今日は共同スーパービジョン(共同リフレクション・共同振り返り)の6巻がほぼ終わった前回9月の「薬を飲むべきだよ。さもないと入院だよ。」の感想や、ピアサポートワーカーの役割について、誰かのために(for、to)ではなくwithなのでは、つながってるって分かるのはどんな感じ?などなど話しました。
その後、静かな時間を少し取りました。
そしてその後、「共にいる」とはどんな感じか、
黙ってただ聴く、という練習をしました。
黙って聴くという側からは
- 質問したいという思いがたくさん出てきた
- 相手が話しやすいようにしたいという思いが出てきた
- 自分のうなずきの強さとか、反応にもパワーが働いてしまうことを感じた
- 聴いているよと示すのは偽善のように感じた
- ただ聴くのはけっこう難しい
- ほかのことを考えてしまったりもしやすいことに気付いた
- 日頃は相手の話を途中から奪ってしまったり方向を変えてしまっていたかもしれない
話した側からは
- 話す、声にするということで気が楽になる感じがあった
- いつもは、相手に受け取ってもらいやすいボールを投げているということに気付いた
- 相手が返しやすい話しをしているのは相手のためではないかも
というような感想がありました。
相手を受け入れる、相手を変えようとしないというのは
ピアサポートの重要なところな気がしていて、
全身で聴く、黙ってただ聴く、というのは、
ピアサポートで、あるいは大事な人間関係でとても重要な何かなのではないかと感じました。
今日は13名のご参加で、このブログを見ていらしてくださった方もいらっしゃいました。
ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。
【次回以降の勉強会予定】
11月:11月17日(日)10-12時
12月:12月28日(土)10-12時勉強会、その後13時くらいまで焼き大会
いずれも場所:東京大学医学部3号館1階(S102) 地図:http://bit.ly/hVR5pV
参加費無料、申し込み不要です!
10/26(土)の勉強会の資料内容です↓
IPS(インテンショナルピアサポート)東京での勉強会
日時:2019年10月26日(土)15:00-17:00 場所:東京大学医学部3号館S102
1.はじまりの確認(チェックイン)
• 呼んで欲しい名前
• 何に動かされてここに来ましたか?
2.前回9月の振り返り
前回:第8章「意図的なピアサポートの共同スーパービジョン」(6巻 p. 15~)
フィードバックを提供すること、受け取ること
受け取ること (続き)
* 振り返りのフィードバックのすべての中に、一粒の真実があることを忘れない:自分ではとてもよかったと思っていた経験を、他の人は、全く違ったふうに見ていたかもしれません。どちらの見方も“真実”なのです。二つの視点についてお互いに理解することで、違った角度から物事を見始めることにつながります。
* 「このフィードバックに照らしてみると、私はどんなことに向いたいか」と尋ねてみる:私たちの中には、フィードバックを受けるとき、自分が何か間違ったことをしたと、自動的に感じる傾向のある人がいます。これは、秘密、恥、仕返しにさえつながりかねません。これらはすべて、避けたいことから避けるための手立てです。対話の中にとどまり、あなたの強さに結びつくような、あなたが向かっても良いと思うことを何か見出してください。
3.静かな時間を味わう
• 息を吸って、息を吸っていることに気付く。息を吐いて、息を吐いていることに気付く。
• 息をコントロールしなくて良い、ありのままの呼吸を感じ取る。ゆるめる。
• ただ受け取る。「沈黙」と共に過ごす。
4.ただ聴く
ただ聴く・受け取る
沈黙は沈黙のままで
5.勉強会の感想(16:40~17:00)
今日、心に響いた事、印象に残っていることはありますか?
【今後の予定】
東京勉強会
11月:11月17日(日)10-12時 場所:いつもの場所(東京大学医学部3号館S102)
12月:12月28日(土)10-12時勉強会、その後 焼き大会13時くらいまで
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