2019年4月7日(日)にIPS東京勉強会がありました。今日は14名の参加者で、引き続き、共同スーパービジョン(一緒に振り返る)についてを題材とした勉強会でした。
前回の振り返りで、「向かうこと」について。
期待されることや社会的に望ましいとされることについてと本当の自分が望んでいることについて。
関係の中で感じたことを相手に伝える(フィードバックを提供する)ことについて。
ふたをすること、自分をつらぬくこと、苦しさ。
本当の自分というものがあるわけではなく、その時々の関係があること。
などを話しました。
また今日は、静けさを味わう時間を長目にとり、それぞれ歩いたり校内の桜を見に行ったりしました。
静かな空と満開を過ぎた桜と、美しかったです。
どうもありがとうございました。
【次回以降の勉強会予定】
5月11日(土)10:00-12:00
場所:東京大学医学部3号館1階(S102) 地図:http://bit.ly/hVR5pV
参加費無料、申し込み不要
以下は、4/7(日)の勉強会でお配りした資料内容です↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2019年3月2日(土)15:00-17:00 場所:東京大学医学部3号館S202
1.はじまりの確認(チェックイン)(10:00~10:15)
• 呼んで欲しい名前
• 何に動かされてここに来ましたか?
2.前回3月の振り返り(10:15~10:30)
前回:第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(6巻 p. 12)
共同スーパービジョンでのIPSの4つの任務の振り返り方
向かうこと
* こんなふうにしたい・なりたいというビジョンを共同で作る
* そこに向かう次の一歩を考える
* 共に学び、成長する
* 共同スーパービジョンについて、何がうまくいったのかをお互いに評価する
* “向かっていること”を明確にする手助けをする
* 課せられた責任を果たしているかどうかを評価する尺度をつくる(方法を考える)
3.静かな時間を味わう や 太極拳 や外の空気を吸う(10:30~11:00)
• 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
• 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。
• ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。自分の心の声に耳を傾ける。室内でもどこでも。
• できれば、身体を感じ、身体の声を聴いてみられるような?
~休憩~
4.第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(11:00~11:40)(6巻 p.12~ )
フィードバックを提供すること、受け取ること
IPS を実践し始めてしばらくしたら、会話や関係がどんなふうに展開しているかについて、お互いに話し合うことが役に立ちます。振り返りのフィードバックを提供したり、受け取ったりすることは、共同スーパービジョンの関係を実り多いものにするために重要な役割を果たします。IPS の技法を使って振り返りのフィードバックを提供し、受け取る方法を学ぶことで、継続的に、学び、成長することが可能になるでしょう。ただし、フィードバックを提供することも受け取ることも、どちらも必ずしも容易ではありません。では、まず、フィードバックを提供することから始めましょう。
提供すること
*つながりがあることを確かめる:何がしかのつながりがあるときに、フィードバックを提供するようにしましょう。双方にとって、安全だと感じますか?あなたの気が散るようなことがありますか?
*許可を得る:ときに、人にフィードバックを提供するタイミングではないことがあります。あなたが観察したことについて、今、話をしても良いかどうかを尋ねることで、相手の人に良いかどうか答えるチャンスが出来ます(このことで、フィードバックについて ある種の不安を生み出すことになるかもしれませんが)。
*相互的であるために努力する:あなたが観察する側であったとしても、お互いがお互いから学んでいることに変わりはありません。あなたについて、相手の人も何か観察したことを共有したいかどうかを尋ねてください。
5.勉強会の感想(11:40~12:00)
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】
5月11日(土)10-12時 医学部3号館1階S102
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