次回勉強会は2022年4月16日(土)13:30~ 対面を予定

次回: 2022年4月16日(土)13:30-15:30  医学部3号館S102(対面)

です。

2022年3月24日(木)のZOOMでのIPS勉強会のご報告

2022年3月24日(木)19:30-21:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。この日は14人での勉強会でした。

まずは、前回の振り返りで、これまでの勉強会でこのところずっとでている「クライシスハウス」についての皆さんの印象についてです。

3月24日(木)

  • 駆け込み寺みたいな居場所。治療の場ではない。
  • 疲れちゃったときに休む場所みたいなところ。
  • 自分のクライシスの時には、クライシスハウスがなかった。その頃、お医者さんは自分にとって権威者。あなたは病人なんだから。私が治療してしんぜよう。俺の診断にけちをつけるのか?というような感じで、医者から薬を増やそうと言われると、疲弊しちゃって、本心を言うどころではなかった。疲れ果てた。その後かかった先生はよい先生だったから、本心を全部言ったらきいてもらえたかもしれないんだけど仮面医師と仮面患者のような感じになってしまっていて。そこにクライシスハウスがあれば、真意がさらけ出すことができたかも。さらに先生がかわって、自分のことを白状しようと思った。受けとめてくれる先生だという人を紹介してくれた。そこで、無条件の受容という、スタートラインにたった。
  • 夫婦げんかしたときのカラオケボックス。いったんその場所を離れると空気が変わるから、っていわれて。クライシスハウスとは違うかもだけど、カラオケボックスや漫喫とかどんどん使うとよい。

この日のテーマは、自分のクライシスの時、自分のボタンを押されるときという話題です。大きなグループの部屋と、小さなグループの部屋(ZOOMの)に分かれて話しました。
①あなたのボタンを押すような状況(あなたが冷静でいられなくなる状況)はどのようなものがありますか?
②それについてどうするつもりですか?
について自由に話し合いました。

①自分が向き合いたくないことを思い起こされる人の話は避けたくなる
②どうしたらいいかわからない

①自分の中で正しいと思っていることを否定されたとき
②頭が勝手にヒートアップしてしまって、誰かにとめてもらうしかない。思いついてない。

①力を感じたときが苦手。権力とか財力を感じるのが苦手。職場の中でも役職っていうのがあったりして、ちょっと考えが違った、教育の仕方が、みたいなところに、考えが違うからっていう過程はどうなんだろうかというのを感じると、内の会社はこういうカラーだから、こういうものだから、って言われてしまうと、何も言えないし。従わざるを得ないからって感じると。耳をふさぎたくなる。
②それに対してグルグル回ってしまうのだけれど、それは違うじゃないですか、って声をあげたとしたら、それも力になってしまう。その方法は思いついていない。

①会社でもなんでも、集団で人が集まっているときに、いろんな意見が出る。どこかに統一しないと集団として動けないと思うことがある。会社は権力関係で決めてしまうことがあるかも。気持ちがおさまらないと思うことがある。
②そう言う意見も確かにありますね。話し合うことができたりする。体験としてはある。

①本質的な話しで話しが通じてないなみたいになると、苦しくなる。脳がそういう風にしか考えられてない。後天的な意識の変化とかで補うというのは、ある程度緩和されるだろうけれど、基本的には無理だというスタンスで自分を見つめ直そうと思っている。
②そう言う脳なんだから仕方ないとか。

①考えの違う人間同士、ゆるやかな同意でしかつながれない。議論できると思っているんだろうかとか。
②あなたのおっしゃるとおりです、としか考えられない。否定されているような気持ちになる。30過ぎの大人は言葉で人のいうことは聞かないな

このほかにもいろいろなお話しをありがとうございました。

東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

ゆっきぃのひとりごと:「ドアのこちら側でペンを落っことして誰かいるなと思ってもらう。あなたのことを気にかけてますよ。」というお話しが心に残っています。皆さん、いろいろなお話しをありがとうございます。

この日の勉強会の進行↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
1.はじまりの確認(チェックイン)
① 呼んで欲しい名前  ②何に動かされてここに来ましたか?

2.前回までの振り返り   クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.16~)
クライシスハウスを利用するかもしれないゲストは、ピアサポートワーカーと前もって、どんな風に使いたいかを話し合います。(-中略-)この理由は、調子が乱れた状態から距離を置いている今の時点でどう感じているかがわかるからです。この視点から始めると、クライシスハウスを使うときに、ピアサポートの関係を保つ助けとなること(たとえば、相互の責任、パワーを共有することについて)を話しておくことが出来ます。この話し合いの時に、ピアサポートの関係を体験してもらい、他の緊急時支援とは違った雰囲気を感じてもらいます。(全文は2枚目にあり)
クライシスハウスを利用するかもしれない人とどのように使いたいかを話し合い記録する
考えるための例その2(p.21): あなたの職場の上司(山田さん)が、自分のクライシスの時の利用のためにとあなたとの面談を申し込みました。この上司(山田さん)のことを、周囲を気にかけてくれる、とても頼もしく有能な人だとあなたは思っています。上司の山田さんは、自分の弱さをあなたに共有すると、あなたの山田さんを見る目が変わってしまうかもしれないと思い少し心配になります。
3.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.22~ ピアとしてクライシスワークをする)
ピアサポートの原理は何があろうと変わりません。もし、どちらかにとってうまくいっていないとすれば、そのピアサポートはうまくいっていないのです!しかしながら、クライシスハウスの状況では、より強烈で、もっとボタン(反応のスイッチ)が押されるかもしれないという点を考えたいと思います。

試してみたいこと:小グループまたは大部屋で①~③、または自由なテーマで
①あなたのボタンを押すような状況(あなたが冷静でいられなくなる状況)はどのようなものがありますか?
②それについてどうするつもりですか?

限度を設けることと衝突を交渉することについて思い出してみましょう。これらの技法は、他の状況と同じように、クライシスでも使えます。呼吸をし、誠実に、敬意をもって!あなたが見、必要とし、望んでいることを話してください。パワーについてと、双方向の関係を作ることについて話してください。そして、家のたとえを思い出してください。その人は、他の部屋からは閉ざされた部屋にいるのかもしれません。ドアを少し開けるのをどうやって手助け出来るでしょうか?ピアサポートをするとは、自分の居心地の悪さとともにいられるようになることです。

4.勉強会の感想
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】 2022年4月16日(土)13:30-15:30  医学部3号館S102(対面)

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

2022年2月26日(土)のZOOMでのIPS勉強会のご報告

2022年2月26日(土)13:30-15:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。

この日は15人での勉強会でした。

この日は、職場の上司(山田さん)が、自分のクライシスの時の利用のためにとあなたとの面談を申し込んできた、上司の山田さんは、自分の弱さをあなたに共有すると、あなたの山田さんを見る目が変わってしまうかもしれないと思い心配になっているという話題です。

大グループのまま話す人と、小グループで話す人とに分かれました。

  • 上司や先輩、上の人という思いがある。自分が従わないといけないという考えが根底にある。自分がこういう風になったら、って言ってもらえたら、フォローしていきたいし。今まで上だった上司が対等になれるので、うれしいかなと思う。
  • 難しい問題。自分の今の状況も踏まえて思っている。上司と部下が良い関係であるということを前提とするのであれば、そういう風に相談してきて、ピアサポーターが自分なりの話をすることは良い効果が生まれるだろうとは思うが、普段の職場の人間関係というのは、面談の関係に影響を及ぼすだろうと思う。それがいいことなのかどうか、疑問に感じる。
  • ピアサポーターによい感情を抱いていなかったらどうなるか。普段からの人間関係がどうかに尽きるかなと。
  • 自分が余裕がないときに嫌なことを言っちゃったり、雑なことしちゃって傷つけちゃったり。でも、上司もそうだったかも。上司は困ったりしない、クライシスになる人とならない人がいると思ってたかも。
  • 関係がもともと良くても、仕事なので、表面上と内側って違う。よい関係だと思っていても、多少嫌だと思っていても。自分を頼ってくれたと思えるかも。プラスにとらえられるかも。
  • 共感できるかも、対等になれるかも、近くなれるかも。
  • その人の困ってることを聞くことで、良い方向にいくのかなと思った。
  • 上司とかだと、上司の立場上、ちゃんとして見える。それぞれそういうクライシスはあるのかなと。それぞれ違って、いい。自分がたいしたことないと思っても、その人にとっては重大だったりする。
  • 職場の人に相談するのと、障害を持った人の窓口に相談するのでは、話せる内容が違う。そっちの方がより相談しやすかった。
  • 職場の人に話をするのと、デイケアとか支援を受けているところで話をするのとでは、病気の理解に違いがある。
  • 職場の人にはもっとちゃんとしていてほしいという期待をもっていた
  • 向こうが弱さを出してくれたのは、関係性を作るチャンスなのに、自分はそういうところに対してこうするべきじゃないのかと言ってしまいがちなところがあるなと反省モードに入っているかも。
  • 上司の山田さんがクライシスハウスを使うかもしれないと知ったらわたしは動揺する。逆に言うと自分は職場の上司には”困っている様子を見せない完ぺき度”を期待しているのだ、と感じました。
  • 上司とか友達とかに相談されると、自分がピッとするタイプ。自分がつらいときは、相手を助けてあげようとかじゃないけれど、困っている人をなんとかしてあげようと考えたり。どういう風にしたらいいだろうと考えるのが、自分自身の成長にもなる。自分自身はうれしい。貴重な体験だなと思う。
  • きちっとしてて、なんでもできることを期待しちゃう
  • 誰でもそういうことあるよね。
  • ライトな言い方をもっと言ってもらえたら、と思ってる。クライシスハウスを使いたいというようなことを言われたら、戸惑うかもと思う。
  • クライシスハウスのもうちょっと手前の、こういうことを助けてほしいとか、言ってもらえたらやれそう。
  • 上司部下、じゃなくて、支援する人される人の関係だと、成熟していない側の荷物はいつも小さい。
  • 利益がからんでくると、お互い立ち止まっちゃう
  • 上司に対して好感を持っているか。気持ちのクライシスの感覚が違いそう。
  • クライシスになっても仕事を続けたいと思ったんだな。話すのに勇気がいっただろうな。我慢してたり恨みつらみが強くなったり。毎日顔を合わせる人として、冷静に、利用者とは違う距離感の人たちとどう気持ちの整理をつけていったりするのかとか。パワーについては意識したりとか。必ずしもやさしく手助けすることがその人の回復に役立つのか。
  • 部下として誰かに相談した方がよいのかも含めて、利用する人からすると、クライシスハウスでそういう話ができるのは希望でもあるなと思った。
  • 話してもらったらちょっとショックかも。上司は上司の立場があって、自分のことについて話すのは勇気がいるかもなと思った。
  • 自分に話そうとしてくれたことを受け入れたい、それだけで十分。それだけでも大事にしたい。

といろいろなことが出てきました。
大グループで話すのも、小グループで話すのもどちらもやってみたいなぁといつも思っております。
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ゆっきぃのひとりごと:この人にはクライシスがないと思っていた、とか、そういう思い込みってありそうだなぁと思いました。ちゃんと感想やひとりごとを書こうと思うといつもアップが遅れちゃうと気付いたので、今日は一言だけで。。


この日の勉強会の進行↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2022年2月26日(土)13:30-15:00 場所:zoom
1.はじまりの確認(チェックイン)
① 呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.前回までの振り返り クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.16~)
クライシスハウスを利用するかもしれないゲストは、ピアサポートワーカーと前もって、どんな風に使いたいかを話し合います。(-中略-)この理由は、調子が乱れた状態から距離を置いている今の時点でどう感じているかがわかるからです。この視点から始めると、クライシスハウスを使うときに、ピアサポートの関係を保つ助けとなること(たとえば、相互の責任、パワーを共有することについて)を話しておくことが出来ます。この話し合いの時に、ピアサポートの関係を体験してもらい、他の緊急時支援とは違った雰囲気を感じてもらいます。
クライシスハウスを利用するかもしれない人とどのように使いたいかを話し合い記録する
気分がすぐれないとき、あなたがどのようなパターンに陥りそうか、そして、それらのパターンから抜け出すために何が助けになるか、どのような関係がお互いに成長し、責任を引き受けるためのサポートになりそうかを考えてみましょう。あなたがクライシスハウスを利用するときに、今日話し合った内容を取りだして、あなたがここで過ごす間、私たちは何をしたらよいのかを見つけるために使います。・・・・・・私たちは、誠実で、心を開き、あなたと対等な関係であるという前提のもとに行動することを約束します。・・・(全文は2枚目にあり)
3.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.19~利用するかもしれない人との対話のヒント)
クライシスハウスを利用するかもしれない人と事前に話し合い(面談)をする
(ピアサポートを使ってみたいと言う人との面談に置き換えていただくのもOK)
考えるための例その2(p.21):
あなたの職場の上司(山田さん)が、自分のクライシスの時の利用のためにとあなたとの面談を申し込みました。この上司(山田さん)のことを、周囲を気にかけてくれる、とても頼もしく有能な人だとあなたは思っています。上司の山田さんは、自分の弱さをあなたに共有すると、あなたの山田さんを見る目が変わってしまうかもしれないと思い少し心配になります。
試してみたいこと:小グループまたは大部屋で①~③、または自由なテーマで
①面談の間に山田さんとあなたの関係はどのように変わったでしょう?
②職場の人との面談とそうでない人とのクライシスについての話は違いそうでしょうか?上司や職場の人がクライシスハウス(ピアサポート)を利用することについてあなたの思い込みはありそうでしょうか。
③クライシスに対するあなたの見方はどんな風に変わると思いますか?
4.勉強会の感想
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】 2022年3月24日(木)19:30- (平日夜です) ZOOM

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

次回勉強会は2022年3月24日(木)19:30~ を予定

 次回:2022年3月24日(木)19:30~  ZOOM で予定しています。

2月26日(土)13:30~の勉強会は終了しました。また記録を後日アップさせていただきます。


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2022年1月29日(土)のZOOMでのIPS勉強会のご報告

2022年1月29日(土)13:30-15:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。この日は24 人での勉強会でした。12月の勉強会の段階では、1月には2年ぶりに対面で開催しましょう!と計画していたのですが、オミクロンの感染拡大により、残念ながら対面開催は断念し、ZOOMに変更しての勉強会となりました。

この日は、ピアサポートについてあまり知らない人、ピアサポートに良い印象を抱いていない人がピアサポートの場にいらした場合についての話をしました。(IPSのワークブックでは、クライシスハウスを利用するかもしれない人(渡辺さん)との事前面談の話題です。)

  • きずのなめあいなんでしょ。みたいな人がきたことがある。ピアサポートのことをそういう風に言われると敵対心を感じてしまった。
  • 発展的なことをやりたいんです。傷のなめあいじゃなくて。って言われて、とりあえずこの人の話を聞くか、と思った。そこからだんだんとその人のしてきた嫌な思いの話しを聴いた。そうしたら、発展的なことをやりたいって言ってたけど、苦しかった経験を聞いてもらえてすっきりしました。って言われた。
  • 初めての場所で自分のことを話すってすごく勇気がいる。
  • ピアカウンセリングをしている。主治医がこう言ってるから。支援者がこう言ってるから。って言う人けっこういる。そんなときに、あなたはどう思いますか?って問いかけていったら、いろんな話しが出てきて。言われたから来たと言いつつ、いろんな対話をしたくて来てたということがある。
  • 支援職の意見を聞きすぎる人。だって、これでうまくいかなかったら、ほら、っていわれちゃう。って。
  • え、自分で決めていいんですか?まわりがこう言うから従います。って言って来る人も。自分が何か主張して、責められちゃうのはこわい。じぶんに決定権があるということを知らないんじゃないかと思う人も多い印象。
  • 自分は親の言うことも聞かず、我が道を行く形でずっとやってきてしまった。主治医も信頼しないわけではなかったのだが、自分のペースでやってきて。これでどうか、これでどうかって自分で提案をしていった。そうだったのを思い出したのと、そういう感じで私がもしも会ったら、何がそういうふうにさせてるんでしょうね、って聞いちゃうかな。相手を傷つけちゃいそうな質問をしちゃいそうだなと思った。
  • 薬飲めばって言われて、信じられなくて今の病院にうつった。リカバリーストーリーを病院代表で発表することになって、ネットとか人から聞いた情報を入れるのではなく、君がどう思ったかを入れるのが大事だって言われた。
  • 精神的に休める場所が必要なのではと思った。
  • ピアサポート相談員を信じていない人。医療のことは医師とか看護師さんってなっちゃってたりするけれど、ピアサポーターのいる意味を聞いてみるとか。ピアサポーターピアサポートの意義を見いだして欲しいと思った。
  • ピアサポートというものを知らなかった頃の自分に置き換えて考えてみると、当時は自分のできないことにばかりに目を向けていた。自分の気分の上がり下がりばかり。初めて会う人にも攻撃的な態度をとったりしていた。こういう人と今の自分が話しをするとしたら難しいだろうな。感情移入しすぎてしまったりするかもしれなくて危険かなとちょっと思ったりも。その人の困っていることを、すぐに心開くことはないだろうから、時間をかける必要があるだろうなと思うし。自分はこうだったからこうした方がいいとか一方的に言うとかではないのだろうなと。
  • この人がピアサポートの輪の中に入ってくるとしたら、ようこそと言ってあげたい。また来てくれたら、来てくれてありがとう。という態度をとれたらいいなと思った。
  • この事例の渡辺さん地域に来たばかりでつながりがないんだったら、一緒に買い物に行ったり、お茶飲んだりするつながりとかがまだまだ必要なんだろうなと思った。
  • 主治医しか信じていないということを、この場に話しに来てくださっていいんですよ。私たちのことを信じることができないというそういうことから話してくださっていいんですよ、ということも言うような気がします。
  • 私自身が同じ病を持ている仲間であるということを相手に話すかな。
  • 地域活動支援センターとか、みんながいる仲間のところでつながれたらいいね。
  • できないことはできないとすスタッフも言ってよいと思うが、それを初回で言えるだろうか。
  • 渡辺さんはピアサポート以外にも必要なものがあるんだ。誰も知らない土地にきたばかりで仲間が欲しい。それを支援といわれてしまうと違うのかもしれないとも思う。
  • なぜこの渡辺さんはクライシスハウスに来たんだろう。来た後の渡辺さんの居心地はどうだろう。
  • 中動態というキーワードが出てきました
感想も含めて
  • クライシスハウスに足を運んでくれただけでも意味があるのかな。
  • 今の私だったら主治医に期待していることについても教えて欲しいなと感じました。
  • あなたは何を学ばせてもらったか、という問いにはっとさせられた
  • こたえのないことをみんなで考えることができて深く考えることができてよかった。
  • この人はどういうタイプだろう、ってまず一番最初に思ってしまう。だめだめ、渡辺さんと向き合わないとと思った。思い込みは過去の経験から持ってきちゃうんだなと。
  • ピアスタッフなんです、ピアサポーターなんですという肩書きを言ってしまうことがこわい。それを言うと、責任が伴ってしまう気がして、相談に来てくれた人をなんとかしてあげなくちゃとか、よりよい方に、とか無意識にそういうことを考えちゃったら、ピアサポートとか支援とかわからなくなっちゃって。
  • 自分にはできないことも伝えていく、相手のことを信じたり、相手の回復をしんじることができるだろうか。一緒にやっていきたいと思っているし、あなたの選んでいることを応援したいという気持ちもでてきたらいいな。その人と自分が違うと思ったら話しを聞けないかも。
  • 自分がサポートする立場にいた場合には、相手との物理的な距離感がわからなくて。たとえばツイッターとかSNSはつながるのがいいのか。面談するときだけの関係がいいのか。とか。
  • 信頼してた医療職がいたけれど疎遠になって、疎遠になった、冷たくなったって思ってしまったことがある。でも、どうやらご家族の事情とかがあったみたい。支援者やピアスタッフにも相手の都合もちょっと気に留める必要があるのかなと思った。
  • 自分にとっていい距離感と相手にとって良い距離感は違うから、自分もどうしたらいいかわからないのですよ、そこはどう思いますか、って戸惑ってることも言っても良いのかもとと思った。
  • 自分は、自分軸で、私はこう思う、とか、一緒に居続けることができたらいいな、とか思っていて渡辺さんから見た世界がどうなってるかを考えられていなかったことに、グループの人と話すことではっとさせられた。一人で考えているとかたよる、いろいろ話して気付きが起きた。
  • あなたは何を学ばせてもらったか、という問いは、こちらが謙虚に、同じ地平に立って考えないと出てこない問い
  • ピアサポーターはバウンダリーを引いてするものと教えられてきて、渡辺さんにとってのいちばんを仲間とつながることを優先に考えてしまってそれに執着してしまい頭が固い自分がいるなぁ…と考えてしまいました。
  • 自分はIPSの勉強会とか、こういうリカバリー活動自体も知らなかったので、渡辺さんも知らないのではと思った。
  • ピアサポーター、何かをしなくても、いるだけで意味がある。いるだけで力になる。患者さん同士でも、私を見て元気になったとか、やりたいことができたといってくださったことがあって。何か特別に助けるとかなくても、それぞれがそこにいるだけで価値がある、意味があることなのかなと思った。
  • 自分がピアサポーターに初めて会ったとき、そのピアサポーターは元気なさそうに見えたんだけど、それでも、働いていいんだ、万全じゃないけど、仕事をしていいんだ、と自分が踏み出す後押しとなった。背中を押してくれた。

みなさんのいろいろな考えや感想にはっとさせられたり心があたたかくなったりすることばかりです。どうもありがとうございました。

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ゆっきぃのひとりごと:自分はここから何を学んだか。すごく大事な問いだなと思いました。そして、皆さんがこの勉強会の対話の中で学んだことをシェアしていただくことからも、ものすごい学びがあって。全員が全員から学び合う勉強会という感じで、本当にありがたいです。


この日の勉強会の進行↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会

日時:2021年1月29日(土)13:30-15:00 場所:zoom

1.はじまりの確認(チェックイン)

2.前回までの振り返り クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.16~)

クライシスハウスを利用するかもしれないゲストは、ピアサポートワーカーと前もって、どんな風に使いたいかを話し合います。(-中略-)この理由は、調子が乱れた状態から距離を置いている今の時点でどう感じているかがわかるからです。この視点から始めると、クライシスハウスを使うときに、ピアサポートの関係を保つ助けとなること(たとえば、相互の責任、パワーを共有することについて)を話しておくことが出来ます。この話し合いの時に、ピアサポートの関係を体験してもらい、他の緊急時支援とは違った雰囲気を感じてもらいます。

クライシスハウスを利用するかもしれない人(ゲスト)とどのように使いたいかを話し合い記録する
気分がすぐれないとき、あなたがどのようなパターンに陥りそうか、そして、それらのパターンから抜け出すために何が助けになるか、どのような関係がお互いに成長し、責任を引き受けるためのサポートになりそうかを考えてみましょう。あなたがクライシスハウスを利用するときに、今日話し合った内容を取りだして、あなたがここで過ごす間、私たちは何をしたらよいのかを見つけるために使います。これはいつでも変更できます。物事が行き詰ったときに、これを見るというだけのことです。私たちとあなたの双方のためのものです。私たちは、誠実で、心を開き、あなたと対等な関係であるという前提のもとに行動することを約束します。

3.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.17~利用するかもしれないゲストとプランを作る) 

面談で、相手の話を書き留める役に陥ってしまいがちです。この面談は本当の対話であってほしいと思います。
クライシスハウスに面談を受けに来た人が(渡辺さん)がいます。あなたが面談の担当になりました。あなたは、渡辺さんを地域のサポートグループで見かけていて、渡辺さんがこの地域に来たばかりで、支援センターのスタッフとしかつながりがないことに気が付いています。渡辺さんは、支援センターのスタッフからここの利用面談を受けるように言われて来ました。渡辺さんは、支援センターのスタッフが専門家だと思っていて、ピアが自分の助けになるとは本当は思っていません。あなたが、その点を問いかけたとき、渡辺さんは以下のようなことを言います。
「でも、私の主治医の先生は・・・と言ってます。」「私は用心深くしていないと、再発するかもしれない。」

試してみたいこと:小グループまたは大部屋で①~③を 

①渡辺さんについてのあなたの思い込みはどのようなものでしょう?
②面談をしていく中であなたは渡辺さんから何を学びましたか?
③渡辺さんがクライシスハウス(ピアサポート)をはじめて利用するとしたら、どんな様子だろうと思いますか?

4.勉強会の感想 今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

【今後の予定】2022年2月26日(土)13:30- 

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。

次回勉強会は2022年2月26日(土)13:30~ を予定

次回勉強会日程のご連絡です。

次回:2022年2月26日(土)13:30~  ZOOM で予定しています。

2021年12月18日(土)のZOOMでのIPS勉強会のご報告

 12月18日(土)13:30-15:00に東京でのIPS勉強会がZOOMで開催されました。この日は15 人での勉強会でした。

具合の悪いときの過ごし方の話や、クライシスハウスについての話をしました。

後半は、
「気分のすぐれないときのパターンから抜け出すために、何があなたにとっての助けになりそうでしょうか。」
「この話し合いを、どのように記録しますか?(できれば一緒に何かを書くようにする、とテキストにはあります。)記録されたことはどのように共有しますか?」
ということについて、2-3人の少人数でお話ししたい方と、大きな部屋にいたい人とで分かれて自由に話しました。

記録について、さまざまな工夫や思いが語られました。順不同でメモを書いておくと
  • 白い紙を二人の間において、それをどんどん指しながら、一緒にやっていく。その白い紙を赤ペンで書き足したりして、こういう感じ、と伝えた。
  • 自分自身が診察を受けていて、何を書かれているのかな、と気になったから、自分が誰かとの話を記録するときには、一緒に確認しながら、可視化しながら。
  • 情報って繊細な部分。
  • 情報があるとないとで、スタートラインが違う。(支援するされるのところにいると)そういうことに慣れてしまう。
  • 当事者研究で参加していたグループで、昔こんなことあったねと過去の模造紙を出して、今はどう?とやってるところもある。過去自分が言ったことに整合性を求められるようで、しゃべりたくないという思いがある。
  • 情報共有されることを嫌がる人もいる。本人がどうしたいかを大事にすること大事。強制することをやめたらよくなった。本人の自主性をどこまで重んじられるかが鍵となるのでは。
  • 誰にも言わないでいてくれるからこそ、あなたに言う。これは上の人には言わないで。と言われたことがある。今でもどうしたらいいかわからない。
  • その人やその場にいた人が後で読み返したときに「あの時どんな気持ちだったか」がわかるように記録を残したいなぁと思う。なんとなくWRAPでの「発言をホワイトボードに書く」感じに似てるかなと思う。
  • 自分の話を四字熟語に変換されてしまったり、違う言葉にされたりすると少し傷つく。

助けについて
  • 「大丈夫」って言ってるときは大丈夫じゃないときだと周りが教えてくれたり。こうしてあげたときに元気になってたよ、とか。言われないとわからないこともある。話し合いたい。
  • 助けで一番役に立ったのは、寄り添うでもなくわかるでもなく、話してくれるのが一番ありがたかった。へたな同情が一番うっとおしい。
  • 信頼できる人とゆっくり話す。雑談が一番楽。
  • あなたはそう思うのね。といわれると、そのあとに「私はそう思わないけどね」というのがついてきてる感じがしちゃうときがある。
  • 話をしたり聞いてもらうことが大事というのは実感があるが、現在の社会の制度では、利用登録をしていないと話を聞いてもらうことすらできないことが多くてせつない。
  • 精神症状だけじゃなくて、身体症状が出てきたときに、現実問題として動けないとかのときに、制度の申請ができないとか。そういうときにはピアサポートではなくて専門職の仕事なのかなと思うけれど、合う合わないとかはある。そのつらさを話してほっとしたり、実際に困りごとが解決しない、ってときにピアサポート。


無言の時があったときにピアサポーターはどういう対応をしたらいいのだろう

  • 「沈黙をやぶるのは相談者でなければならない。」と聞いた。とにかく黙って、それもその人の表現なのかなと。
  • 自分自身は沈黙恐怖。何か言わないといけないかなと思ってしまうタイプ。寒くないですか、とか、言ったり。
  • 言葉にならないというのがあなたの部分なのでしょうかねと言ったり。
  • 自分が相談者側だったら泣いてるところも見てもらいたい。
  • 人として信頼してもらえたらうれしい。
  • 自分のペースで、沈黙になってしまう人もいる。一緒に沈黙。沈黙を共有できる存在になりたい。
  • 顔見知りになってきた場合、何気ない会話の中で、いいなと思ったこととかを言ったり。
  • 沈黙もそのままにしてくれるし、アドバイスもしないし、とわかったときに扉がひらいていくのかな。
この日は2021年最後の勉強会でした。結局2021年はずっとオンラインだったなぁと思いつつ、オンラインでもこうしてつながれることに幸せを感じての会でした。みなさまどうもありがとうございました。

東京周辺のIPS勉強会のメーリングリストにzoomのログイン先をお知らせしています。 zoom勉強会にご参加になられたい方でゆっきぃをご存じの方はゆっきぃへ直接、そうでない方は「IPS東京勉強会」 ipstky@gmail.com までご連絡ください。

ゆっきぃのひとりごと:この勉強会の中に限ったことではないのですが、失言をしてしまった、とか、あそこでこんな言い方ができたらよかったと、自分で落ち込むことも多くあります。でも、IPSの勉強会でご一緒する皆さんのお話をお聞きすることができるのを毎月楽しみに過ごしています。


この日の勉強会の進行↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会

日時:2021年12月18日(土)13:30-15:00 場所:zoom

1.はじまりの確認(チェックイン)

2.前回までの振り返り クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.16~)

クライシスハウスを利用するかもしれないゲストは、クライシスの前に、ピアサポートワーカーと前もって、どんな風に使いたいかを話し合います。よくある精神科医療のように、かなり具合が悪いとき(クライシス)に面談が行われるのではなく、クライシスハウスの利用のための話し合いは、調子の整っているときに行います。これを事前にしておく理由は、調子が乱れた状態から距離を置いている今の時点でどう感じているかがわかるからです。この視点から始めると、クライシスハウスを使うときに、ピアサポートのあり方を保つ助けとなること(たとえば、相互の責任についてや、パワーを共有すること)を話しておくことが出来ます。このインタビューのやりとりで、クライシスハウスを利用するときに経験するような(ピアサポートの)関係を体験してもらい、緊急時の他のサービスとは違った雰囲気を感じてもらいます。

クライシスハウスを利用するかもしれない人(ゲスト)とどのように使いたいかを話し合う このクライシスハウスは精神科医療とは違っています。ここでは、クライシスは、関係の中で成長し、古いパターンを変える機会だという見方をしています。ですから“治療”はしないし、あなたのケアをすることもしません。その代わり、私たちは誠実さ、思いやり、お互いが責任を持つ関係を提供したいと思っています。 ・・・


3.クライシスでピアサポートを活用する(7巻 p.17~利用するかもしれないゲストとプランを作る) 

気分がすぐれないとき、あなたがどのようなパターンに陥りそうか、そして、それらのパターンから抜け出すために何が助けになるか、どのような関係がお互いに成長し、責任を引き受けるためのサポートになりそうかを考えてみましょう。そして、もしあなたがクライシスハウスを利用するときには、今日話し合った内容を取りだして、あなたがここで過ごす間、私たちは何をしたらよいのかを見つけるために使います。けれども、これはいつでも変更できるし、あなたのために私たちが目標を設定するということではありません。物事が行き詰ったときに、これを見るというだけのことです。私たちとあなたの双方のためのものです。私たちは、誠実で、心を開き、この関係の中であなたと対等であるという前提のもとに行動することを約束します。

試してみたいこと:小グループまたは大部屋で①または②を 


①2人組、3人組でお互いに話を聴く(聞いた話は他者には言わない) 「気分のすぐれないときのパターンから抜け出すために、何があなたにとっての助けになりそうでしょうか。」

②この話し合いを、どのように記録しますか?(できれば一緒に何かを書くようにする、とテキストにはあります。)記録されたことはどのように共有しますか?

4.勉強会の感想 今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?

【今後の予定】2022年1月29日(土)13:30- 

IPS勉強会ブログに勉強会でのやりとりの抜粋を報告しています。個人を特定する情報は載せません。ご自身の発言と思われることへの削除や修正をされたい方はいつでもご連絡ください。