2023年6月24日(土)のIPS勉強会(対面)のご報告

2023年6月24日(土)15:00-17:00に東京でのIPS勉強会が久しぶりに対面で開催されました。この日は7人の参加で、ゆっくりといろいろなお話をしました。

この日のテーマは、誰かの言葉などから、新しいことを試せた経験についてです。

まずは前回(5月)の振り返りから。前回の「それがあなたにとってとてもうまくいったとしたら」ってあるけど、その上手くいった感覚ってどんな感覚なんだろう、という話をしました。

  • このままでいいんだ、と感じられる
  • 何かに包まれているような
  • 手足が自由に動く感じ
  • 水の中にいたところを水面にあがって、息ができた、みたいな感じ
  • 手足を縛っていたひもとかがバン!とはじけ飛ぶ感じ
  • 苦しい状況の夢で、これは夢だぞ、と気付いた時の感じ

続いて、今日のお題は、「誰かがチャレンジしてくれて(あえて何か言ってくれる、何かしてくれるなどして)、新しいことを試せた経験はありますか?」「誰かからのチャレンジに“耳を傾ける(聞く)”ために、あなたはどのようなことが必要ですか?」についてです。

  • 通っていた先の人が、自分に関わってくれて、向きあってくれて、こういうことやってみたら、と言ってくれた。お客様扱いをせずに、自分の成長を信じて一緒に取り組んでくれた。
    • 「でも」とか「だって」とか言わずに「はい」と言ってやってみた。言ったことをやってみる、実践する、ということは大事。
  • 自分は大変なときこそ頑張らねばとどこかで思っていたし、聞かれても「大丈夫です」と言い続けてきた。しかし、つらそうだよ、大変そうだよ、と言ってもらい、自分の中でそれを認めたときに、壁が崩れて「助けて欲しい」と言えた。自分をしばっていたロープがはじけたような感じだった。
    • 3D(でも、だって、だけど)じゃなく、すなおに、自分に正直になった。
  • とても困っていたことがあったが、自分でそれを気にしていると思いたくなかったし、それをどうしたらいいのかもわからなかった。しかし、ある人が、それについて、それは大変だし、試しでいいので、と、自分を困らせているものを目にしなくていいようにする具体的な方法を一緒にやってくれた。
  • 職場で、これまでだったらあきらめていたようなことに取り組んでいる途中。声をかけてもらい、信頼できる人につなげてもらい、背中を押してもらえた
  • これまでは自分が空気が読めなかったり、うまくできないことがあって職場に居づらくなってやめることを繰り返していたが、自分の取扱説明書という考え方に出会った。自分の特徴や、こうして欲しいということを上司に伝えたら、理解してくれた
  • 自分の仕事の相手の人が、こうされると嫌だ、と言ってくれた。自分にわからせてくれたことがあった。

誰かが“行き詰っている”と感じたら、あなただったらどんなふうにチャレンジしますか?

  • ランチに誘う。面談じゃなくて、純粋に食事を楽しんだり、おいしいね、という気持ちをシェアしたり空気を楽しんで、話を聞く
  • 大変そうってわかってるよ、というのを言ってみる
  • 一緒にやりたいと思ってる、ということを伝える

などの考えや思いがシェアされました。

【次回以降の勉強会予定】

7月:7月16日(日)10:00~11:30頃  ZOOM

8月:8月19日(土)15時~17時 対面(医学部3号館S102)ZOOMに変更

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