2014年11月16日(日)勉強会ご報告

11月の勉強会がありました。
11名の参加でした。めでたく本日よりテキストの4巻に入りました。
※テキストが無くても勉強会にはご参加いただけます。

今回は、前回の振り返りなどした後、1時間ほど、マインドフルネス&マインドフルネスに歩くということで、東大の敷地内を好きなように歩きました。

• 息を吸って、息を吸っていることに気づく。息を吐いて、息を吐いていることに気づく。
息をコントロールする必要はありません。ありのままの呼吸を感じとります。
• 心の中にあるものに流されることなく、ともにあることができます。心の様子や思いを素直なやさしいまなざしで見つめると、心に嵐が訪れても、沈黙し平静であることができます。 
• 歩くことをじっくり味わってみる。一歩一歩あゆみながら、「今」に戻る。周りを見渡す。
自然の音に耳を傾け、風を感じる。
(微笑みの風 プラクティス http://www.windofsmile.com/#!practice/c10d6 より一部引用)

残りの30分、.テキストの4巻に突入しまして、ピアサポートの目的(4巻_p.3-4)
のことや、感想などを話しました。

• 精神保健の課題は、いろいろな病気に対する適切な治療法をみつけることですが、ピアサポートは、両者が学び成長する意図的な関係を築くことを目的にしています。
• 精神保健の治療で望まれる結果は、治療を受けている人が病気を管理することです。ピアサポートで望まれる結果は、お互いが、新しいやり方で自分自身について、そして関係について考えるようになり、その人の人生で望むことを作り出すことに向かって歩き始めることです。

✍ピアサポートについて思うところはありますか?



多すぎる言葉は頭をガチガチにしてしまうような気もしつつ、
ご紹介したい気持ちもあり、感想をご紹介したいと思います。

・1時間のマインドフルネスは、考えたりもしたけど、風が吹くと寒い、葉っぱが緑など普段気がつかないことがどんどん入ってきたのが新鮮だった。
・「ピアサポート」という言葉がいるか?
・支援者がいることで、答えのないことに答えがあるように思ってしまうことがある。怒りを無いもとして排除するでなく、あるねと優しく包むように、いろんな含みを持った言葉や存在も、あるねと包めるといいなと思った。
・今までは会話で関係を変えるということに重きを置いていると思ってきたが、「ただ繋がっている感じ」というだけのピアサポートのように感じ、そういうのもあっていいなと思った。
・怒っているけど怒っていると思った瞬間怒っていないように思う。
・「必然と会う」ことが意図的な、ではないかと思った。
・希望は与えられるだけじゃ持てない。
・自分の経験を話しアドバイスをするということが、一方的なお節介になっていないかと心配になった。その答えはまだ見つかっていない。
・影響を与えないでいることも、影響を与えていることの一つ
・考えないのは無理で、1時間ずっと不快なマインドフルネスだったが、自分の思考に気づくと変わっていく。今まで思考に気づくということはしてこなかった。自分が望むことに気づくことは出来ていなかった。マインドフルネスをしているうちに、自分が本当はこうしたかったということに気づきやすくなっていくのかも。
・1時間ずっと考えていた。考えて手放すということを繰り返した。


最後は次回の忘年会の話をしました。
次回は、今年最後の勉強会となります。
いつもの教室で、勉強会終了後2時間ほど、忘年会を予定しています。
各自食べたいもの飲みたいものがあれば持ってきたり買いに行ったり、すきに集まったり帰ったりですので、当日の飛び込み参加も大歓迎です。

次回:2014年12月27日(土)15:00~17:00 勉強会終了後、忘年会

寒さが身にしみる季節ですね。みなさまお体大切に、お過ごしくださいませ。