5月13日(土)に東京でのIPS勉強会を行いました。
この日は雨で、しっとりしていました。
ネットを見ていらしてくださった方もいらっしゃり、この日は7人での勉強会でした。
このところ、勉強会でずっと「衝突」についてやってきましたね、という話を
したりしました。
この日は雨だったため、外を歩くことはせず、室内で呼吸や太極拳の熊の動きなどを神田さんにリードしていただきました。
そして、今回から、ついに第7章に入りました。
「自分のケア・関係のケア・仕事のケア」です!
気力が出ないけれど何かやりたい、でも「無理すんな」って言われちゃう。
など、いろいろなお話がありました。
これまた重要なテーマだと感じています。
【今後の予定】
日時:6月10日(土)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館S102
参加費無料・申込み不要です。ふらりとお越しくださいませ。
勉強会で配った進行表(アジェンダ)です。↓
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IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2017年5月13日(土)10:00-12:00
場所:東京大学医学部3号館S102
1.チェックイン(10:00~10:20)
• 呼んで欲しい名前
• 何に動かされてここに来ましたか?
2.前回4月の振り返り(10:20~10:40)
前回:「衝突」続き 衝突に関する自己評価(5巻 p.19-20)
そして、衝突はかなり感情的な、私たちにとって大切な事柄に絡んでいる傾向があるので、私たちが自分の世界観にしがみつくときでもあります。信念が揺り動かされるのはきついことです!研修で衝突の状況について練習することは、実生活での衝突の状況におかれるのに比べれば、やりやすいでしょう。研修での経験は、他の時に必要になりそうな技法の練習になります。これらの技法には 次のようなものがあります。
• 深く息をして、今ここ、に戻る
• 対応を選ぶ時間を自分に与える
• 自分の行動が何をもたらすだろうかを考える
• 両方が真実だという可能性について想像する
衝突の経過をきちんと追っておくことが大切です。たとえば、誰かの陰口を言っていることに気が付いたら、誰かの近くに行くと心臓がどきどきすることに気が付いたら、自分が判断(judgment)を下し、人を責めていることに気が付いたら、それらは注意を払うべき事柄です。自分に尋ねてみてください。このような反応をすることで、私は、この関係が健康であることに、どのように貢献出来ているだろうか?そして、最も大切なことは、あなたは、この“ダンス”の自分のパートを変えることしか出来ないということを忘れないことです。相手の人を変えようとしていることに気付いたら、援助に関する古いモデルに戻ってしまっているのです。
3.静かな時間を味わう や 太極拳 や外の空気を吸う(10:40~11:15)
お天気によって
• 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
• 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。
• ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。自分の心の声に耳を傾ける。室内でもどこでも。
• できれば、身体を感じ、身体の声を聴いてみられるような?
~休憩~
4.第7章「自分のケア・関係のケア・仕事のケア」(11:15~11:45)(5巻 p.23)
自分のケアについては、援助専門職の間でよく論じられることの一つです。まず自分のことをケアしなければ、他の人のためにそこにいることが出来ない、ということをよく耳にします。治療システムに関わって長い人は、ストレスを感じたときには休むようにと教えられ、能力に限界があるのだから、“病気”のサインにしっかりと焦点を当てるようにと教えられてきました。
一方、トラウマの世界観のレンズを通して自分をケアすることについて学んできた人もいます。つまり、自分をケアすることは他の人のケアをすることを意味するようになっているかもしれません。ある人は、何か自分のためにするのは利己的で、休むことは怠けだと教えられてきたかもしれません。
このような極端なものはどれも、概して役に立ちません。
5.勉強会の感想(11:45~12:00)
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】
6月10日(土)15:00-17:00
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