)が行われました。

    • 居心地の悪さを迎え入れる
    • 自分の声を聴いてみる
    • 相手の声を聴いてみる
    • 私たちはどのようにして、こんなふうに考えるようになったのだろう
    • 最初の言葉と言葉遣い
    • 二つのストーリー
    • 語られていないストーリーに耳を傾ける

    などをじっくり、二日間にわたり行いました。皆でじっくり互いの声に耳を傾けたり、二人組で話したり、貴重な時間でした。

    ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました!

    次回からまた通常の(定例の)東京IPS勉強会となります。

    【次回勉強会】
    11月:11/19(土)15:30-17:00 ZOOM

    公開する写真に写っても良い人だけで拡大勉強会の後に写真撮影をしました。