あー、楽しかった、と思っていたら、こちらのブログに報告記事をアップすることをすっかり忘れていたことに気付きました。報告まだだなーと思ってくださった方がもしもいらしたとしたら、ごめんなさいー。
今年最後の東京のIPS勉強会が行われました。
今回は、なんと、15人の方のご参加です。久しぶりに大きな輪での勉強会となりました。
小さな輪でじっくりしっとりするのもいいけれど、大きな輪でワイワイするのもまた違ったおもしろさがありました。
今回は、この場に期待することや、この間(ま)に持ち込んでいるものについて話すということを話しつつのチェックインです。
チェックインをして、前回どんな話をしたかをちょっと思い出して、それからマインドフルネスです。
はじめていらした方にとっては皆でマインドフルネスってどのような感じがするかなぁ、と思いつつも、自分にとっては自分を戻れる感覚や一緒にいるという感覚を味わえる時間です。
今回の本題は「パワーの力動6:人をエンパワーメントさせよう・やる気を起こさせようとする」(3巻p.21)です。
相手にやる気を出させるために相手をエンパワーメントさせるように、より熱心に打ち込み、その結果、相手との心の距離が離れていくかもしれません。
パット・ディーガンは、この問題を取り上げ、それは人々にやる気がないのではなく、人々は、できない、やらないだろう、やるべきでないと考えるように訓練されてきたのだと論じます。このメッセージを何年にもわたって受け取っていると、誰でも、巨大な落胆や失望を感じるでしょう。
- やる気ってなんだろう。
- (世の中で)これはやっちゃだめ、というメッセージが強いのではないか。
- 落胆を自分の中で育ててきていたら、スペースがあっても外には出せない。
などさまざまな思いや考えが話されました。
次は小グループでロールプレイをしました。
「何もしたいことはありません。将来に希望なんて持てない。グループに入っても、うまくいかないと思う」と話をされたら。
どういうことが頭をよぎりますか?(どんなことが頭に浮かんでも間違いはないと思って、どんな気持ちが自分にあったのか感じてみる)
無理に会話をしなくてよいと過程をして、じっくり、自分の感情を味わってみる。
あっという間に終了時間となりました。
- 相手に何か言われると何かしなきゃって思っちゃう。しんどかった。
- 感じるって難しい。どうしても考えちゃう。
- ロールプレイを見てるだけでもいいというのは気が楽でよかった。
- 悩みのような感じで話して親密になりたい時もあるな、と思った。
- 同じ言葉を聞いても、これまでのその人の経験によって受け取り方は違うと思った。
- 話していて、相手の人が心から聞いてくれている感じがして、すごく自分の気持ちを感じることができ、自分の言葉が出た。
- リラックスできた。
- 頭が疲れた。パンクした。
などたくさんの感想をありがとうございました。
勉強会のあと、その場でお菓子などを食べて忘年会を兼ねて懇親しました。
次回:2014年3月8日(土)15:00~17:00 東京大学医学部3号館S102
お知らせ:IPS 5日間研修(東京):2014年2月19日(水)-23日(日)
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