2018年7月22日(日)勉強会のご報告

7月22日(日)に東京勉強会がありました。
今回も、共同スーパービジョンについてです。

「フラットでいること、オープンでいることは、口で言うほど簡単ではない」というような話しや、安心・安全のルールや、IPSでいうところの「居心地の悪さと共にいる」ことについても話しました。

ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。

【次回予定】
日時:9月15日(土)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館N101(いつもの部屋の廊下をはさんだ向かいの部屋です)

参加費無料・申し込み不要です。
ご関心のある方はふらりとお越しくださいませ。

7/22の勉強会でお配りした当日の進行です↓
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IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2018年7月22日(日)10:00-12:00 場所:東京大学医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)(10:00~10:15)
• 呼んで欲しい名前
• 何に動かされてここに来ましたか?

2.前回6月の振り返り(10:15~10:35)
前回:第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(6巻 p. 3~5)
共同スーパービジョンは、従来のスーパービジョンとどう違うか?(続き)
共同スーパービジョンは、自らの実践(こうするつもりだと言ったことをどのようにやっているか)を、誰かと一緒に振り返るためのものです。学び、実践し、振り返る過程を通して、私たちがお互いに、IPSの理解を深め、実践する力を高めることが目的です。IPSのスーパーバイザーや助言者は、IPSを自ら実践するだけでなく、共同スーパービジョンの過程でも、IPSに基づいた会話をします。共同スーパービジョンでは、フィードバックを伝えることと受け取ることに、より重点がおかれています。私たちは別の視点を示されたとき、人との関係の仕方について新たな見方や考え方を探索し始めることができるからです。

3.静かな時間を味わう や 太極拳 や外の空気を吸う(10:35~10:50) 
• 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
• 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。
• ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。自分の心の声に耳を傾ける。室内でもどこでも。
• できれば、身体を感じ、身体の声を聴いてみられるような?
~休憩~

4.第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(11:00~11:40)(6巻 p.5~ )
共同スーパービジョンは、次のようなものではありません。
* 自分が正しいことを証明する場所
* 片方がエキスパート(知識を有する人)で相手を審判する
* 人の陰口をいう場所
* 過剰に防衛的になるとき
* 個人の治療の場所(カウンセリングなどの場ではない)
* 管理運営的な勧告

学びの環境を作ること
学びの環境を作るためには、肯定的な雰囲気の中で、実際的な話をすることが大切です。そして、それぞれの関心事を明らかにし、それにそったものにするようにします。例えば、あなたが関心を持っているのは、居心地の悪い思いと一緒にいること、人の世界観に耳を傾けること、あるいはパワー(権力)の交渉をすることについてでしょうか?

5.勉強会の感想(11:40~12:00)
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

【今後の予定】
次回 日時:9 月15日(土) 15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館N101

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