10月27日(土)勉強会ご報告

2012年10月27日(土)15:00-17:00 に10月の勉強会を行いました。

お久しぶりの参加の方、はじめてご参加の方、毎回の参加の方など、さまざまな方がいらしてくださいました。

【前回までの振り返り】
前回の9月は2日間にわたる、拡大勉強会だったので、今回は8月の勉強会と9月の勉強会を振り返りまして、
  • 前回の拡大勉強会で他の人と世界観がつながった感じがしたこと
  • 率直なコミュニケーションを試してみたこと
  • 他の人を一方的な見方で見て思い込んでいることについて気付いたこと
などの振り返りがありました。

また、今日は定期的な東京勉強会の中でははじめてマインドフルネスをみんなでやってみました。
マインドフルネスをしたことで「安心感と満足感があった」、「心が静まった」、「瞑想の習慣」、「静寂の音を聴く」、「自分を労り、深める」などの感想や気付きが挙がりました。

【現実を交渉する】
今回のテーマは、「現実を交渉する」です。

・・・真実というのは、単に受け止め方であり、誰の受け止め方にも他の誰かの受け止め方と全く同様に真実なのだという事実について考えるだけで十分です。・・・(テキスト 2_p.36)
・・・実際の会話の中で、自分が信じている真実から一歩引いて、自分にとっての真実を保ちながら、他の人の真実にも深く心を拓くことができている、ということです。・・・(テキスト 1_p.11)

まず、現実を交渉することについての会話の例(テキスト2_p.36)をみんなで読みました。この例の中で、「つながりが途切れたままであればその場を立ち去ることを選択することができる」という文言が出てきて、これについての話も広がりました。
  • その場を立ち去っていいのか?つながりを途切れたままにしていいのか?と思ってしまう。
  • 必ずつながりをいつでも保とうとしなければならないわけではないのではないか。
  • つながりたい人とつながるためのものがIPSだと思われるから、つながりたくない人とまで繋がらなくて良いのでは。
  • この例の状況(自分がひどいことを言われていると感じる)というような状況で、相手が自分のことが怖い、とか思ったことを言わずに、じゃ、また、みたいにすっと友人に離れられたらとてもつらいと思う。
  • 職業としてピアサポートをするときに、つながりたくない人との関係について考えてしまう。関わりは必要だと思われるけれども、その人とつながっている、つながりたいとは思えなくて、でも、もしかするとその人の気持ちを知れば寄り添える気がするのだけれど、、、、。
などなど、もっともっと話していたい話題ばかりでした。

【演習】
このあと、「現実を交渉する」の演習として、3人一組になり、「私はみんなに嫌われているんです、あなたも私のこと嫌いなんですね。」と言われたときの会話をやってみました。
  • 自分の誠実さを試されるような気がしてこわかった。
  • 傷つけたくない、と思って何かをいうことも誠実ではないように思った。
  • つい謝ってしまった。
  • 自分が実際にそういう言い訳を使っていることに気付いた。
  • 男性に嫌われてもいいんじゃないかという意見もあった。
  • あなたも私のこと嫌いなんですね、というところについ反応して弁明したくなるが、みんなに嫌われている、と思っているつらさとかの方に目を向けられると良いかもしれないと思った。
などの感想があり、笑わされたり考えさせられたりでした。

今日も楽しい会でした。ありがとうございました。

次回は
日時:2012年11月25日(日)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館 S102
です。はじめての方も大歓迎です!お会いできるのを楽しみにしています。

9月22日~23日 拡大勉強会のご報告

今月は、久野恵理さんをお招きし、9月22日~23日 9:30~17:00、
2日間に渡って拡大勉強会を行いました。

1日目22人、2日目17人の集まりとなり、盛りだくさんの充実した2日間でした。
正解があるわけでもなく、誰かが答えを出してくれるわけでもないので、
あ、わかった!・・・ううう、やっぱりわからないを繰り返し、
モヤモヤとして、途中で頭がぷしゅ~とショートしそうにもなりましたが、
人との関係、会話、心地の良い空間、いっぱいいっぱいいろいろ、
みんなでお互いに学び合えるような、そんな2日間でした。

どんな内容だったかを文章にするのが、とても難しく、
全部は、ご紹介しきれないのですが、出来る限りご紹介したいと思います。

【1日目】
・『居心地の悪さ』を迎え入れるための合意
・マインドフルネス(気づき、『今、ここ』に意識を向ける)
 ✍まず2分間、聞こえる音に集中してみる
 ✍2分間、こころ(あたま)に浮かんでくることに気づいてみる

・家のたとえ:それぞれに見えている風景と経験の意味づけの仕方
・成長・進化を促すスペース、つながりの流れ
・開かれたスペースとスペースを開く障壁になること
・写真をもとにストーリー(お話)を作る
 ✍初めて見る写真で、思いついたことでストーリーを各自作る
 ✍3人組になって、お互いに作ったストーリーを聴きあう

・実際のストーリーを聴く:スペースを開く聴き方
 ✍話を聴いて自分の中に起こる反応(気持ちや思考)に気づいてみる

・スペースを開く会話の練習:3人組ロールプレイ
 ✍「この研修に参加して、どんな感じがしていますか?」

・1日の振り返り

【2日目】
・会話で起きている相互作用
 人が泣いている(笑っている、怒っている等など)のをみると、どう思いますか?
 自分の反応のパターンで気が付いていることはありますか?

・言葉を通した交流の特徴
 同じ人が書いた子どもの頃の話、言葉の遣い方の違う2つの話を聴いて、
 どういう印象を受けるか、どんな会話になりそうか、
 どういう関係になりそうか、ということを考えてみる

・自動的な反応を脇においてみると会話はどうなるか?
 小グループの演習
 ✍あまり親しくない人に「休みの日なのに研修会に行くのですか、
  勉強熱心ですね。自分は休みの日は休むようにしてます」と言われた時
  どんな気持ちや考えが浮かびますか?どんな風に答えますか?

・相互的な関係性における自分のパートを引き受けるとは?
 偽らず、率直に心を伝える:障壁となること
・自分のパートを引き受ける練習:全体で
 ✍だんだん約束の時間に遅れてくるようになった人との会話

・自分のパートを引き受ける練習:3人組ロールプレイ
 ✍自分が陥りそうな(苦手な)状況をシナリオにして、練習してみる

・ロールプレイの振り返りと実演

・2日間の振り返り


パワーとは何?という話から、エネルギー、意欲、生きる力、負のエネルギーもある、自分を動かす力、表現されているものがパワー、萎縮してしまうパワーもある、などなど、パワーのイメージについて話が広がったり、
開かれたスペースとは?という話から、そもそもスペースってどこにあるの?ということで、自分のイメージするスペースについて出し合ったりもしました。

2日間の感想では、
・答えが遠くなったり、近くなったり、モヤモヤとしている。
・自分に落とし込むのに、時間がかかりそう、充実、中身濃かった。
・自分のパートを引き受けてみたら、自分自身が変わった。
・おもしろいし、楽しいけど、もやっとしている、役にはたちそう。
・なんとなくの感覚を持って帰れたらいいのかな、と思った
・自分の意思でIPSの学びを続けていきたい
・正解も答えもない、どっかで発見があったらいい
・言葉を乱暴に遣ってた。意図的、意識的にすると、言葉が出てこない
・少しずつがんばります

などなど、いただきました。

どうしてこんなに人の温かさを感じるんだろうと思うのですが、
2日目の最後には、何にかわからない感動でいっぱいでした。
人の強さと優しさはセットなのかもしれないと感じた、というのが、
すごく、個人的な感想です。
これからも勉強会を続けていけたらいいなと、改めて思いました。

今、あ~アンケートを書いてもらえば良かった、と気が付きました。
どんな形ででも、ご意見、ご感想などいただけたら、嬉しいです。

次回は、
日時:2012年10月27日(土)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館 S102
です。
初めての方も大歓迎です!またお会いできるのを楽しみにしております。
 

8月19日(日)勉強会ご報告

2012年8月19日(日)15:00-17:00 勉強会を行いました。

今回は、率直で、偽りのない、敬意に満ちたコミュニケーションについてでした。

テキストのこのセクションの書き出しは、なんと、
「これは習得するのに最も難しい技術かもしれません。」です。
自分で受け入れがたい感情が湧いた時に、
率直で偽りなく、しかも敬意にみちた伝え方を意識するというのは、
本当に難しいと思いました。

感情的なことが絡んでいると、なおさら難しくなります。卵の殻の上を歩き(用心深く、慎重に)、ちょっとだけ嘘を言い、大きな嘘を言い、その人を避けるようになり、最悪なことに、その人の陰口を言い始める、、、このようなアプローチはとてもよくあることです。というのは、普段の会話には多くの努力を払おうとしないからです。しかし、このようなアプローチを取り始めると、ピアサポートの軌道から外れてしまいます。(テキスト2_p.35)
起きていることに対してどちらもそれぞれの見方、感じ方、ストーリーがあります。相手にはどのように見えているか感じているかを聴かせてもらうために、自分の見方を話します。(2_p.36)

まず、会話の例をみんなで読みました。
腹立つ、ムカつく、何考えてるの!を全面に出した気持ちの伝え方と、
率直で偽りのない、敬意にみちた会話を意識した会話の例です。

あなたが偽りなく思ったことを言い難いと感じることは?
という問いでは、このような意見がありました。

・相手が攻められたと感じるのではないかと思った時、
 相手に自分が悪いと思わせたくない時
・相手に非があると自分が思っている時
・相手がやっていることを、変えさせる、やめさせる時
・言いにくいことを言うとき

言いにくいと思った時に、相手に対してどう感じているか?
という問いでは、こんなことが上がりました。
・恥じらいのラインが違う
・どうせ聞いてくれないと会話を諦めている
・言ったら攻撃されると思う

敬意に満ちたコミュニケーションとは、あなたにとってどのようなものですか?
という問いでは、以下のような話もありました。

・思いやりと感謝を持って、ある程度セーブ出来ている。自分が走り過ぎない。
・頭ごなしにされない。「どう思う?」と聞かれたとき。
・自分の意見も聞いてもらえそうな感じ
・お互いが話を中断しない話し方
・自分の逃げ道がある。たとえば、自分が100%悪い時でも、
 あなたの立場もわかると一言添えてくれた時
・自分が期待するような答えが返ってこない時にも、
 この人間違ってるとは言わず、「どういうこと?」と聞く

そして、3人組での演習もしました。

偽りなく思ったことを言い難いと感じる状況を考えて
1.      思い込みの前提からではなく、どのような見方があるのかを聴かせてもらうために、自分の見方を、率直に、敬意にみちた方法で伝える練習をしてみる
2.      相手役の人、観察役の人は、そのように言われてどのように感じたかを話す

感想としては、こういう声がありました。
・こうこうした時のこと、私はこう思った、こうこうした時は・・・と、
 丁寧に説明されている感じがあり、こういう言い方をすると、
 相手がびっくりしないで話ができるのではないかと思った。
・自分が困っていることを、他の人がロールプレイでしてみてくれて参考になった。
・客観的になるのを、言いにくい強い感情の時にもできるといい
・気持ちに距離があると、自分の状況を説明しやすいけど、
実際にカチンときてる時なんかは、難しいと思う
・自分が悪いと思っていることが多く「相手に言いたいこと」がない
・一番言いにくいのは、主治医。みんな、よくポンポン例ができると感心した
・どうしても、主観的(感情的)になってしまう。客観的にできない。
・質問しようという勇気が足りないと感じた

今回は6人と少人数で、じっくりとお題について話をしたように思います。
自分の中で、相手がこうするのは、こういう理由に違いない、
と思いこんだまま話始めると、相手にとっては、
え?なに?なんのこと?と混乱するのでは?
という話も出ていて、確かにな~と思いました。
自分の気持ちを、相手にも分かりやすいように一つ一つ説明していく、
そういう風に話をしてみるというのを、試してみたいなと思いました。

次回:2012年9月22・23日(土日)拡大勉強会! 東京大学医学部3号館S102
 お申込・お問い合わせ:ipstky@gmail.com (担当:宮本・尾川)
 参加者氏名・PCメールを受け取れる連絡先・参加日をお知らせください。
 はじめての方も、大歓迎です!

7月8日(日)勉強会のご報告

ご報告が遅くなりました!1週間たってしまいましたが、2012年7月8日(日)に行った勉強会のご報告をいたします。

今回の勉強会は前回に引き続き「家のたとえ」からのテーマでした。
今回は、「それぞれの家のつくりを理解すること」です。

誰も実際には人の家の内側を見ることができません。外からは同じように見える家でも、その内側を見ることはできないのです。外からは同じように見えるために、中がどうなっているかわかると思い込んでいるかもしれません。

私たちは、ひとつの部屋やそこから見える風景に閉じ込められているかもしれません。
(テキスト 2_p.22より)


これらは、私たちが見えていると思っていることはいったいなんだろう?ということを、考えるきっかけになる問いだなぁと思いました。

わかるわかる!と思って、そのつもりで聞いてしまうと、相手の話に自分の話をかぶせてしまい、相手の話を途中でさえぎる形になってしまったり、相手が言おうとしていたことでないことに誘導してしまったりという話が参加者から出ました。

後半は小グループになり、下記の演習を行いました。
「とてもよくわかる」または「私と全く同じだ」と感じて全部話さなくてもわかるよと、瞬間的に思うような内容の話を、"どうしてそう思うようになったのか"に着目して会話してみる。

参加者からの気づいたことや勉強会の感想を一部ご紹介します。

  • 話が弾んで会話が広がっていった。 
  • 会話が開かれていった。 
  • 自分がしゃべるのは楽だけれども、聞くのは、どこに着目するかが難しかった。 
  • どうしてそう思うようになったのか、ということについて、どこに注目するのが感じることが必要だと思った。
  • 自分はどうしても他の人の話に割り込んでしまったりする傾向があるけれども、癖を直していくのが課題だと思っている。
  • 話をするのはおもしろかった。
  • 相手が話すのを聞いているのか、自分が話してもいいのか判断が難しかった。
  • IPSは一対一で話せるシチュエーションを作るのが前提だと感じた。


以上です。いろいろな話がでて楽しい会でした。

次回は
日時:2012年8月19日(日)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館 S102
です。初めての方も大歓迎です!またお会いできるのを楽しみにしております。

6月17日勉強会のご報告

今回のテーマは「家のたとえ」で、
人の内面を家に例えて考えてみたらどうなる?というようなお題でした。

家の作りは人それぞれ違います。
わたしたちはそれぞれ自分の家に住んでいます。
他人から見えるのは外側だけで、他人が私たちの家の中のことを、
完全にわかるということはありません。
家には壁や窓があります。
壁は内側の自分と外側の世界を隔てるものです。
窓は、そこを通して私達が外の世界を見るレンズの役割をしています。
私たちは自分の家の基本的な骨組みをもって生まれます。
そして成長すると共に、家の内装や外壁が形作られていきます。
そして、何年もの間に、私たちの家には多くの変化が生じます。

✍あなたの家に一番強い影響を与えたことはどんなことですか?
✍あなたの家にはどんな部屋がありますか?
✍あなたは、どの部屋で過ごすことが多いですか?その部屋にいるとき、あなたはどんなストーリーを自分に語っていますか?

今回は、人数が6人と少なめだったこともあり、
後半も小グループではなく、みんなでこんな ↓ 演習をしました。

1.      居心地悪く感じたときにする、自動的な反応がありますか?どの部屋に行きますか?
2.      地下室から誰かの“完璧”な庭をみているとしたら、どんな思いがするでしょうか?
3.      あなたの家は、建て替えられたり、内装が変わったりしたことがあったと思いますか?

家の例えを読んで、みんなで思ったことを話す中で、自分の特徴や傾向、
自分の考えや周りとの関わりに影響を与えている事などなど
しっとりじっくり話ができる時間を過ごしました。

できるできないはともかく、「気づく、意識する」きっかけが大切なのかもしれないな、と感じた勉強会でした。

次回:2012年7月8日(日)15:00-17:00 東京大学医学部3号館S102 で~す。
初めて参加の方も大歓迎ですので、お気軽にお越しください!

5月20日(日)勉強会ご報告

2012年5月20日(日)の15:00~17:00に勉強会がありました。
今回のテーマは、「役割に注意して聴く」でした。

“いい患者”である、あるいはいい患者だった人はどれくらいいますか?という問いかけからはじまる、文章を皆で読んで、役割ってなんだろう、とか自分がある役割、あるいは立場を担っている、担っていたと気づいた経験などについて話し合いました。

いい患者であろうとして禁止されてることをこっそりするのは、誰に対してのいい患者なのか、とか、
自分はこうしたい、こう思ってる、と言い出せない、とか、
望んでないときに寄ってくる販売員さんはいや、とか、
いい○○になろうって、結果を考えちゃうとうまくいかない、自分がこれをやりたいからやる、ってしていると、結果としていい○○になっていた、とかそういうことなのでは。
といった考えが共有されました。

後半では、「私たちが陥りやすい“役割”について会話を促すような言い方を試してみる」練習をしました。

勉強会の感想として

  • 自分は一方的に話しすぎるかなぁと思って聞き役になるよう心がけてみたけれど、そもそも話し過ぎと思っていたのが考えすぎだったかもしれないと思った。
  • 相手に気づいてもらえるような会話を心がけられるといいなと思った。
  • IPSのあれをやってみよう!とか思っちゃうとうまくいかないけれど、感じることを大事にして、このままやっていけばいつかはできるようになるように感じた。
  • 自分は役割のことを深く考えすぎてしまって、この人にはこれを言ってはいけないとか思っちゃうことあると思った。
  • 自分が疲れてるときとか、体力がないと人の話を聞くのは難しいと思った。
  • 勉強会でやっていることはわかるのだけれど、この通りにはなかなかうまくいかなくて、実践ではうまくいかない。。。
  • 今日はいつもより人数が少なくて最初はさびしいかな?と思ったけれど、終わってみれば、しっとりしていて良かった。

などの感想がありました。

個人的な感想としては、自分が陥りがちな役割に気づくことも大事だし、接している相手の人は自分自身のことをどんな風にとらえているのか(どんな役割にはまりこんでいるのか)ということをお互いに気づいていけるような、そしてもっと自由になれるような会話ができたらいいな、と思いました。

次回:2012年6月17日(日)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館S102
地図:http://bit.ly/hVR5pV

7月8月の予定:7/8(日)、8/19(日)いずれも15時-17時

4月29日(日)勉強会ご報告

2012年4月29日(日)17:00~19:00勉強会をしました。
今回のテーマは、「強力な質問をする」でした。
前半は、望ましくないことを避けるのではなく、望むことに向かって前進する、
そんな会話って、どんな会話だろう?ということを出し合いました。

後半は、困っていることをを避け、困りごとを解決することを考えて答える会話と、
「どんなことを望んでいますか?」
「どのように感じていたいですか?」
「どんなことができると思いますか?」と聞いてみる会話の違いを
3人組になって、ロールプレイで練習してみました。

・心が乱される場面や、どんな時にでも使える便利な言葉や技法はないと思っておきたい。
・長い時間をかけて信頼関係を作らないと言えないことのように思う反面、会話の流れによって話せると思える会話を目指しているのかもしれないとも思う。
・難しいテーマで、できていたかわからないけど、ロールプレイの会話は楽しかった。考えるよりやってみた方がいいと思った。
・興味をもって聞けている時はいいが、何とかしてあげたい、役に立ちたいという気持ちがでてきてしまい、それが邪魔に感じた。

などの感想がありました。

ロールプレーでの個人的な感想です。
 イヤな飲み会に行くか行かないか2つの選択に迷って相談したはずが、「どうしたい?」と聞かれて会話が進むと、「私は何に迷っているんだろう?どうしてイヤなんだろう?」と考え始めて、イヤな人がいて行きたくない、でも、その人のせいで自分が楽しい所に行けなくなって損をしそうでしゃくに障る、などど認識してなかったことを自分でしゃべりだしていて、自分ってこう思っていたのか、と発見があったり、最初は選択肢が2つだけだったのに、「行くけどイヤな人と遠く離れて座ればいい」という思ってもみない答えが、ふと浮かんできたり、会話が開かれていくというのは、こういうことなのか、というのを実感した勉強会でした。

次回:2012年5月20日(日)15:00-17:00 
場所:東京大学医学部3号館S102