2月21日(土)15時~17時に、対面のIPS勉強会がありました。この日は20名での勉強会でした。
毎回、「はじまりの確認」や「IPSやこの場でやりたいこと」は試行錯誤ですが、今回は、はじまりの確認は、全員で20分間くらいで、とあらかじめ皆で話し合って行い、IPSでやろうとしていることは、参加者の方の有志にその人なりに感じていることを話してもらい、それを聞いて自分に浮かんだことを近くの2-3人で話す、ということをしました。
そして、「前回勉強会からの振り返り」で、使う言語(ことば)に意識を向ける、について感じたことや思ったこと、この間の日々の中で感じたことなどを話しました。
- 自分はメンタルヘルスの言葉よりも生活の言葉を使う方が話しやすい
- 単語があることでわかりやすくなることも。たとえば、「ヤングケアラー」っていうと、なんとなく伝わるような。もちろん、それぞれの背景や状況は違うのだけれど。
- 聞いてる人の世界観を見ながら話す
- 自分は何をしたいのか、をわかっているとよさそう。日本ではとりあえずまわりに合わせたり場に流されたりということが起こりやすい
- 自己紹介で名前よりも先に所属を言う場(会議とか)がけっこうあって気になる。でも考えてみると、そういった場では個人が誰かよりもどの組織か、が重要だったりするのかな。
- ことばって意味の積み重なり。
というような、また前回の勉強会からさらに深まるような話がありました。
そして今回から、「聴くこと:違った聞き方をすること」です。
IPSのワークブックにある「違った聞き方をすること」の文章を読んで感じたことを近くの3-4人で共有しました。
そしてその後、二人組になって、相手の話を聞く、という演習をしました。
聞くことの演習と、勉強会の感想です
- 通常の聞き方で、腕組みをしない、とかいうけれど、腕組みをしててもいいと思う、それ自体が世界観
- 目を合わせるとか、親孝行がよいとか、そういうことを聞くと、自分の世界観が動いちゃう
- カウンセリングルームとかだと話さないといけないというプレッシャーがあると気づいた
- 聞き手のとき、相手に注意を向けないといけないと思い少し忙しかった
- 普段話すとき、簡潔に話さないといけないとか、むき出しにしちゃいけないとか、気取っちゃう。でも今日は黙って聞いてもらうことで自分の世界観がむき出しになる感じがした
- 一方で自分が聞き手だったときに、相手の世界観を聞けていただろうか。
- うまく聞かなくちゃという気持ちが出ちゃったりしたけれど、上手に聞こうとしちゃうのを手放した瞬間に相手がほぐれた気がした。相手の感覚に気が向く感じを体験した
- 「聞いてもらったと思えたとき」というのは自分にとっては、自分ばっかり話しちゃった、、、と思ってしまうので、「わかってもらえた」という表現の方が自分にはしっくりきた
- 世界観を感じるというのは、その内容がわからなくても、この人楽しそうにしゃべってるな、とか世界観を感じながら聞くって感じかな。
- 自分が初めて聞いてもらえたと思った経験は、初めて会った人で、45分間、話をしに行った時に、その話ではなく、自分にとって意外なことをその人が言って、その後数回その人と話をしに行ったら、よくわからなかった自分の不安が消えた体験がある
- 自分の職場の人の周囲とのやりとりを見ていて、この人の経験していることはドラマなんじゃないか、と思った。IPSでは「ストーリー」という言葉がよく出てきて、ドラマとストーリーがどう違うかとかはわからないけれど。
- 手持無沙汰でぼけっとしているときが一番自分にとってはよかったりする。
- いろんな世界があるってこととか感じられるとよい
今日も楽しい回でした。
初めての方複数名も含め、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
【次回以降の勉強会予定】
3月15日(日)17:00-18:30 ZOOM
4月19日(日)10:00-12:00 対面
5月16日(土)17:00-18:30 ZOOM
ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。今回は、初めての方も多くご参加くださり、少し緊張してしまいつつもうれしかったです。前回てんぱったときに、みんなに助けてもらえばいいんだ!と思えたので、今回は皆さんに頼ったり意見を聞いたりできて本当にうれしく楽しい回でした。みなさん、ありがとうございます。
勉強会の振り返り:
今日の勉強会振り返りは、おそらくこれまでで最大の人数での振り返りとなりました!残ってくださった皆さんありがとうございます。
チェックインを20分と区切ったことについて
- 焦らせてないか気になった
- 時間が限られていることについてみんなで意識合わせをできてよかった
3人の少人数で話す
- 今回の3人はあれはあれでよかった
- 回によって5人で話すなどいろいろ毎回違ってよいのでは
- 皆で進行に協力しようという空気を感じてよかった
- 沈黙を怖がってしまう自分に気づいた。自分と出会う場を邪魔していなかっただろうかと気になった。この勉強会で大事にしてきた流れなどがわからない者にとっては難しいことがあった
- 大きなグループでの場では、全体で発言できる人だけが話すというところがあるが、3人くらいだと、大きなところでは発言できない人にもチャンスがあった
- 3人組によって、雰囲気がいろいろで、いろんな声が聞こえてよかった
- 12ステップとかでも、最低6回は来てください、回によってもいろいろだから、と言うように、いろんな回があってよいと思う。今日はこんな体験だったけど、次はまた違うし、こうならなかったな、というのを体験して、それを感じるということ十分
二人組 7分
- 長いと思ったけれど全然いけた
- 7分長かった。沈黙しているのとか相手はどう思ってるかなとか考えた
- 5分までだとまとまって話すけれど、7分を超えるくらいで身体になっていくのを感じる
- ワークブックの文章の紹介、理解に時間をかけたい気もするけれどなかなか時間を取れない
- 時間を区切って焦らせてないかなと気にしていたようだが、自分は時間が決まっている方が安心
みなさま 振り返りもありがとうございました! 振り返り、毎回の勉強会後に15~20分程度、有志で行っています。ご関心のある方は勉強会の後どうぞ残って参加していってください!
日時:2026年2月21日(土)15:00-17:00 場所:医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう

