2026年8月18日(火)IPS勉強会 ZOOMご報告

8月18日(火)19:15-20:45に東京IPS勉強会がオンライン(ZOOM)開催されました。18名のご参加でした。 

このところ毎年8月の勉強会は、平日夜間にZOOMで行って、夏休み特別企画と称してゆったりとした内容としています。

毎回恒例のはじまりの確認と、IPSで大切にしていることをしたあとは、前回の勉強会(5月6月)と、7月23日(木)のLisa Archibaldさんとの交流会の振り返りをしました。

リサさんとの交流会で印象に残ったこととして以下のようなものがありました。

  • 自分の中にあるIPSとかピアサポートに対する考え方が、一緒だ!と思った
  • ほどこすとかではない、人と人との関係、ただそこにいるだけの安心感
  • 隙間とか、スペース、語られないことこそ大事
  • IPSがさまざまな国に広がっていて、それぞれの文化や地域になじんでいくとよい、締め付けたいと思っていないというのがよかった
  • 協同組合的に、報酬は同じ、資本家が独占するとか所有するとかではなくというのが印象的だった
  • 相手に余白を与える 理解することにもつながる
  • こうしたいという強い感情があったとしても、相手に余白を与えて隙間を与えてあげることによって、いい関係性を作り出すことがある
  • 「休息こそがレジスタンスだ」
  • 途切れても、無理に埋めない。途切れたままにする。あえて埋めない。
  • スペースっていう単語を、どう訳すか。ゆとり、余白、など。自由度が高いから、気楽さがある。受け取ってもいいし受け取らなくてもいい。

この日は、ワークブックからの抜粋などはせず、IPSについて思うことや、今思っていることなどについてを題材とした聞く演習を二人組でしました。
以下は、みなさまの勉強会の感想の一部です。
  • 二人組の時間。自分が普段していなかった話を深められて、いい経験だった
  • お話をできたのが自分にとってはよかった。お相手の方のカメラが使えないとのことで
  • 暗闇に向かって話しているような感じになったけれど、お互いに話しているうちに映像が浮かんできたりしていい時間をすごせた
  • この演習は、相手がリアクションしてこないことがわかっている。ただただ聞いてくれるということがわかっていたので、変なことを言ってもいい、まとまらなくてもいい、話が飛んでもいい。ただただ話させてもらえる。いつもは、ちゃんと話さなきゃ、残りの時間でまとめないとって思っちゃうところ。
  • 自助グループの言いっぱなし聞きっぱなしは、たくさんオーディエンスがいるけれど、ここでは相手は1人だけ。自分の心の動きも見つめながら話せていい時間だった
  • 助けから学びという原則に関して。すぐに助けたがる、医療関係者にはそういう傾向がある。それを学んでいくんだなと思った
  • リサさんの空間をイメージする、存在する、認めるというのがよかった
  • まとまってない状態でただ話していって、相手がおだやかにいてくれる状況。いつもだったら焦りが出てくる
  • まとめないのは大事だと思った。まとめようとすると自分の心に向き合うとかができなくなっちゃう。浮かんだことをただ話すみたいなことを意識した方がいいなと思った
  • ひとりごとではない。ただそこにいてくれるありがたさ。沈黙。
  • IPSが本当にはじめてだった。二人組の演習では、話のゴールを決めていなかったけれど、自分がいつの間にかまとめてしまうクセや、話をし慣れている自分に気付いた
  • こういう(2人組の聞く演習のような)場面を設定すると、呼吸が深くなる。落ち着いて相手の話を聴くことができるし、理解も共感もできて、話を聴ける。あらためて、こういう時間、会話はいいなと思った
  • いまだにIPSがわからない つながったり切れたりを繰り返しているだけで、再接続というのがなくて、切れちゃったらおしまいだ、っていう自分がいて。世界観とかわからない。相互の学びとか、お互いが歩み寄るとか、夢物語。あこがれでしかない。
  • はじめて参加。緊張の高い経験だった。聞く役をやることができて、内容がすごく面白かった。自分が学ぼうとしていることを、言語化してくれるものがここ(IPS)にあった気がする
  • 画面オフのまま聞いているってことを示すのはすごく難しい
  • こころの中が丸いとしたら、それをこねて伸ばしているような
  • ただひたすら聞く、居心地の悪さを感じるかと思ったけれど、全然そんなことなくて。(これまで)相手の反応を見ながら、関心がないのかなと考えながらやってきたけれど、そういうことをしなくても平気なんだと思った
今日もみなさまありがとうございました!
【次回の勉強会予定】
9月23日(水祝)10~16時 拡大勉強会 場所:医学部3号館N101
10月(対面): 10月25日(日)10時~12時@いつもの医学部3号館S102

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。夏の夜のゆったりとした勉強会。そして、いつもより長めの二人組の聞く演習。感想の中でもありましたが、呼吸が深くなるような感覚が確かにありました。。ありがとうございました。

勉強会の振り返り:

  • いい会だった。個人とか関係とかそういうのがこの場にあった、はじめはなかったけれど、時間がたつうちにそれが出てきた感じを受けた
  • 聞く演習に1人10分取れたのはよかった ゆったりできた
  • 夏休み特別企画 初めて参加した人にも、自由に話すのとか、特別な時間ってわかってよかったのでは
  • IPSがなんなのかわからない、というのは、自分も仲間に聞かれてなんて説明していいのかわからない
  • わからないということ 自分もわからないのがキーワード
  • 世界観につながる感じがしている。わからないということは。言葉にしてしまうと陳腐。みんなにわかるけれど、その人そのものではない。
  • IPSってなんなのか、って質問で、誰かが聞いて答えて、それで納得して終わりっていうのではなくて。質問されたら、勉強会やってるからきてみれば?っていうのがよさそう
  • 19時15分スタートは、19時まで何かがある人にも参加しやすかったのでは
  • (二人組の話す側の人にとって)「自分のための時間」と表現されていたことで、話し手の権利を守ってくれた感じがした
  • 19:15スタートは、晩御飯の時間が難しかった
  • お題がないのもよかった。あったまりにくかったという面はありつつも気持ちはのびのびと
  • 拡大勉強会のお知らせと、仙台のIPS勉強会のお知らせを東京勉強会のMLでも流しましょう

ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。


2026年7月23日(木)Lisa さんとの交流会をしました

7月23日(木)夜、東京IPS勉強会メンバーの希望者と、Lisa Archiboldさんとの交流会をしました。

Lisaさんはスコットランド在住で、2022年からIPSの共同ディレクターをつとめていらっしゃいます。

2025年にお会いした時に、2026年にご旅行で日本にもいらっしゃるとのことだったので、ぜひ東京勉強会へ!とお誘いしていて、本当にいらしてくださったのでした。

Lisaさんとの交流会は、東京IPS勉強会メンバーで事前申し込みをされた方14名とLisaさんと娘さんで開催し、LisaさんからIPSについてお話をお聞きし、コ・リフクレクションの時間をご一緒した、そんな時間でした。

とても楽しく、心に残る会でした。どうもありがとうございました。

2026年6月20日(土)IPS勉強会 対面 ご報告

 6月20日(土)15:00-17:00 にIPS勉強会がありました。途中まで、途中から含め13名のご参加でした。

全員ではじまりの確認と、IPSでしようとしていることについて話しました。

  • 「トラウマの経験を考慮した」というあたり、相手のこの辺(背後)を意識する
  • 「世界感を理解するために助け合う」が好き
  • 「助け」から「学び」へをもっと知りたい
    • 助け・助けられの関係から学びあう関係へ
    • 落ち込んでいるときほっておいてほしい時もあるし、相手からそう言われたらつらいから声をかけないこともある
    • 軽々しく言われたくない、と言われたとき、以前は傷ついていたけれど、そんな状態なんだな、とか、ほっておいてほしい時もあるんだな、と学びになる
    • たとえば映画を見て感動するとかも学ぶこと、何かに心が動かされる体験とか
    • 助けようとするのではなく、相手に何が起きているのか、相手の声をじっと聴く、みたいな
    • 助ける・助けられるの関係は一方的で相互性がない、つながりにくくなっちゃう
    • 「助け」から「学び」というのは、「助ける」から「学び」へ、なのか、「助けられる」から「学び」へなのか皆はどう解釈しているのかと考えた

聞くことについて、前回は、どんな話なら自分は聞きやすいのか、聞きにくいのか、などの自分のパターンや傾向を考えてみることをしたという振り返りをしました。

  • 支援者は境界線を引くのがうまいけれど、ピアスタッフは聞き過ぎちゃうことある
  • 何度も同じ話をしてくる人の話を聞くなどのときに20分とか30分とか枠を作るとかではなくて、相互的な違う関係性にチャレンジするということをIPSではやってみたい
  • 学ぶのは自分だけじゃない
  • 落ちていく関係ではなくて、向かいたいのは、違うところにもいけるという可能性だったり風がふわっと入るような、そんなひらかれ方
  • 解決を求めてしまうということではないのかも
  • 支援者に決めつけられてきたから自分もつい支援者を決めつけちゃうことある
  • 意味がないことに助けられる
  • 声になる前の声を聴いたり
  • 伝えたいけど言いにくいことある
  • お金の関係(給料をもらってるとか)があるとまた違った関係になってしまう
  • 4つの大切なことのうち、(1)の通じ合う感覚とか(3)の相互性に集中してそしてそこで苦労していて(2)世界観とか(4)の向かうことまでは時間が足りない

もっと話を続けたいと思いつつ、ここで、二人組のワーク(聞く・聴く演習)をしました。

  • 勉強会の感想では、以下のようなことが出ました。
  • コミュニケーションはキャッチボールをしないといけないという刷り込みがあってついキャッチボールをしたくなってしまった
  • 黙って聞く、質問しないで聞くってこういうことなんだ、と実感した
  • マインドフルネスを思い出していた。ありのまま、評価せずに今この瞬間を受け止める。解釈をしないで聞く、評価判断せず、ということ
  • 自分の世界観に触れると反応してしまう自分がいた。世界観の制御は難しい
  • 今日は人の話を聞けた気がする
  • 仕事で人の話を聞いているが、そこでは「いい人でいないと」とか「相手に働きかけないと」と思っていたが、今日は素の自分で聞けた
  • ただ聞くって簡単じゃない。だからわざわざ練習するんだなと思った

今日もみなさまありがとうございました!

【次回の勉強会予定】

7月23日(木)18:00- (特別勉強会。この日の詳細は勉強会参加者にご連絡します)

8月18日(火)19:15-20:45 ZOOM

9月23日(水祝)10:00-16:00(案) 対面 (医学部3号館)

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。雨の中、ご参加いただき、遠方からの方、お久しぶりの方も含め、本当にありがとうございました。この日は「家のたとえ」というのを準備していたものの、その前のところで話が尽きず、家のたとえは後日に繰り越しになりました。そして、勉強会の内容や、家のたとえの繰り越しについても、勉強会終了後の振り返りに参加された皆さんとたくさんお話ができ、そんな風に皆で柔軟に一緒に学んだり思ったことを言ったり一緒に考えることができて、とてもありがたいことだなと心から感じました。どうもありがとうございました。

勉強会の振り返り:

  • 家のたとえ、時間がないだろうなと思っていたが、今日はやらないと割り切ったのはよかった
  • 二人組のワークのあと、二人で共有する時間があるとよいと感じた。話を聞いて新たなことがわいてくるので
    • コメントをしない、言う言葉を考えない、ということで、聞く演習をしたい。
    • IPSではとても繊細な話をすることがあって、その自分のした話に対して、コメントをされてすごく傷ついたり、やっぱりこう扱われるんだと思ったり悲しくなったり、相手を傷つけてしまった経験があるために、コメントをしないことにこだわってしまう自分がいる
    • 傷つく・傷つけるからコメントをしない、というのはわかるが、「向かう」ためにはそれが必要なこともあるのでは?
    • 以降のIPSの聞き方の中で、相手の気持ちを映し出す、とか、自分に起きている反応について話すなどもあった
    • 感想を言いたくなる自分に気づくのも大事かも?
  • 聞き方のワークが9分あってよかった。5分6分ではなかなかその人が出てこないかも。長い時間でこそ見えてくるものがあった。何度もこの二人組をやって、いろいろな長さでやってみてこそわかったことでもある。
  • 席をぴったりの数にしておいてあとから来る人がいたら詰めていくというのと、最初から空席があるのとどちらがよいのだろう
    • あとから来る人にとっては、空いている席がいくつかあると座りやすい。詰めてもらうのは申し訳ない
  • 大きなテーブル型か、ドーナツ型か、ドーナツ型の場合、真ん中に花とか何かを置くか
この日の振り返りはさまざまな話が出て、10人以上で1時間も熱心に話し込んでしまいました。いろいろなお話ができてよかったです。ありがとうございました。

6/20の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年6月20日(土)15:00-17:00 場所:東京大学医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は,4/19対面 5/16 ZOOM)前々回:言語(ことば)について
聞く力についての理解を深める, 聞くことについて学び練習する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める 2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する
家のたとえ(別紙)を読んでください。
1.“地下室”から見た世界とはどのようなものだと思いますか。
2.地下室から、他人の“完璧”な庭を見たら、どのように思うでしょうか?
3.あなたの家はどんな家ですか?どんな部屋がありますか?
4.とてもよくわかると思う話を誰かがしているとき、あなたはどんな風に聞くでしょう?
5.その人が話していることは、あなたが地下室の話をするときと同じことを話しているのだと思ったら、どのような話の聞き方をするでしょうか?
6.本当に理解されていると感じ、それで、物事を違ったふうに見ることが出来るようになった、というような会話の経験がありますか?
♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

2026年5月16日(土)IPS勉強会 ZOOM ご報告

5月16日(土)17:00-18:30に東京IPS勉強会がオンライン(ZOOM)開催されました。14名のご参加でした。 

全員ではじまりの確認と、IPSでしようとしていること、や、IPSで得ていることについて話しました。

  • IPSの勉強会に来てすっきりしたり、ほっこりしたり、という話をお聞きしていて、ああこれって、何かを発見したりしているってこと、互いの学びや成長を助け合うというIPSでまさにやりたいことなんだなと思った
  • IPSの原則に恐れから希望へ、というのがある。恐れや不安はあって当たり前なんだけど、何かあった時、自分の何かに触れたんだって気づいて、ああこれは自分の何に触れたんだろう、と思うようになった
  • 以前はIPSで世界観が気になっていたんだけど、最近は個人から関係へ、とか相互性に自分の関心が動いてきた
  • 以前、「わな」とか自分の思い込みにはまらないということをIPSで話していたことの印象がある。他者の合理性、他者がなぜそのようにするのか、ということを知りたいとみんながおもったら、世界から排除がなくなるのでは、と社会学で学んだりして。意図的なピアサポートでやってることもそういうことなのかなと思った

その後、その後、聞き方に関する質問表(こんな人の話をどの程度聴けるか、どのくらい好奇心・興味を持って聞けるか)を見ながら4~5人組にブレイクアウトして互いに話しました。

そして、最後は2人組で、聴き手・話し手となり、聴く演習をしました。

最後のみなさんの感想です:

  • 7分間は短かい。何時間もかけて話し合うと言うこともできたらいいとは思う。自分で見つめるような場を設けるというのはなかなかできない。昔は一昼夜話し合ったりした
  • 自分の視点で話していて、ここまで話していた私、と5分くらいして俯瞰する自分が出てきた メタな感じになったのに気づいたのは初めて
  • ちゃんと聞くというのが大事と思った
  • 気持ちが交流しているかなということを気にかけながら話すのもよいかなと思った
  • ピアサポートの沼みたいなものにはまっていたが、2人組で話をしたときに、ピアサポートは対話なんだと気づいた。知識や情報がなくても、共感することが納得することで、お互いの感情から引き出されるものがあると気づいた
  • ネットで自分の興味あることだけ調べるというような日常なので、ひとさまのお話をきかせていただくのは貴重な機会だった
  • 7分間ってけっこう長い。合いの手もなく、一方的に聴き続ける、話し続ける。この長い時間、7分間、相手から何かを受け取るわけではなくても、自分で気付くことがたくさんあって。自分の中にあった正解を見つけていく。振り返る自分を見る時間があって面白い体験だった
  • 聞き方に関する質問表を見て、こういう話は聞けて、こういう話は聞けない、みたいなのを読んで、自分の状態によってもいろいろだし、聞きたかったり聞けなかったりいろいろあるんだなと思った
  • 7分話すのは長いと最初思ったのだけれど、話しているうちに、自分の中でいろいろ思い出して。話せた。そういうこともできるんだなと思った
  • 今日は体調が悪かったが、最後までいられてよかった
  • 自分の聞き方に対して見直すことができた。感情をあらわにされることやふっかけられることが苦手だと思っていた。危険な時は自分を守らなければいけないけれど、相手が自分に何か伝えたいと思っているのであれば、それを聞くってことなんだなと思った
  • 7分の中で話をして、自分のことは解決はしていないが、ちゃんと話を聞くということについて気づくことがあった
  • 普段の職場とか、人間関係でやってる会話とあまりにも違う。こんなにずっと聞いてもらえることって普段ない。普段は相手があきてるんじゃないかとか困ってるんじゃないかとか考えながら話しているけれど、二人組のワークは、そういうことを考えずに話し続けている自分がいて。気持ちがずーんと収まっていくような感じがあって。すごく贅沢な時間だと感じた
  • 二人組で話して、学校とか職場で空気読みながら話すことにものすごくエネルギーを使ってきたんだなと気づいた。リアクションから何を考えているか読み取って、ってしてきたけれど、この勉強会ではそういうことをしないですむ。空気読むことにエネルギーを使いすぎるのもよくないと思った。普段空気読むという姿勢をしてしまってなかなかやめられないがそこから離れようとするのも大事なんだなと思った
  • 二人組で話すときに相手が黙っていても、ひとり言とは違う。目の前に人がいて、オンラインでも、目の前に人がいる。チャットGPTとは違う。いろんな価値観や世界観を持った人がいるというのが、ひとり言と全然違う
  • 自分は空気を読んでいたんだなと気づくことができるのがこういう(二人組のワークの)とき

今日もみなさまありがとうございました!

【次回の勉強会予定】

6月20日(土)15:00-17:00 対面(医学部3号館1階 S102)

7月23日(木)18:00- (特別勉強会。この日の詳細は勉強会参加者にご連絡します)

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。気持ちの良いお天気の土曜日の夕方でした。みなさまが何に動かされて参加しているか、というところでみなさん、さまざまな毎日を過ごしつつこちらに参加して、新たな気付きや何かを得ていらっしゃるんだな、ととても私の気持ちがひらかれる感覚がありました。90分をできるだけワークに使いたい!といつもよりちょっと急いでしまった部分もありつつも、みなさまと時間を過ごせてとても豊かな時間でした。ありがとうございます。

勉強会の振り返り:

  • 聞き方のワークが5人で10分になってしまったこと、二人組のワークを7分×2とするか8分×2とするか迷いつつ、振り返りの時間も撮りたい、7月の特別企画の話しもしたい、と思って、7分×2になったが、その短さはどうだっただろう。
  • 前半の進行はやっぱり少し早い感じがあった。もう少しゆったりできるといいだろうな
  • ブレイクアウトしたあとにチャットを見られないのではないかと思っていたが、そこでチャットについての確認ができてよかった
  • 後ろの演習に時間を取りたいと言っていたので、前半は短くても、それをやりたいんだな、と思って着にならなかった
  • 聞き方のワークはとてもおもしろかった。この15項目をやるだけでも1時間半使えるくらい。だから、10分間はとても短かった
  • ZOOMのときは時間が限られているから、テンポよくて明確で、それはそれでよいと思った
  • 小グループの時間が限られている時にはグループの人数を5人とかではなくてもっと少なくしてもよいかも
  • 声を出せない人がいたら少人数になり過ぎるかな、と焦ってしまったが、この勉強会メンバーはたとえ2人になっちゃったとしても大丈夫そう
  • 二人組については、3人で話すことで一人が観察することで見えることがあるのではないかと思う
  • 本当にその通りと思っているものの、三人組となるとさらに話せる時間が少なくなってしまい悩ましいといつも感じる
  • 参加者としっかり交流ができたかというと、まあまあ 一が早くて気持ちの焦りがあった。でも二人組とか楽しかった
  • 話すときに、自分のこころの奥にあることにアクセスする、ということがしたいこと、きれいに話したり整えたりしなくていいということ、落ち着いておりていく、というようなことを共有しておきたい
  • ZOOMのブレイクアウトの操作に焦ってしまうのだが、焦らずみんなに任せて良い


5/16の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年5月16日(土)17:00-18:30  場所:ZOOM
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は,2/21対面3/15 ZOOM)前々回:言語(ことば)について
最初の会話が持つ意味と重要性/言語が現わしている世界観に気づき、言葉を意識的に使う大切さを理解する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める 2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する 
聞き方に関する質問表 パート1:あなたは次のような人の話をどの程度、聞けるでしょうか?
とてもいい聴き手(5)~聴くのをやめてしまう(1)の5段階で
1. 自分と似ている人 
2. 違うタイプの人
3. 価値観が違う人
4. あまり意味をなさないと思うことを言っている人
5. 優越感をもって話す人
6. とても静かに話す人
7. 自分に自信がないように見える人
8. 感情をあらわにする人
9. 議論を吹きかける人
聞き方に関する質問表 パート2:次の事柄について、あなたはどのくらい好奇心・興味を持って聞けるでしょうか?
とても好奇心がわく・興味がある(5)~全く興味がわかない(1)の5段階で
10. よく知っている人の人生体験について
11. 知らない人の人生体験について
12. 人がどうして、そのように考えるようになったかについて
13. あなたと違う世界観を持つ人
14. あなたと正反対の世界観を持つ人
15. 会話の中で言われていないこと

深く聞くことが難しいのはどのような状況か、少し時間をとって考えてみてください。どうして、そう思うのですか?

♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。


2026年4月19日(日)IPS勉強会 対面 ご報告

4月19日(日)10時~12時に、対面のIPS勉強会がありました。この日は13名での勉強会でした。

毎回、「はじまりの確認」「IPSが目指していること、この勉強会でしたいこと」を試行錯誤していますが、今回は、はじまりの確認は、全員で話し、自分にとってのIPSや日頃の中で感じていることなども全員で話しました。

  • IPSを学んで、自分の思ったことを話していい、主体的になった経験
  • 自分は親の言うことを聞くようにと言われて育ってきたが、IPSやさまざまなものを学んでいろいろなことに触れ、違う価値観にも出会った。しかし親からはIPSを今すぐやめるようにと言われたり
  • IPSは自分と近い人との間ではさらに難しいと聞いたことがあったけれど、たしかに、近い人であればあるほど、わかってくれるだろうという気持ちが強いので、わかってもらえるんじゃないかと思ってわかってもらえない!となってしまったり
  • ここの思いは譲れない、というようなときは相手の話は聞けない
  • わかってもらいたいという気持ちが自分は強いんだな。その根本にはなんでわかってくれないのか?という思いがあったりして、それがトリガーとなったり
  • 私のことをわかってほしい、という気持ちはある
  • どうせ誰もわかってもらえない、と思うと寂しい
  • とりあえず聞いてくれるというのでも良い時も
  • リカバリーストーリーを話すように言われることあるが、見世物というか、搾取されているような気持になることがある。自分の経験を差し出すって大変なこと
  • 自分は自分のことをいろいろ聞かれるのでSNSで発信するようにした。いいことだけ書くようにしたり
  • 強制収容所の職員から強制収容されている人に向かって「私たち対等だよね」と言われたとしてもそれは違う!と思う
  • リカバリーストーリー、自分の未来を決めちゃうような気持になることもあって。語りたい人と話したい
  • 支援の実習生などから、なんだかちょっとな対応をされてモヤモヤとしても、その人をIPSの対話に招くことはできる、していきたい、とシェリーミードさんから聞いた
  • つながりの質って、純度100%とかってない
  • リカバリーストーリーをちょっと話して、とかって、プロのデザイナーに、ちょっとここに絵書いてみて、とか、美容師さんに、ちょっと私の前髪切ってよ、って頼むような、失礼な感じもちょっと受ける。頼む人に悪気はないけど専門性に対する感覚に無知というか

その後、聞き方に関する質問表(こんな人の話をどの程度聴けるか、どのくらい好奇心・興味を持って聞けるか)を見ながら3~4人組で互いに話しました。

そして、最後は2人組で、聴き手・話し手となり、聴く演習をしました。

最後のみなさんの感想です:

  • 話すのは大丈夫だったけれど、黙って聴く、というのは心が同様した。質問したくなったり、もうちょっと聞きたいと思うことがあった。日常生活で、成人が黙って聴くということは通常なかなかないのではないかと思った。聞きたい衝動があった
  • つい質問したくなった
  • 話すの7分間も、話す内容が切れてしまって相手に質問してしまったりした
  • 聴く演習をしながら、自分の経験を話したくなっちゃったり、伝えたくなったりした
  • 聴いてくれることに価値がある
  • 自分に自信がなさそうに話す人に先日、話す準備ができたら聴くね、と返してしまったが、話したいと思ってるから話してるんだから、聞こうとしなよと言われたことを思い出した
  • 黙って聞いてもらうワークでは、うまくしゃべれなくていい、説明をしないで、自由にテーブルの上に出していける気がする
  • 聴いてもらっているときに、話して聞いてもらえた感覚があった
  • これまで誰にも言えなかった小さなトゲを話せてよかった。やっと聞いてもらえた
  • 黙って聴く演習をすることで、自分はいつも相手に自分の聞きたいことを話させているんだなと気づいたりする。自分の聞きたいことを質問をしたり、促してしまったり、ということが支援の関係でも起きている気もする。でもIPSでしてみたいのは、相手の世界観を知ること。相手が自分の声に耳をすませて、相手の世界観が出てくるためには、自分の聞きたいことではなくて、相手の声が出てくる聞き方がありそうと思う
  • 恐れから希望へ、というのがあるけれど、やり取りを続けるとぶつかるのではないかと思って回避しちゃったりする。希望ってどんなか、さらに考えてみたい
  • 会話じゃなくて対話にいきたい 情報のやりとり(会話)じゃなくて、価値観とかをやりとりするような(対話)
  • 相手の世界に浸ってみる、没入する、というような感覚
  • 安心して話せて、むき出しの部分が出てくる感覚があった
  • 相手のことも引き出したくなるような、そんな気持ちが出てしまって、相手の世界にひたるというところにいけなかった、次はそんなところやってみたい

今日はとてもよい気候で、緑が美しく、気持ちのよい午前でした。お集りくださった皆さまありがとうございました。

【次回以降の勉強会予定】

5月16日(土)17:00-18:30 ZOOM

6月20日(土)15:00-17:00 対面(医学部3号館1階 S102)

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。気持ちの良い快晴で、外を歩きたくなるような日でした。皆さんと大切な話をできる、そんな空気が勉強会の場にもありました。みなさん、ありがとうございます。

勉強会の振り返り:

勉強会振り返りにも残ってくださった皆さんありがとうございます。

  • 前半に時間を取ったこと
    • ゆっくり話ができてよかった
    • 急ぐということでもなくだれているわけでもなくよかった
    • まとまらないというよりはリアルな気持ち。脱線にも意味がある
    • 脱線するような話ができるのは良い時間
    • 今回初めての人にはどう感じられただろう?
      • いろんな違った話を聞けてよかった
      • 最初は、社会的に聞いている自分だけど、後半になって、自分の中で受け取ることに関する感覚の変化を感じた
    • 「脱線」というレッテルを張らなくて自由に言ってよいと思う
  • 聴き方の3人組
    • 楽しかった。もっと時間があるとよいとは思った
    • やれてよかった
  • いっぱい話してしまって申し訳ない気持ちになった。イライラする人もいるだろうと思う
    • ペースがわかりやすくて、自分は早口で言われるよりも安心できた
  • 特にオンラインのときは短いので時間が気になるときに、せかしたりもしたくないがどうあるとよいか
    • 効率よくやろうとしているわけではないので、いきなり効率モードとかにならずにはいたい
    • 時間が気になってることは伝えてもらえると、時間がないのもわかっているけれど言いたいのか、時間がないならやめておきます、とか自分で選べる
    • そろそろまとめでお願いします、と言う会があって、そうすると、そのあとまだ話す余地はあるのでそれもよいかも
    • とことん話してもらいたいという気持ちもあるが、ここで区切らせてもらうけれど、また時間があるときに続きを話して、と言うこともある。悩むけど
  • 時間がうまくいける感じのあるときって、その時のグループの中でつながりの感覚があるとき
4/19の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年4月19日(日)10:00-12:00 場所:医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は,2/21対面3/15 ZOOM)前々回:言語(ことば)について
最初の会話が持つ意味と重要性/言語が現わしている世界観に気づき、言葉を意識的に使う大切さを理解する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める 2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する 
聞き方に関する質問表 パート1:あなたは次のような人の話をどの程度、聞けるでしょうか?
とてもいい聴き手(5)~聴くのをやめてしまう(1)の5段階で
1. 自分と似ている人 
2. 違うタイプの人
3. 価値観が違う人
4. あまり意味をなさないと思うことを言っている人
5. 優越感をもって話す人
6. とても静かに話す人
7. 自分に自信がないように見える人
8. 感情をあらわにする人
9. 議論を吹きかける人
聞き方に関する質問表 パート2:次の事柄について、あなたはどのくらい好奇心・興味を持って聞けるでしょうか?
とても好奇心がわく・興味がある(5)~全く興味がわかない(1)の5段階で
10. よく知っている人の人生体験について
11. 知らない人の人生体験について
12. 人がどうして、そのように考えるようになったかについて
13. あなたと違う世界観を持つ人
14. あなたと正反対の世界観を持つ人
15. 会話の中で言われていないこと

深く聞くことが難しいのはどのような状況か、少し時間をとって考えてみてください。どうして、そう思うのですか?
♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

2026年3月15日(日)IPS勉強会 ZOOM ご報告

前回(3月)の記事↓のアップをしてませんでした!ごめんなさい!

 3月15日(日)17:00-18:30に東京IPS勉強会がオンライン(ZOOM)開催されました。20名のご参加でした。 

今回も、初めての方やお久しぶりの方がいらしてくださり、大勢での会となりました。

チェックインや、IPSについては、全員で行い、5人グループに分かれて話をしました。

まずは、IPSって?というお話です。それぞれのIPSについて、あるいは、どんなところでIPSを感じたか、通じ合う感覚などについて冒頭で話し合いました。

  • つながってる感覚:あいさつで感じたり、深い話ができたときにつながったり、とか、対立した時にお互いに何が起きていたかを話し合えた時に
  • 支援者の話:コロナのときに救いたいのに救えない、人を救いたいのに救えない
    • 仕方ないという人と、現場のスタッフ同士の対立 何を大事にしたいのかがぶれている
  • お互いに助け合う、相互に学んでいく、けれどモラル的な世界観が対立した時に相互性が発揮できなくなる
  • 落としどころをみつけるのは難しい、向かうことへ向かうのは難しい
  • 助けから学びへ
    • 助けるだけじゃないんだなということを学んだ人もいた
  • 個人から関係へ
    • お互いにどうすればいいのか つながり続けるために
    • ちょっとだけ寄り道することで安心することも
  • 恐れから希望へ
    • たとえば12ステップのピアのリーダー 自分の価値観が法律的にアウトだったりすると話してはいけないと思ったり、でもその話が希望になる人もいる

そのあと、聞くことについて、小グループに分かれて「聞くこと」について話しました。(聞くことについて話す、っておもしろいですね。。)
その後、2人組になって、「聴く・聴く」の演習です。

勉強会全体の感想です
  • 聞くこと:実際に聞くというワークをやってみたことでわかってきた
  • その人のバージョンのストーリー、物語を聞く、ということがわかったような気がする
  • 7分って長いような短いような。すぐに時間がたっちゃう。ちょうどいい時間かもしれないなと思った。
  • 話を聞いたときに表情が変わって、反応して嫌な顔をしてしまった。なかなか聞くのがしんどい
  • 自分がしゃべるときに相手を見ない。相手のリアクションがこわい。自分は自分の思い出している景色を見ながら話していて相手を見ないなと気づいた。
  • 聞くときに意識したのは、話している内容もだけれど、語られない方にも意識をしながら聞いた。大丈夫だよ、っていう看板を持っている感じで。大丈夫だ、という念を送りながら。これからも語られないストーリーに意識を向けられたらと思いながら聞いた
  • 聞いてもらえたと思えた経験 自分は思い浮かばなかった。でも、このワークをしたら、聞いてもらえる感じがあって、うれしかった。仕事では、どう返そうかと思いながら聞いているなと思った。それって相手にフォーカスがあたってなくて、自分にフォーカスがあたっているなと思った。違う聞き方をする、ということをできてよかった。
  • 気合を入れて聞くというよりは、見えているものとか語っていないものに 集中というよりは、ジャッジをしない感じがすごく楽だった。
  • 落ち着きがなくて人様の話を7分も聞くのは日常無理なのだが、聞いてもらえたって言ってもらえてうれしかった。お聞きさせていただくことが、「つながる」ことにもつながるのかなと思った
  • 無言のワークは大好き。いつもは、文章として話さないといけない、まとめて話さないといけないと思ってしまうのだけれど、このワークでは、湧いてきた言葉を並べてみる、つじつまがあってもあわなくても聞いてくれる。まとめなきゃいけないというとらわれから離れられる。これが聞いてもらっている感覚なんだなと感じる。ジャーナリングをしている感じ。ただ出てきたものを書くというような。話を聞いてもらえると、自分がただ癒されていく。エネルギーをもらっていく感じがあって。これをやっていると相手と自分がつながっている感じ。
  • 聞いているときはしょっちゅう、どう返せばいいのかといつも考えてしまう。このワークは返すことは考えない。おなかで聞いてる感覚。この人ってこういう感覚なんだな、とおなかで感じられる。
  • 会話するっていうのから離れさせてもらえたのが自分にとってありがたかった。声も画面もオフにしていて、それがよかった。思っていることを話すときに、ほかの人の表情で、話すことを変える力にもなる。うなずきひとつでも変わって行っちゃったり。生で会っていても、ためいきとか、うんうん、というのも圧があったり。ほんとうにささいなことでもどんどん変わって行っちゃう
  • 自分がはじめて学校の教室であったことを話したときに、たくさんの人に聞いてもらっていたが、見張られているんじゃなくて、見守られている感じがあって、先生の表情とかいろんな反応がきたりしていたけれど、あなたの話をまとめたいとかコメントしたいとかじゃなくて、その人のカラダで反応していて、その人がその人のままいてくれていたり。
  • 話を聞かせてもらったときに、なんのコメントもできなくてすごく無力だなと思ったけれど、ありがとうございます、って言われたけれど、聞き方を一緒に探している感じがして。その人は話すのを探している感じがして。一緒に探していることしかできなかったけれど、話しているときも話していることを探していて。一緒にいられることがありがたかった。その時間を今でも思い出したりするので、聞いてもらった感じ。不思議な感じ。それをしたくてここに来てるのかな、と時々思い出す。
  • 2の、IPSでこの場でしたいこと、向かうこと、恐れから希望へ、とか、すごく難しいなと言う感覚をもつのだけれど、聞く演習をすると、少しできるのかな、と楽観的な気持ちになった。
  • 先月の感想も含めて、聞いたもらった経験があるか、と問われると、先月は思い浮かべることができなかった。自分の中で、人に大いに語って聞いてもらうということを、人の時間を奪ってしまうというような感じがして、長々と話すのが苦手。人の話が長いのも、敏感に感じたりする嫌な奴なのだが、そういったところがあるなと振り返れた。
  • 先月やってみて、相手の人はリアクションしたい感じで、黙ってられない感じがあったのだけれど、一生懸命話しているうちに、自分の世界観がむき出しになっていく感じを感じることができて。普段は簡潔に話そうとしているけれど、相手がリアクションもしないで聞いてくれるとむき出しになっていくんだなと感じられてよかった。
  • 話をうかがえてありがたかった 自分のことを考えて聞いてもらえる機会が少なかったので、そういう機会をふやしていけば、嫌なことをしようと権力とか力とかお金とかで嫌なことをしようとしているけれど、排除、はなれられることがありそう
  • リアクションがあると、自分のむき出しのものが押さえられてしまう気がして、リアクションがないことで、むき出しの自分が出てくる
  • 精神科医療の中で行われている相談技術がとっちらかってる感じがする
  • 昔ピアサポートの聞き方の勉強会 90度に座るとか、なんだこれ、って聞いていたことがある
  • 聴き手側でリアクションが起きてしまったときにそれに気づいて、自分でテーブルの上に出せたらいいのかも
  • 自分は結構反応してしまって、首はすごく動いてしまったり。その背景に何があるのかと思うと、ちゃんと聞いていると思われなかったらどうしようと思ったり、相手との距離感があるときの恐れがあるのかなと思った
  • 強い頷き、圧が強い頷きが、相手を誘導しちゃう、12ステップのグループでうなずくのやめてください、って言われたことがある。でもそれが、ほかの人にはうなずかないと思っちゃうかもしれないし、その話の方向にしないといけないって誘導みたいになっちゃうのかもなと思った。
  • 眉間にしわがよって、相手のトラウマが出たりするが、相手にそれが出ても、相手の何かに触れたんだろうな、と思うだけ。聞いてくれてるんだなという気持ちに自分はなる。仲間からは、そういう表情はね、って言われるジレンマとかありつつ。
  • 聞き方、話し方を一緒に というのに共感した。自分は果たしてそれができたか?前回の勉強会でも後ろにある空間をちゃんと受け止められただろうか、と不安に思って。それをストレスなく聞いてくださっていたとしたらうれしいのだが、もしもそれがストレスになってたらどうしよう、と不安に思った。
  • 聴くことも、語ることも、難しい。相手によってその関係性によって、しゃべることも聴くことも変わって来るし、その態度も変わって来る。その人が言いたいことをうまく伝えられたかな、とちょっと不安に思ったり。笑顔を見て安心したり。
  • 自分は仕事の中では、リアクション大き目。今日のお昼くらいまで心乱れることがあった。だいぶ落ち着いてきた。相手の方が静かな人で、どう思ってるんだろうと考えると、そこに対するメッセージを感じてしまう。そうじゃない、みたいに思ってるんじゃないか、と思って。言う人ばっかりが力があるわけじゃなくて、言わないことの力も。脅威に感じる静かさもある
  • 自分も職場で首がもげるほどうなずいたり。あざといと思いながらやっちゃうこともある。
  • 黙って聞くというのは慣れが必要と思ったり。嫌とかそんなわけではないのだけれど、こたえなきゃいけないかな、と反射的に思うことがあった
たくさんのご参加をありがとうございました!

【次回以降の勉強会予定】
5月16日(土)17:00-18:30 ZOOM

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。今回は、聴くことについて、いろんな思いが出され、どれもそうだよなぁ、と感じました。静かさの脅威も確かにある!と思ったり。

勉強会の振り返り:

今日は日曜日の夜だということもあり、感想の続きを話して短めに終わりとなりました。振り返り的な内容をここに貼っておきます!

  • はじまりの確認 何分くらいまで、時間調整の意識ができるので、なんとなくざっくり言ってもらえる方がなんとなく。急がせていくとは感じない。
  • 4を読んだあと、演習にうつったのは、時間の使い方としてはいい感じがした
  • もしかすると、2,3,4をグループで共有するという可能性もあるかも。でもそれだと盛りだくさんすぎるかも。4も交換できたらよかった
  • 7分聴く、30秒沈黙の時間 だったが、画面共有の時間とかも必要なので、あと1分はあるとよさそう。
  • クロストークにならずにリフレクティングになってよかった。

3/15の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年3月15日(日)17:00-18:30 場所:ZOOM
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は12/27対面, 1/10 ZOOM )前回:言語(ことば)について
最初の会話が持つ意味と重要性/言語が現わしている世界観に気づき、言葉を意識的に使う大切さを理解する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める
2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する
私たちの多くは、今までどこかで、傾聴について何がしかのトレーニングを受けています。通常、傾聴は注意を払っていること(気を散らさないこと)、体を閉ざさないこと(胸の前で腕組をしないこと)、目を合わせること、というような意味です。相手の人を見て、正しいことを言っていれば、“良いコミュニケーション”をしていると思っています。でも、多くの場合、コミュニケーションそのものには注意が払われていません。そのことについて説明させてください。
良いコミュニケーションは、そこに二人の人が関わっています。それぞれが語っていること(あるいは語っていないこと)について、どのように、何を、どうして語っているのかを理解している必要があります。また、聞き手として、私たちが聞いていることは、多くの可能性の中の一つでしかないことに気が付いていることが大切です。言いかえれば、人の話を聞いているとき、私たちは彼らのバージョンの“ストーリー”を聞いているのです。(たとえば、話している人が私たちをどんな人だと思っているか、その人は今この時点で自分のことをどう思っているかに基づいて、何を私たちと共有するかが選択され、話されています。)純粋に興味と関心をもって聞いているときには、何が語られ、どのように語られ、何が語られていないのかを聞いています。このように考え、見、理解するようになったのはどうしてなのかを知ろうとして、(世界観のことを覚えていますか???)聞きます。このように聞くことは大変な作業です。そして、とても実りの多いものです。
1. 聞いてもらったと思えた経験はありますか?それはどんな体験だったのでしょうか。
♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。



2026年2月21日(土)IPS勉強会 対面 ご報告

 2月21日(土)15時~17時に、対面のIPS勉強会がありました。この日は20名での勉強会でした。

毎回、「はじまりの確認」や「IPSやこの場でやりたいこと」は試行錯誤ですが、今回は、はじまりの確認は、全員で20分間くらいで、とあらかじめ皆で話し合って行い、IPSでやろうとしていることは、参加者の方の有志にその人なりに感じていることを話してもらい、それを聞いて自分に浮かんだことを近くの2-3人で話す、ということをしました。

そして、「前回勉強会からの振り返り」で、使う言語(ことば)に意識を向ける、について感じたことや思ったこと、この間の日々の中で感じたことなどを話しました。

  • 自分はメンタルヘルスの言葉よりも生活の言葉を使う方が話しやすい
  • 単語があることでわかりやすくなることも。たとえば、「ヤングケアラー」っていうと、なんとなく伝わるような。もちろん、それぞれの背景や状況は違うのだけれど。
  • 聞いてる人の世界観を見ながら話す
  • 自分は何をしたいのか、をわかっているとよさそう。日本ではとりあえずまわりに合わせたり場に流されたりということが起こりやすい
  • 自己紹介で名前よりも先に所属を言う場(会議とか)がけっこうあって気になる。でも考えてみると、そういった場では個人が誰かよりもどの組織か、が重要だったりするのかな。
  • ことばって意味の積み重なり。

というような、また前回の勉強会からさらに深まるような話がありました。

そして今回から、「聴くこと:違った聞き方をすること」です。
IPSのワークブックにある「違った聞き方をすること」の文章を読んで感じたことを近くの3-4人で共有しました。

そしてその後、二人組になって、相手の話を聞く、という演習をしました。

聞くことの演習と、勉強会の感想です

  • 通常の聞き方で、腕組みをしない、とかいうけれど、腕組みをしててもいいと思う、それ自体が世界観
  • 目を合わせるとか、親孝行がよいとか、そういうことを聞くと、自分の世界観が動いちゃう
  • カウンセリングルームとかだと話さないといけないというプレッシャーがあると気づいた
  • 聞き手のとき、相手に注意を向けないといけないと思い少し忙しかった
  • 普段話すとき、簡潔に話さないといけないとか、むき出しにしちゃいけないとか、気取っちゃう。でも今日は黙って聞いてもらうことで自分の世界観がむき出しになる感じがした
  • 一方で自分が聞き手だったときに、相手の世界観を聞けていただろうか。
  • うまく聞かなくちゃという気持ちが出ちゃったりしたけれど、上手に聞こうとしちゃうのを手放した瞬間に相手がほぐれた気がした。相手の感覚に気が向く感じを体験した
  • 「聞いてもらったと思えたとき」というのは自分にとっては、自分ばっかり話しちゃった、、、と思ってしまうので、「わかってもらえた」という表現の方が自分にはしっくりきた
  • 世界観を感じるというのは、その内容がわからなくても、この人楽しそうにしゃべってるな、とか世界観を感じながら聞くって感じかな。
  • 自分が初めて聞いてもらえたと思った経験は、初めて会った人で、45分間、話をしに行った時に、その話ではなく、自分にとって意外なことをその人が言って、その後数回その人と話をしに行ったら、よくわからなかった自分の不安が消えた体験がある
  • 自分の職場の人の周囲とのやりとりを見ていて、この人の経験していることはドラマなんじゃないか、と思った。IPSでは「ストーリー」という言葉がよく出てきて、ドラマとストーリーがどう違うかとかはわからないけれど。
  • 手持無沙汰でぼけっとしているときが一番自分にとってはよかったりする。
  • いろんな世界があるってこととか感じられるとよい

今日も楽しい回でした。

初めての方複数名も含め、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。


【次回以降の勉強会予定】

3月15日(日)17:00-18:30 ZOOM

4月19日(日)10:00-12:00 対面

5月16日(土)17:00-18:30 ZOOM

ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。今回は、初めての方も多くご参加くださり、少し緊張してしまいつつもうれしかったです。前回てんぱったときに、みんなに助けてもらえばいいんだ!と思えたので、今回は皆さんに頼ったり意見を聞いたりできて本当にうれしく楽しい回でした。みなさん、ありがとうございます。

勉強会の振り返り:

今日の勉強会振り返りは、おそらくこれまでで最大の人数での振り返りとなりました!残ってくださった皆さんありがとうございます。

チェックインを20分と区切ったことについて

  • 焦らせてないか気になった
  • 時間が限られていることについてみんなで意識合わせをできてよかった

3人の少人数で話す

  • 今回の3人はあれはあれでよかった
  • 回によって5人で話すなどいろいろ毎回違ってよいのでは
  • 皆で進行に協力しようという空気を感じてよかった
  • 沈黙を怖がってしまう自分に気づいた。自分と出会う場を邪魔していなかっただろうかと気になった。この勉強会で大事にしてきた流れなどがわからない者にとっては難しいことがあった
  • 大きなグループでの場では、全体で発言できる人だけが話すというところがあるが、3人くらいだと、大きなところでは発言できない人にもチャンスがあった
  • 3人組によって、雰囲気がいろいろで、いろんな声が聞こえてよかった
  • 12ステップとかでも、最低6回は来てください、回によってもいろいろだから、と言うように、いろんな回があってよいと思う。今日はこんな体験だったけど、次はまた違うし、こうならなかったな、というのを体験して、それを感じるということ十分

二人組 7分 

  • 長いと思ったけれど全然いけた
  • 7分長かった。沈黙しているのとか相手はどう思ってるかなとか考えた
  • 5分までだとまとまって話すけれど、7分を超えるくらいで身体になっていくのを感じる
全体として
  • ワークブックの文章の紹介、理解に時間をかけたい気もするけれどなかなか時間を取れない
  • 時間を区切って焦らせてないかなと気にしていたようだが、自分は時間が決まっている方が安心

みなさま 振り返りもありがとうございました! 振り返り、毎回の勉強会後に15~20分程度、有志で行っています。ご関心のある方は勉強会の後どうぞ残って参加していってください!

2/21の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年2月21日(土)15:00-17:00 場所:医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は12/27対面, 1/10 ZOOM )前回:言語(ことば)について
最初の会話が持つ意味と重要性/言語が現わしている世界観に気づき、言葉を意識的に使う大切さを理解する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める
2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する
私たちの多くは、今までどこかで、傾聴について何がしかのトレーニングを受けています。通常、傾聴は注意を払っていること(気を散らさないこと)、体を閉ざさないこと(胸の前で腕組をしないこと)、目を合わせること、というような意味です。相手の人を見て、正しいことを言っていれば、“良いコミュニケーション”をしていると思っています。でも、多くの場合、コミュニケーションそのものには注意が払われていません。そのことについて説明させてください。
良いコミュニケーションは、そこに二人の人が関わっています。それぞれが語っていること(あるいは語っていないこと)について、どのように、何を、どうして語っているのかを理解している必要があります。また、聞き手として、私たちが聞いていることは、多くの可能性の中の一つでしかないことに気が付いていることが大切です。言いかえれば、人の話を聞いているとき、私たちは彼らのバージョンの“ストーリー”を聞いているのです。(たとえば、話している人が私たちをどんな人だと思っているか、その人は今この時点で自分のことをどう思っているかに基づいて、何を私たちと共有するかが選択され、話されています。)純粋に興味と関心をもって聞いているときには、何が語られ、どのように語られ、何が語られていないのかを聞いています。このように考え、見、理解するようになったのはどうしてなのかを知ろうとして、(世界観のことを覚えていますか???)聞きます。このように聞くことは大変な作業です。そして、とても実りの多いものです。
1. 聞いてもらったと思えた経験はありますか?それはどんな体験だったのでしょうか。
♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
ーー

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。