2026年5月16日(土)IPS勉強会 ZOOM ご報告

5月16日(土)17:00-18:30に東京IPS勉強会がオンライン(ZOOM)開催されました。14名のご参加でした。 

全員ではじまりの確認と、IPSでしようとしていること、や、IPSで得ていることについて話しました。

  • IPSの勉強会に来てすっきりしたり、ほっこりしたり、という話をお聞きしていて、ああこれって、何かを発見したりしているってこと、互いの学びや成長を助け合うというIPSでまさにやりたいことなんだなと思った
  • IPSの原則に恐れから希望へ、というのがある。恐れや不安はあって当たり前なんだけど、何かあった時、自分の何かに触れたんだって気づいて、ああこれは自分の何に触れたんだろう、と思うようになった
  • 以前はIPSで世界観が気になっていたんだけど、最近は個人から関係へ、とか相互性に自分の関心が動いてきた
  • 以前、「わな」とか自分の思い込みにはまらないということをIPSで話していたことの印象がある。他者の合理性、他者がなぜそのようにするのか、ということを知りたいとみんながおもったら、世界から排除がなくなるのでは、と社会学で学んだりして。意図的なピアサポートでやってることもそういうことなのかなと思った

その後、その後、聞き方に関する質問表(こんな人の話をどの程度聴けるか、どのくらい好奇心・興味を持って聞けるか)を見ながら4~5人組にブレイクアウトして互いに話しました。

そして、最後は2人組で、聴き手・話し手となり、聴く演習をしました。

最後のみなさんの感想です:

  • 7分間は短かい。何時間もかけて話し合うと言うこともできたらいいとは思う。自分で見つめるような場を設けるというのはなかなかできない。昔は一昼夜話し合ったりした
  • 自分の視点で話していて、ここまで話していた私、と5分くらいして俯瞰する自分が出てきた メタな感じになったのに気づいたのは初めて
  • ちゃんと聞くというのが大事と思った
  • 気持ちが交流しているかなということを気にかけながら話すのもよいかなと思った
  • ピアサポートの沼みたいなものにはまっていたが、2人組で話をしたときに、ピアサポートは対話なんだと気づいた。知識や情報がなくても、共感することが納得することで、お互いの感情から引き出されるものがあると気づいた
  • ネットで自分の興味あることだけ調べるというような日常なので、ひとさまのお話をきかせていただくのは貴重な機会だった
  • 7分間ってけっこう長い。合いの手もなく、一方的に聴き続ける、話し続ける。この長い時間、7分間、相手から何かを受け取るわけではなくても、自分で気付くことがたくさんあって。自分の中にあった正解を見つけていく。振り返る自分を見る時間があって面白い体験だった
  • 聞き方に関する質問表を見て、こういう話は聞けて、こういう話は聞けない、みたいなのを読んで、自分の状態によってもいろいろだし、聞きたかったり聞けなかったりいろいろあるんだなと思った
  • 7分話すのは長いと最初思ったのだけれど、話しているうちに、自分の中でいろいろ思い出して。話せた。そういうこともできるんだなと思った
  • 今日は体調が悪かったが、最後までいられてよかった
  • 自分の聞き方に対して見直すことができた。感情をあらわにされることやふっかけられることが苦手だと思っていた。危険な時は自分を守らなければいけないけれど、相手が自分に何か伝えたいと思っているのであれば、それを聞くってことなんだなと思った
  • 7分の中で話をして、自分のことは解決はしていないが、ちゃんと話を聞くということについて気づくことがあった
  • 普段の職場とか、人間関係でやってる会話とあまりにも違う。こんなにずっと聞いてもらえることって普段ない。普段は相手があきてるんじゃないかとか困ってるんじゃないかとか考えながら話しているけれど、二人組のワークは、そういうことを考えずに話し続けている自分がいて。気持ちがずーんと収まっていくような感じがあって。すごく贅沢な時間だと感じた
  • 二人組で話して、学校とか職場で空気読みながら話すことにものすごくエネルギーを使ってきたんだなと気づいた。リアクションから何を考えているか読み取って、ってしてきたけれど、この勉強会ではそういうことをしないですむ。空気読むことにエネルギーを使いすぎるのもよくないと思った。普段空気読むという姿勢をしてしまってなかなかやめられないがそこから離れようとするのも大事なんだなと思った
  • 二人組で話すときに相手が黙っていても、ひとり言とは違う。目の前に人がいて、オンラインでも、目の前に人がいる。チャットGPTとは違う。いろんな価値観や世界観を持った人がいるというのが、ひとり言と全然違う
  • 自分は空気を読んでいたんだなと気づくことができるのがこういう(二人組のワークの)とき

今日もみなさまありがとうございました!

【次回の勉強会予定】

6月20日(土)15:00-17:00 対面(医学部3号館1階 S102)

7月23日(木)18:00- (特別勉強会。この日の詳細は勉強会参加者にご連絡します)

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。気持ちの良いお天気の土曜日の夕方でした。みなさまが何に動かされて参加しているか、というところでみなさん、さまざまな毎日を過ごしつつこちらに参加して、新たな気付きや何かを得ていらっしゃるんだな、ととても私の気持ちがひらかれる感覚がありました。90分をできるだけワークに使いたい!といつもよりちょっと急いでしまった部分もありつつも、みなさまと時間を過ごせてとても豊かな時間でした。ありがとうございます。

勉強会の振り返り:

  • 聞き方のワークが5人で10分になってしまったこと、二人組のワークを7分×2とするか8分×2とするか迷いつつ、振り返りの時間も撮りたい、7月の特別企画の話しもしたい、と思って、7分×2になったが、その短さはどうだっただろう。
  • 前半の進行はやっぱり少し早い感じがあった。もう少しゆったりできるといいだろうな
  • ブレイクアウトしたあとにチャットを見られないのではないかと思っていたが、そこでチャットについての確認ができてよかった
  • 後ろの演習に時間を取りたいと言っていたので、前半は短くても、それをやりたいんだな、と思って着にならなかった
  • 聞き方のワークはとてもおもしろかった。この15項目をやるだけでも1時間半使えるくらい。だから、10分間はとても短かった
  • ZOOMのときは時間が限られているから、テンポよくて明確で、それはそれでよいと思った
  • 小グループの時間が限られている時にはグループの人数を5人とかではなくてもっと少なくしてもよいかも
  • 声を出せない人がいたら少人数になり過ぎるかな、と焦ってしまったが、この勉強会メンバーはたとえ2人になっちゃったとしても大丈夫そう
  • 二人組については、3人で話すことで一人が観察することで見えることがあるのではないかと思う
  • 本当にその通りと思っているものの、三人組となるとさらに話せる時間が少なくなってしまい悩ましいといつも感じる
  • 参加者としっかり交流ができたかというと、まあまあ 一が早くて気持ちの焦りがあった。でも二人組とか楽しかった
  • 話すときに、自分のこころの奥にあることにアクセスする、ということがしたいこと、きれいに話したり整えたりしなくていいということ、落ち着いておりていく、というようなことを共有しておきたい
  • ZOOMのブレイクアウトの操作に焦ってしまうのだが、焦らずみんなに任せて良い


5/16の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年5月16日(土)17:00-18:30  場所:ZOOM
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は,2/21対面3/15 ZOOM)前々回:言語(ことば)について
最初の会話が持つ意味と重要性/言語が現わしている世界観に気づき、言葉を意識的に使う大切さを理解する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める 2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する 
聞き方に関する質問表 パート1:あなたは次のような人の話をどの程度、聞けるでしょうか?
とてもいい聴き手(5)~聴くのをやめてしまう(1)の5段階で
1. 自分と似ている人 
2. 違うタイプの人
3. 価値観が違う人
4. あまり意味をなさないと思うことを言っている人
5. 優越感をもって話す人
6. とても静かに話す人
7. 自分に自信がないように見える人
8. 感情をあらわにする人
9. 議論を吹きかける人
聞き方に関する質問表 パート2:次の事柄について、あなたはどのくらい好奇心・興味を持って聞けるでしょうか?
とても好奇心がわく・興味がある(5)~全く興味がわかない(1)の5段階で
10. よく知っている人の人生体験について
11. 知らない人の人生体験について
12. 人がどうして、そのように考えるようになったかについて
13. あなたと違う世界観を持つ人
14. あなたと正反対の世界観を持つ人
15. 会話の中で言われていないこと

深く聞くことが難しいのはどのような状況か、少し時間をとって考えてみてください。どうして、そう思うのですか?

♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。