お久しぶりの参加の方、はじめてご参加の方、毎回の参加の方など、さまざまな方がいらしてくださいました。
【前回までの振り返り】
前回の9月は2日間にわたる、拡大勉強会だったので、今回は8月の勉強会と9月の勉強会を振り返りまして、
- 前回の拡大勉強会で他の人と世界観がつながった感じがしたこと
- 率直なコミュニケーションを試してみたこと
- 他の人を一方的な見方で見て思い込んでいることについて気付いたこと
また、今日は定期的な東京勉強会の中でははじめてマインドフルネスをみんなでやってみました。
マインドフルネスをしたことで「安心感と満足感があった」、「心が静まった」、「瞑想の習慣」、「静寂の音を聴く」、「自分を労り、深める」などの感想や気付きが挙がりました。
【現実を交渉する】
今回のテーマは、「現実を交渉する」です。
・・・真実というのは、単に受け止め方であり、誰の受け止め方にも他の誰かの受け止め方と全く同様に真実なのだという事実について考えるだけで十分です。・・・(テキスト 2_p.36)
・・・実際の会話の中で、自分が信じている真実から一歩引いて、自分にとっての真実を保ちながら、他の人の真実にも深く心を拓くことができている、ということです。・・・(テキスト 1_p.11)
まず、現実を交渉することについての会話の例(テキスト2_p.36)をみんなで読みました。この例の中で、「つながりが途切れたままであればその場を立ち去ることを選択することができる」という文言が出てきて、これについての話も広がりました。
- その場を立ち去っていいのか?つながりを途切れたままにしていいのか?と思ってしまう。
- 必ずつながりをいつでも保とうとしなければならないわけではないのではないか。
- つながりたい人とつながるためのものがIPSだと思われるから、つながりたくない人とまで繋がらなくて良いのでは。
- この例の状況(自分がひどいことを言われていると感じる)というような状況で、相手が自分のことが怖い、とか思ったことを言わずに、じゃ、また、みたいにすっと友人に離れられたらとてもつらいと思う。
- 職業としてピアサポートをするときに、つながりたくない人との関係について考えてしまう。関わりは必要だと思われるけれども、その人とつながっている、つながりたいとは思えなくて、でも、もしかするとその人の気持ちを知れば寄り添える気がするのだけれど、、、、。
【演習】
このあと、「現実を交渉する」の演習として、3人一組になり、「私はみんなに嫌われているんです、あなたも私のこと嫌いなんですね。」と言われたときの会話をやってみました。
- 自分の誠実さを試されるような気がしてこわかった。
- 傷つけたくない、と思って何かをいうことも誠実ではないように思った。
- つい謝ってしまった。
- 自分が実際にそういう言い訳を使っていることに気付いた。
- 男性に嫌われてもいいんじゃないかという意見もあった。
- あなたも私のこと嫌いなんですね、というところについ反応して弁明したくなるが、みんなに嫌われている、と思っているつらさとかの方に目を向けられると良いかもしれないと思った。
今日も楽しい会でした。ありがとうございました。
次回は
日時:2012年11月25日(日)15:00-17:00
場所:東京大学医学部3号館 S102
です。はじめての方も大歓迎です!お会いできるのを楽しみにしています。
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