2021年6月12日(土)のZOOMでのIPS勉強会のご報告

6月12日(土)13:00-14:30にIPS東京勉強会がZOOMで開催されました。 今日もさまざまな地域からのご参加をありがとうございました!今日は21名での勉強会でした。

IPSでは、学びにひらかれていくために、それまでとは違うことにも挑戦していくこともあり、そのような居心地の悪さとも共にいる、というようなことを話したりします。
そこで今回は、「居心地の悪さと共にいる」ことについて、皆で自由にお話ししました。
  • 学びにひらかれる:自分が再構築される、擬似的な自分の死を分解して組み立て直す
  • 以前の自分は白黒思考が強くて、自分と同じだと居心地がいいが反対側の意見だと居心地が悪くて、あれはだめだと否定してた。しかしいろいろやっていくと、自分が規定した白黒だけではないと徐々に気付いた。グレーゾーンを許容する力。
  • ほんとの自分と自分の考えを距離を持って自分なりに考えたら良いなと。
  • 居心地が悪いときは自分に何か受け入れられないものがあるのだろうと考えまずはどうして居心地が悪いかを確認するためにそこにいるように心掛けている。自分の居心地の悪さがわかったら、去るか、その場で話すか、許容できる範囲か考えている
  • 自己反省会をしてしまう、しゃべりすぎたんじゃないかとか、誰かを傷つけたんじゃないかとか。
  • 相手はこうして欲しいのではないかとか忖度をしてしまうのが自分の居心地の悪さ。
  • 居心地が悪い、悪かった、と言えるこのIPSのような場があると、自分はこうしてるとか言える。居心地が悪いと言うことを堂々と言う、テーブルの上に出すのが良さそう。
  • 自己反省会は誰でもするし、どんなに良かれと思っても、何で誰が傷つくかはわからない。
  • 居心地の悪いことを認めて何かをするというのは、大人の文化。
  • 学校でも者会でも、空気を読むことに疲れ果てちゃって。相手がどう思うかばっかり気にしちゃって。IPSでは主体性とか価値観と向き合うこととか人間関係を構築するとか出てくるんだけど、どうしても空気を読もうとしちゃったり。
  • 講演をしたり雑誌に書き込んだりしているが、以前はこんなに楽しくやってます、ということばかりいってたが、今は、苦しいこともあるんですよ、とか、伝えるようになってきている。本音を話すと、本音で感想を返してもらえたり。
  • 言いたいこと伝えたいことを誤解されたり真意が伝わらないときや、自分の表現がうまく伝わらないときに居心地の悪さを感じる。さらに居心地が悪いのは、場が話がはずんでいて口をはさめないとき。対話の流れを変えたくないので。
  • 居心地の悪さ なんでそう思うんだろうって見つめるようにしている。
  • IPSで衝撃的だったのが、居心地が悪いっていうのを言ってもよい場なんだ、ということ。
  • 気付かないうちに自分がパワーをふるってさえぎっちゃうこともなかったわけではない。そういうことにも後悔してたり。自分がパワーをふるっているという自覚があるとよいのかも。
  • 人との意見の違いを考えて、すりあわせることが、居心地の悪さを考えること。
  • 感受性が高くて空気を読みすぎて苦しくなってしまうタイプ。思い出し笑いよりも思いだし死にたいが90%くらい。
  • 自分がうつでどうしようもなかったときは立ってる人というだけで傷ついちゃって泣いちゃったり。嫌な思いさせてしまうこと、気をつけようがない。
  • いつい言い過ぎちゃって。うざがられたり避けられたりして、自己嫌悪に陥ることがたびたび。
居心地の悪さについての話で勉強会の時間がいっぱいになりました。
ここから先は、居心地の悪さについての思いも交えながらの勉強会の感想です↓。
  • 一人一人の言葉に心が動いているのを味わいながら過ごしていた。
  • 今日の1時間半はあったかい場。居心地の悪さのための合意、初耳だったので楽しかった。
  • 安心のための合意は、居心地の悪さを受け入れること。自己反省は、始終なので、そのことを皆さんと考えられてよかった。
  • これまで相手の顔色を見てきた、相手に合わせることに重きを置いていきてきたんだ、とあらためて思った。俯瞰して、自分の人生は苦しい人生だったんだな、と気付けたら楽になる。
  • 相手の感情にまで責任はもたなくて良いという言葉を思い出していた。自己反省とか自分がしちゃうのは、良き自分でいたいというのがあるんだろうな。
  • 自分の中で起きている居心地の悪さもあること、なんとかできることもあるかもしれないと思った。
  • 「違っていてくれてありがとう」という言葉を、受け入れられるようになってきたときがあった。それを忘れてしまっていた。
  • 自己反省会をよくひらいて、なんであんなこと言っちゃったんだろう、とか、傷つけちゃったんじゃないかとか思うんだけど、かえりみるに、自分が悪くみられたくない。自分をよくみせたいということに自分はつながっている。
  • 自分の居心地の悪さと相手の居心地の悪さを持ち寄ったら何が起きるのだろうと思った。
  • 「違うこと」をお互いに発信できて受け入れられれば居心地の悪さは違う方向性に向かっていくのかな。
  • みんな考え方が一緒だとつまらないのにみんなと一緒でありたいと思うのはなんででしょうね。
  • 周りの人の居心地の悪さが気になって、自分の意見どころじゃなくなってしまうところがあったが過剰に反応してたんだなと気付いた。せっかくの集まりの機会に、まわりの表情ばかり気にしている自分に、違うよ違うよ、って肩をとんとんして言ってあげたい。
  • 私の悩みって私だけじゃないんだな。それを少しでも共有できたのはよかった。
  • アメリカでもIPSの勉強会とかがあるなら参加してみたい
  • 良い時間だった。
  • 自分の今の思いを言うことができて晴れ晴れとしている。
  • 自己反省会をすることが多いので聞けて良かった。
みなさま、今回もお考えやつぶやきを共有してくださってありがとうございました。

次回:2021年 7月4日(日)10:30-12:00
東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

-私(ゆっきぃ)のひとりごとです-
私は一人反省会をしてばかりです。いつも反省ばかりだけれど、こんな思いをするならもう人と話さないとか、人の集まる場にはいかないとかではなく、また次の機会に向かっていくことも、自分にとっては居心地の悪さも受け入れつつ学びにひらかれていることなのかもな、とも思いました。違っていてくれてありがとう、という言葉が心に残りました。

今日の勉強会の進行↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2021年6月12日(土)13:00-14:30 場所:zoom
1.はじまりの確認(チェックイン)
① 呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.これまでの振り返り 電話でのピアサポート (7巻 p.9~15)
3.居心地の悪さと共にいること 学びにひらかれるために
4.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.16~)
(本日行わず)
5.勉強会の感想
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】ZOOM 7/4(日)10:30-12:00
IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。