前回(3月)の記事↓のアップをしてませんでした!ごめんなさい!
3月15日(日)17:00-18:30に東京IPS勉強会がオンライン(ZOOM)開催されました。20名のご参加でした。
今回も、初めての方やお久しぶりの方がいらしてくださり、大勢での会となりました。
チェックインや、IPSについては、全員で行い、5人グループに分かれて話をしました。
まずは、IPSって?というお話です。それぞれのIPSについて、あるいは、どんなところでIPSを感じたか、通じ合う感覚などについて冒頭で話し合いました。
- つながってる感覚:あいさつで感じたり、深い話ができたときにつながったり、とか、対立した時にお互いに何が起きていたかを話し合えた時に
- 支援者の話:コロナのときに救いたいのに救えない、人を救いたいのに救えない
- 仕方ないという人と、現場のスタッフ同士の対立 何を大事にしたいのかがぶれている
- お互いに助け合う、相互に学んでいく、けれどモラル的な世界観が対立した時に相互性が発揮できなくなる
- 落としどころをみつけるのは難しい、向かうことへ向かうのは難しい
- 助けから学びへ
- 助けるだけじゃないんだなということを学んだ人もいた
- 個人から関係へ
- お互いにどうすればいいのか つながり続けるために
- ちょっとだけ寄り道することで安心することも
- 恐れから希望へ
- たとえば12ステップのピアのリーダー 自分の価値観が法律的にアウトだったりすると話してはいけないと思ったり、でもその話が希望になる人もいる
そのあと、聞くことについて、小グループに分かれて「聞くこと」について話しました。(聞くことについて話す、っておもしろいですね。。)
その後、2人組になって、「聴く・聴く」の演習です。
勉強会全体の感想です
- 聞くこと:実際に聞くというワークをやってみたことでわかってきた
- その人のバージョンのストーリー、物語を聞く、ということがわかったような気がする
- 7分って長いような短いような。すぐに時間がたっちゃう。ちょうどいい時間かもしれないなと思った。
- 話を聞いたときに表情が変わって、反応して嫌な顔をしてしまった。なかなか聞くのがしんどい
- 自分がしゃべるときに相手を見ない。相手のリアクションがこわい。自分は自分の思い出している景色を見ながら話していて相手を見ないなと気づいた。
- 聞くときに意識したのは、話している内容もだけれど、語られない方にも意識をしながら聞いた。大丈夫だよ、っていう看板を持っている感じで。大丈夫だ、という念を送りながら。これからも語られないストーリーに意識を向けられたらと思いながら聞いた
- 聞いてもらえたと思えた経験 自分は思い浮かばなかった。でも、このワークをしたら、聞いてもらえる感じがあって、うれしかった。仕事では、どう返そうかと思いながら聞いているなと思った。それって相手にフォーカスがあたってなくて、自分にフォーカスがあたっているなと思った。違う聞き方をする、ということをできてよかった。
- 気合を入れて聞くというよりは、見えているものとか語っていないものに 集中というよりは、ジャッジをしない感じがすごく楽だった。
- 落ち着きがなくて人様の話を7分も聞くのは日常無理なのだが、聞いてもらえたって言ってもらえてうれしかった。お聞きさせていただくことが、「つながる」ことにもつながるのかなと思った
- 無言のワークは大好き。いつもは、文章として話さないといけない、まとめて話さないといけないと思ってしまうのだけれど、このワークでは、湧いてきた言葉を並べてみる、つじつまがあってもあわなくても聞いてくれる。まとめなきゃいけないというとらわれから離れられる。これが聞いてもらっている感覚なんだなと感じる。ジャーナリングをしている感じ。ただ出てきたものを書くというような。話を聞いてもらえると、自分がただ癒されていく。エネルギーをもらっていく感じがあって。これをやっていると相手と自分がつながっている感じ。
- 聞いているときはしょっちゅう、どう返せばいいのかといつも考えてしまう。このワークは返すことは考えない。おなかで聞いてる感覚。この人ってこういう感覚なんだな、とおなかで感じられる。
- 会話するっていうのから離れさせてもらえたのが自分にとってありがたかった。声も画面もオフにしていて、それがよかった。思っていることを話すときに、ほかの人の表情で、話すことを変える力にもなる。うなずきひとつでも変わって行っちゃったり。生で会っていても、ためいきとか、うんうん、というのも圧があったり。ほんとうにささいなことでもどんどん変わって行っちゃう
- 自分がはじめて学校の教室であったことを話したときに、たくさんの人に聞いてもらっていたが、見張られているんじゃなくて、見守られている感じがあって、先生の表情とかいろんな反応がきたりしていたけれど、あなたの話をまとめたいとかコメントしたいとかじゃなくて、その人のカラダで反応していて、その人がその人のままいてくれていたり。
- 話を聞かせてもらったときに、なんのコメントもできなくてすごく無力だなと思ったけれど、ありがとうございます、って言われたけれど、聞き方を一緒に探している感じがして。その人は話すのを探している感じがして。一緒に探していることしかできなかったけれど、話しているときも話していることを探していて。一緒にいられることがありがたかった。その時間を今でも思い出したりするので、聞いてもらった感じ。不思議な感じ。それをしたくてここに来てるのかな、と時々思い出す。
- 2の、IPSでこの場でしたいこと、向かうこと、恐れから希望へ、とか、すごく難しいなと言う感覚をもつのだけれど、聞く演習をすると、少しできるのかな、と楽観的な気持ちになった。
- 先月の感想も含めて、聞いたもらった経験があるか、と問われると、先月は思い浮かべることができなかった。自分の中で、人に大いに語って聞いてもらうということを、人の時間を奪ってしまうというような感じがして、長々と話すのが苦手。人の話が長いのも、敏感に感じたりする嫌な奴なのだが、そういったところがあるなと振り返れた。
- 先月やってみて、相手の人はリアクションしたい感じで、黙ってられない感じがあったのだけれど、一生懸命話しているうちに、自分の世界観がむき出しになっていく感じを感じることができて。普段は簡潔に話そうとしているけれど、相手がリアクションもしないで聞いてくれるとむき出しになっていくんだなと感じられてよかった。
- 話をうかがえてありがたかった 自分のことを考えて聞いてもらえる機会が少なかったので、そういう機会をふやしていけば、嫌なことをしようと権力とか力とかお金とかで嫌なことをしようとしているけれど、排除、はなれられることがありそう
- リアクションがあると、自分のむき出しのものが押さえられてしまう気がして、リアクションがないことで、むき出しの自分が出てくる
- 精神科医療の中で行われている相談技術がとっちらかってる感じがする
- 昔ピアサポートの聞き方の勉強会 90度に座るとか、なんだこれ、って聞いていたことがある
- 聴き手側でリアクションが起きてしまったときにそれに気づいて、自分でテーブルの上に出せたらいいのかも
- 自分は結構反応してしまって、首はすごく動いてしまったり。その背景に何があるのかと思うと、ちゃんと聞いていると思われなかったらどうしようと思ったり、相手との距離感があるときの恐れがあるのかなと思った
- 強い頷き、圧が強い頷きが、相手を誘導しちゃう、12ステップのグループでうなずくのやめてください、って言われたことがある。でもそれが、ほかの人にはうなずかないと思っちゃうかもしれないし、その話の方向にしないといけないって誘導みたいになっちゃうのかもなと思った。
- 眉間にしわがよって、相手のトラウマが出たりするが、相手にそれが出ても、相手の何かに触れたんだろうな、と思うだけ。聞いてくれてるんだなという気持ちに自分はなる。仲間からは、そういう表情はね、って言われるジレンマとかありつつ。
- 聞き方、話し方を一緒に というのに共感した。自分は果たしてそれができたか?前回の勉強会でも後ろにある空間をちゃんと受け止められただろうか、と不安に思って。それをストレスなく聞いてくださっていたとしたらうれしいのだが、もしもそれがストレスになってたらどうしよう、と不安に思った。
- 聴くことも、語ることも、難しい。相手によってその関係性によって、しゃべることも聴くことも変わって来るし、その態度も変わって来る。その人が言いたいことをうまく伝えられたかな、とちょっと不安に思ったり。笑顔を見て安心したり。
- 自分は仕事の中では、リアクション大き目。今日のお昼くらいまで心乱れることがあった。だいぶ落ち着いてきた。相手の方が静かな人で、どう思ってるんだろうと考えると、そこに対するメッセージを感じてしまう。そうじゃない、みたいに思ってるんじゃないか、と思って。言う人ばっかりが力があるわけじゃなくて、言わないことの力も。脅威に感じる静かさもある
- 自分も職場で首がもげるほどうなずいたり。あざといと思いながらやっちゃうこともある。
- 黙って聞くというのは慣れが必要と思ったり。嫌とかそんなわけではないのだけれど、こたえなきゃいけないかな、と反射的に思うことがあった
たくさんのご参加をありがとうございました!
【次回以降の勉強会予定】
5月16日(土)17:00-18:30 ZOOM
ゆっきぃのひとりごと:今日もありがとうございました。今回は、聴くことについて、いろんな思いが出され、どれもそうだよなぁ、と感じました。静かさの脅威も確かにある!と思ったり。
勉強会の振り返り:
今日は日曜日の夜だということもあり、感想の続きを話して短めに終わりとなりました。振り返り的な内容をここに貼っておきます!
- はじまりの確認 何分くらいまで、時間調整の意識ができるので、なんとなくざっくり言ってもらえる方がなんとなく。急がせていくとは感じない。
- 4を読んだあと、演習にうつったのは、時間の使い方としてはいい感じがした
- もしかすると、2,3,4をグループで共有するという可能性もあるかも。でもそれだと盛りだくさんすぎるかも。4も交換できたらよかった
- 7分聴く、30秒沈黙の時間 だったが、画面共有の時間とかも必要なので、あと1分はあるとよさそう。
- クロストークにならずにリフレクティングになってよかった。
3/15の勉強会の資料内容です。
IPS(インテンショナルピアサポート=意図的なピアサポート)東京での勉強会
日時:2026年3月15日(日)17:00-18:30 場所:ZOOM
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
日時:2026年3月15日(日)17:00-18:30 場所:ZOOM
1.はじまりの確認(チェックイン)①呼んで欲しい名前 ②何に動かされてここに来ましたか?
2.意図的なピアサポート(IPS)で学ぼうとしている関係と、この場でしたいこと
(IPSでの)ピアサポートとは、お互いが学び成長するのに役立つような関わりをすることです。 IPSはトラウマの経験(こころが傷ついたり、おさえられるような体験)を考慮したピアサポートです。
ピアサポートはメンタルヘルスを目的としていますが、メンタルヘルスは病気の反対ではありません(裏面参照)
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
IPSで大切だと考えている4つのこと:
(1)つながり:通じ合う感覚 (2)世界観を理解するために助け合う (3)相互性 (4)向かうこと
IPSの3つの原則(principles):「助け」から「学び」へ、「個人」から「関係」へ、「恐れ」から「希望」へ
3.前回までの振り返り(前回は12/27対面, 1/10 ZOOM )前回:言語(ことば)について
最初の会話が持つ意味と重要性/言語が現わしている世界観に気づき、言葉を意識的に使う大切さを理解する
4.聞くこと(2巻 p.15~ ) 第3章 違った聞き方をすること
この章の目標: 1. 聞く力についての理解を深める
2. ピアサポートのための聞く技法について学び練習する
私たちの多くは、今までどこかで、傾聴について何がしかのトレーニングを受けています。通常、傾聴は注意を払っていること(気を散らさないこと)、体を閉ざさないこと(胸の前で腕組をしないこと)、目を合わせること、というような意味です。相手の人を見て、正しいことを言っていれば、“良いコミュニケーション”をしていると思っています。でも、多くの場合、コミュニケーションそのものには注意が払われていません。そのことについて説明させてください。
良いコミュニケーションは、そこに二人の人が関わっています。それぞれが語っていること(あるいは語っていないこと)について、どのように、何を、どうして語っているのかを理解している必要があります。また、聞き手として、私たちが聞いていることは、多くの可能性の中の一つでしかないことに気が付いていることが大切です。言いかえれば、人の話を聞いているとき、私たちは彼らのバージョンの“ストーリー”を聞いているのです。(たとえば、話している人が私たちをどんな人だと思っているか、その人は今この時点で自分のことをどう思っているかに基づいて、何を私たちと共有するかが選択され、話されています。)純粋に興味と関心をもって聞いているときには、何が語られ、どのように語られ、何が語られていないのかを聞いています。このように考え、見、理解するようになったのはどうしてなのかを知ろうとして、(世界観のことを覚えていますか???)聞きます。このように聞くことは大変な作業です。そして、とても実りの多いものです。
1. 聞いてもらったと思えた経験はありますか?それはどんな体験だったのでしょうか。
♪演習: 「聴く・聞く」ことをしましょう
聞き手:話し手の見える世界を理解しようとしながら聞く。黙って聞くだけでよい。
(話し手の世界観を味わいながら、お互いの間に流れているものにも意識を向けてみながら。)
話し手:①話したいことがあったら、話してください。②話したいことが特にない場合、IPSやIPSの勉強会に期待することについて話してください。③黙っていてもよいです。あなたの好きに時間を使ってください。
5.勉強会の感想:心に響いた事、印象的だったこと、あなたの世界観に影響したことはありましたか?
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
★次回までに今日のテーマについて考えたり、他者の世界観も意識してみるのはいかがでしょう
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