今回の勉強会は前回に引き続き「家のたとえ」からのテーマでした。
今回は、「それぞれの家のつくりを理解すること」です。
誰も実際には人の家の内側を見ることができません。外からは同じように見える家でも、その内側を見ることはできないのです。外からは同じように見えるために、中がどうなっているかわかると思い込んでいるかもしれません。
私たちは、ひとつの部屋やそこから見える風景に閉じ込められているかもしれません。(テキスト 2_p.22より)
これらは、私たちが見えていると思っていることはいったいなんだろう?ということを、考えるきっかけになる問いだなぁと思いました。
わかるわかる!と思って、そのつもりで聞いてしまうと、相手の話に自分の話をかぶせてしまい、相手の話を途中でさえぎる形になってしまったり、相手が言おうとしていたことでないことに誘導してしまったりという話が参加者から出ました。
後半は小グループになり、下記の演習を行いました。
「とてもよくわかる」または「私と全く同じだ」と感じて全部話さなくてもわかるよと、瞬間的に思うような内容の話を、"どうしてそう思うようになったのか"に着目して会話してみる。
参加者からの気づいたことや勉強会の感想を一部ご紹介します。
- 話が弾んで会話が広がっていった。
- 会話が開かれていった。
- 自分がしゃべるのは楽だけれども、聞くのは、どこに着目するかが難しかった。
- どうしてそう思うようになったのか、ということについて、どこに注目するのが感じることが必要だと思った。
- 自分はどうしても他の人の話に割り込んでしまったりする傾向があるけれども、癖を直していくのが課題だと思っている。
- 話をするのはおもしろかった。
- 相手が話すのを聞いているのか、自分が話してもいいのか判断が難しかった。
- IPSは一対一で話せるシチュエーションを作るのが前提だと感じた。
以上です。いろいろな話がでて楽しい会でした。
次回は
日時:2012年8月19日(日)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館 S102 です。初めての方も大歓迎です!またお会いできるのを楽しみにしております。
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