2023年12月23日(土)勉強会のご報告

2023年12月23日(土)にIPSの勉強会がありました。今回は対面での勉強会で、10名のご参加がありました。

前回でIPSの全7巻が終わったので、またIPSの1巻に戻りました。「ピアサポートとはそもそもなんなのか?(1巻 p.7~ )」です。

  • ふるまい方を身につけるのではなく、考察する。自分のふるまい方ってなかなか気付かないんだけど、人との関係で気付き会って、悪いパターンにはまりにくくなるっていうのを目指しているのではないか。
  • 診断って固定化してしまうとカゴから出られない。○○障害だから、じゃなくて生きづらさを中心に。
などピアサポートについて考えたり思ったことを話したりして、そのあとで、二人組で話を聞く演習をしました。

  • ただ聞くって、受動的でなく主体的
  • 瞑想と同じでIPSとか聞くことって、回数を重ねていくことで本質的な変化が出てくると思う
  • 呼吸を合わせる、その人の「普通」に会わせる
  • ジャッジをはずしていく
  • 人間としてそこにいる
など、聞く演習やIPSについて感想を共有しました。
みなさまご参加ありがとうございました。

【次回以降の勉強会予定】
2月10日(土)16時~17時30分 ZOOM


この日の勉強会資料:

IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2023年12月23日(土)14:00-16:00 場所:東京大学医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)
呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.前回までの振り返り(前回は2023年11月23日(木祝))
前回まで:ピアとしてクライシスワークをする・面談するときに(7巻 p.28~)
クライシス インタビュー
(1) 自分の考え方や受け取り方、パターンに気付いたことはありますか?
(2) 人との関わりの中で力づけられた(自分の力や可能性に気付いた)ことはありますか?
(3) 苦しい時、困難がある時のあなたに必要なことをいくつでも考えてください
3.ピアサポートとはそもそもなんなのか?(1巻 p.7~ )
(1) ピアサポートは、提供することと受け取ることを目的にしている。
(2) ピアサポートは、精神医学のモデルや病名をよりどころにしていません。
(3) ピアサポートの関係では、ものの見方(どのようにしてそう思うようになったのか)を再検討するようにお互いを励まします。
(4) ピアサポートは、ピアとの間であれば大丈夫でいられる関係を作るだけでなく、さらに視野を広げて、この世の中での振舞い方をどんなふうに学んできたのかを、その関係を通して、考察するためのものです。
(5) これはトラウマの経験を考慮したピアサポートです。
(6) ピアサポートは意図を持ったものです。
4.二人組?
5.勉強会の感想
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
6.今後の予定 
1月はお休み
2月は2月10日(土)16時~17時30分 ZOOM 

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿