2016年4月17日(日)勉強会のご報告

4月17日(日)10:00~12:00に、毎月1回の勉強会がありました。
15名とにぎやかな集まりでした。

また、番外編で12:00~1時間ほど「あぶって味わう」もありました。
味わう、というより、お昼時でホットプレートにのせてはパクパクと食が進む、おいしい時間でした。
お腹が減っている時にゆっくり味わうのは、なかなか難しくて、
ちょっとお腹が満たされてからは、ゆっくり味わえたかなと思います。

前半は、「何に動かされてここにきたか」という話題からはじまり、
3月の振り返り、そして、恒例の神田さんの太極拳でした。

後半はテキストの、5巻(p.5-6)第6章「衝突」の続きでした。
内容は以下です。
各自その場で読んで、思った所など話をしました。

私たちは経験に基づいて、誰でも、そこを押されると強く反応するホットボタンを持っています。ですから何かが気に障ったときに、それに気が付いていることが大切です。次に挙げるのは、私たちの誰もが経験している状況の例です。

三木さんと黒田さんは、黒田さんがそれほど自信のない話題について話しています。一方、三木さんは、そのことに自信を持っています。三木さんは、黒田さんに、「簡単だよ、2歳の子どもでもわかるよ・・・」というようなことを言います。黒田さんはそのコメントは自分に向けられているように感じ、けなされていると思います。頭にきてこう言います。「自分が詳しいからといって、私を軽蔑していいということはないのよ」と。三木さんは、「そんなつもりで言ったんじゃない、誤解だよ」と言います。

私が想像するには、黒田さんは三木さんがそう言ってごまかそうとしているだけだと思うだろうと思います。三木さんがごまかそうとしていたにしろ、そうでないにしろ、この種の衝突は思い込みと陰口を導くことがよくあります。


1.傷つけられたと感じたときに、相手がそれは誤解だと言ったとしたら、あなたはたいていどう反応しますか?

2.この種の衝突は過熱します、というのは、これは私たちの神経の深いところに触れるからです。けなされたと感じるだけでなく、私たちの現実は現実でないと言われたように感じます。トラウマの世界観を持っているとしたら、これはさらにどのように悪化するでしょう?


2歳のこどもみたい、なんて言わないよね、でも言われたら腹が立つ、ん~けど言われた方が言い返しやすいかも、なんていう話から、いろいろな話に発展しま…した。。。(か、どうだったか、ちょっと、いやかなり忘れてしまっていますが)。

かろうじてメモに残っていたこと、ご紹介します。

・傷つけられたと思うと、嫌な人だと思ってどんどん嫌いになるときがある、そこが怖い。知らない間に人を傷つけて嫌われてしまうこともあるかも。
・言葉のある衝突の方がまだまし、言葉のない衝突はきつい。
・言ってないのにすれ違った。怒っている様子は伝わってきて、うまくいかないのはわかっているが、言葉がうまく出て来ない。
・黙って怒っていると、勘違いして自分に怒っている?と勘違いすることもある。
・言えないエネルギーが湧くときもあり、「気が付いていることが大切」というのがいいなと思った。自分も守りながら相手に伝えられたら・・・。
・答えは出ないけど、今日の話を持ち帰って、また来てちょっとでも開けたらいいな。
・負のエネルギーが、自分に入ってくる時がきつい。
・でも、いつも負のエネルギーが自分に入ってくるわけでもない、体調とか、その時の感じでも違う。
・太極拳で体を感じていると、気づかないことに気づける。
・「衝突」はあるので、諦めている。身近な人に譲ることが多い。でもストレスが溜まる。上手なケンカができればいいな。
・言う=違いを知るいい機会。
・自分の中での衝突もある。自分の中の世界観も一つではなくて複雑。
・昔の江戸っ子、タンカを切る。今は相手の世界観などを考えすぎて、かえって言葉尻などが気になるのかもしれない。

【次回】
日程:2016年5月22日(日)10:00~12:00  
場所:東京大学医学部3号館S102 いつもの場所です。

行ってみようかな、と思った方は、どなたでもお越しくださいませ。

☆定例の勉強会は、参加費無料です。
テキストはほしい方は購入もできますが、
毎回内容をお配りしていますので、なくても大丈夫です。