2019年1月26日(土)にIPSの東京での勉強会がありました。
14人の参加者で、先入観や世界観について、相互性についてなどお話ししました。
この日は勉強会では初めて使う部屋で、私は勝手にやきもきしていましたが、場所や風景は違っても、作り上げられる場の空気はそんなに変わったりしないんだな、と感じました。
今日の勉強会では、
焼き大会でじっくり味わうということの感想や
「呼ばれたい名前」を聞いていることの意図や思いについて
先入観も自分を守るためだったり、まずは足がかりとしてだったり、必要な部分もあるのでは
とか、
ブルーハーツの「裸の王様」 「見えなくなるより笑われていたい」「言えなくなるより怒られていたい」の歌詞のご紹介があったり
フィードバックとは
互いの学び
援助者の役割に陥るとき
専門職というところから意図的にとっぱらっていく
言えないときって何が起きているか
相手を信頼できる環境
などなどいろいろな感想や話題がありました。
どれもつながっているんだな、と思いました。みなさまどうもありがとうございました。
ちなみに、IPSの4つの任務として「つながり」「世界観」「相互性」「向かうこと」があって、それらを「共同スーパービジョン」の項の勉強として振り返る形となっています。
【次回の勉強会】
(2月はお休みです)
3月2日(土)15:00-17:00
医学部3号館2階S202
以下は、この日(1/26)の勉強会でお配りした進行です↓
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IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2019年1月26日(土)15:00-17:00 場所:東京大学医学部3号館S202
1.はじまりの確認(チェックイン)(15:00~15:15)
• 呼んで欲しい名前
• 何に動かされてここに来ましたか?
2.前回12月の振り返り(15:15~15:35)
前回:第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(6巻 p. 8)
共同スーパービジョンでのIPSの4つの任務の振り返り方
世界観
* 何がうまくいっているのか、それはどうしてなのかについて、相手の人の見方を明らかにする
* 自分の思い込みと、それがどのように邪魔をしているかに気がついていること
* 他の人があなたをどのように見ているか(例:どんな役割か)を考える
* 好奇心と広い心で聞く
* “ストーリーの背後にあるストーリー”(例:この経験の理解の仕方をこの人はどのように学んだのだろうか)を聞く
* あなたの判断・審判(judgment)・パワー・特権に注意を払う
3.静かな時間を味わう や 太極拳 や外の空気を吸う(15:35~15:50)
• 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
• 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。
• ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。自分の心の声に耳を傾ける。室内でもどこでも。
• できれば、身体を感じ、身体の声を聴いてみられるような?
~休憩~
4.第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(16:00~16:40)(6巻 p.10~ )
相互性・どちらもが責任を引き受けること
* 世界観を理解する
* 自分の経験を共有する
* 双方のニーズが満たされていることを確認する
* 振り返りのフィードバックに耳を傾ける
* 学びのためのフィードバックを提供する
* 学びのためのフィードバックを相手の人が受け取ることを手助けする
5.勉強会の感想(16:40~17:00)
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】
(2月はお休み)
3月 2日(土)15:00-17:00 場所:2階S202(東京大学医学部3号館)
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